2017年1月19日木曜日

初磯


1月19日(木) (---)
天気 曇り
気温 6℃

昨日、今日と風がなく波の高さ1.0mと凪である
磯遊びには絶好である
 ところが、潮が悪い
旧暦の22日、満潮がお昼12時、磯は潮に浸かっている
干潮は朝6時である
行ってみるかと腰を上げた時間が8時30分
もう潮は満ち始めて磯を波が洗っている
タイドプールに手を入れると水は冷たい、磯の寒も進んでいる
この時期、この潮で採れる海藻は「オゴノリ」である
タイドプールの岩の縁に細い松葉のような海藻が伸びている
海藻を摘まんで鋏で根元を切り取る
一鋏で採れる量は僅か、生えているオゴノリも僅か
採ること10分で終了、一皿分の収量である
初磯、初摘みはこれで十分
磯の香りを楽しめる
序に、磯に付いている「ミナ」を獲る
磯の天辺なので小さなミナしか付いていない
磯を味わうには十分である
「オゴノリ」を湯掻くと鮮やかな緑に変わる
この「オゴノリ」を酢醤油で頂く
口中に磯の香りが広がる
磯物はこうでなくちゃいけません

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    オゴニリに苦みなですね。
    にがいシッポが、特徴で、その苦味が旨い。
    またまた、焼酎のあてにうまそうに飲んでいる姿が見えてきます。
    さて、本日は鹿児島大学で一コマの授業。
    大学と地域というカリキュラムで必修科目で、単位もある授業です。
    しっかりと地域の仕事とは?大学との関わりは??と話してきます。

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  2. オゴノリは磯の香りとプチプチした歯応え、苦ミナはしっぽの苦味と塩茹でのしょっぱさが旨さの核です。つまみとして最高の逸品。次の潮時には「ギンバサ」が待っている。この海藻も磯を丸ごと口に入れたような香りが素晴らしい。地域、地産、地場、地元食&地元食材、幾らでも自慢が転がっているような気がするなー。

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