2024年1月23日火曜日

雪が降る中の墓参り


1月23日(火) 0500起床 (ーーー)
天気 曇時々雪
気温 2℃

 0930時「稲佐山(いなさやま 333m)」の山頂展望台、山旅号で雪が降る中稲山道路で山頂まで上る
「日本三大夜景」を望める山頂展望台、雪で霞む先に大村湾その手前に長崎の市街地が細く伸びる


眼下には長崎駅と長崎港、そして長崎の中心市街地だが大きく広がることは無い、両側から迫る山の中腹まで住宅が張り付いている。坂の町長崎が見渡せる。


稲佐山から下り「長崎大学文教町キャンパス」を訪ねる。校門で訪問者表に名前を記載し入構料300円を払い構内を散策する


工学部、環境科学科等々、既に入学試験が始まっているらしい、試験会場への案内板が立ててある。雪が降る中校舎に走る学生、相合い傘で歩く学生、その中を渋い服装の先生が歩いている。
昼食には少し早いが生協食堂で「長崎ちゃんぽん 429円」を頂く。変わらない味にうっとり、あの頃を思い出してしまう。しかし、学生さんは昔々とは随分違う、下駄なし、腰手拭いなし、ボサボサ頭なし、無精ひげなし、皆さんこざっぱりどころじゃ無い余所行きとも思えるファッションに身を包んでいる。バンカラの欠片も無い。そもそも50年も昔と比べる事に無理がある。


それでも50年前を彷彿とさせる断片を、体育館の屋根直下の壁に見つける


ロッククライミング時に手がかりも足がかりも無いつるつるの岩壁では、岩壁に穴を穿ちボルトを叩き込み、カラビナを掛けアブミを掛け乗り越す。
そのボルトを体育館の壁の下から屋根直下まで穿って埋め込み、せっせと練習に励んだその1本が屋根直下に1本残っている。50年が一気に甦る、来て好かった。


先年亡くなった後輩のお墓へ奥さんに案内して頂きお参りする


50年会っていない後輩、今はいない後輩なのだが分かり合える、話が出来る。
悔いは無い筈だと確信できるのだ

4 件のコメント:

  1. さくらもち2024年1月24日 9:36

    切通さん
    お墓参りありがとうございました。大学生協のちゃんぽん美味しそうです。体育館の壁、私もアップザイレン?した記憶があります

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  2. 墓前で50年振りに〇彦君と話が出来て嬉しかったです。問いかけると答える、又問うと返してくれる。悔いなど微塵も無い事をお互い語っていました。此れからも語りかけながら山旅を続けるよと話す事でした。有り難うございました。

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  3. ぬの にんに2024年1月28日 21:51

    こんばんは
    出会いがあれば、お別れもある。
    久しぶりの大学はだいぶ変わっていたと思います。学食のちゃんぽんの味は変わってないかもしれないですが、。。。
    後輩さんがなくなられたんですね。
    私も同じゼミの同級生も亡くなったと言う訃報をなん度も聞く。しかし今でも私の中では生きている。

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  4. 学問の府どころか我が時代は「バンカラ」「山登り」「偶に講義」、好い時代に大学に行きました。親友以上の共に出会ったのもこの時代、宝物です。この時代を此所で過ごしていなければ今の私は無いでしょう。体も心も芯を作って貰いました

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