2024年7月5日金曜日

知床羅臼から転進、阿寒湖周辺「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」に登る


7月5日(金) 0340起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 12℃

7月5日羅臼港0900時発第一便「ホエールウォッチング」が全て満船、外国の方々がわんさと押し寄せる状況は羅臼も変わらない、今夏のホエールウォッチングは潔く諦める。


ならば「羅臼」を食すしかにだろう「帆立」「ホッキ貝」「アサリ」を蒸し煮し、


うどんを投入すると海鮮うどん、焼酎ハイボールが止まらない。


残っただし汁で今朝はソーメン海鮮汁、旨い。


羅臼ではカモメが屋根に止まる、カラスや鳩なら納得だが海岸の岩と勘違いしているに違いない。とは云え人間がカモメの領域を侵しているとも言えなくない


知床羅臼から南東へ70km南下すると「標津サーモン科学館」、漁期には全世帯に鮭を一本配るという町だから「鮭」への思い入れも深いに違いない。開館はは0900時、0600時では開いているはずもない。
よくよく天気予報を確認すると明日7月6日は雨、7月7日と8日は曇りで降水確率は40%である。となれば、今夏道東・道北最後の一山は本日登るしかないと阿寒湖周辺「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」に向かう。中標津を過ぎて広大な牧草地が広がる中、刈り取った牧草地に「丹頂鶴が三羽」親子だろう、釧路湿原から軽く100kmを一っ飛び豊かな自然が在ればこその一っ飛び、好い景色に巡り会えて感謝である


0805時、「道の駅 摩周温泉」を通り越し牧草地の真ん中の国道をひた走ると、極控えめな見落としそうな「登山口」の案内板が藪の中に立っている。


「ヒグマ出没注意」の看板の掛かった「シカゲート」を開けて登山口まで砂利道を1.5km登る


トレイルクラブを名乗るNPO法人のメンバーが、登山道の草刈りの準備中である。



「辺計礼山’(ぺけれやま 732.3m)」
歩行距離 6.2km 所要時間 2時間37分 総上昇量 494m

0830時 登山口発
0858時 作業道終点
1000時~1018時 「辺計礼山’(ぺけれやま 732.3m)」山頂
1049時 作業道終点
1107時 登山口着

今年二回目と云う草刈りの登山道は、それほど草丈もなく笹も被っていない
あの函館「毛無山」とは比べるまでもない、故に人気の山なのである。
それでも、アースジェットを吹き付けた登山靴とスパッツには「ダニ」が付く。が、次第に動きが鈍くなり落ちてしまう、アースジェット恐るべしである。


作業道終点から笹藪直登の登山道も笹被り無し


直登から笹斜面をトラバースして頂上に続く稜線に上がるも、稜線の岩を避けて笹の急斜面をジグをきって登るようになる


最後、頂上に続く稜線に登り上がると弟子屈の広大な牧草地が、大地一面に広がる壮大な景色が出現する、牧草が作物という北の大地の実に広いこと。


ここまで姿を見せなかった山頂が、白樺が疎らに立つ尾根の先にこんもりした笹原の姿を漸く現す


一頭三角点の「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」山頂
「ぺケレ」はアイヌ語で「明るい」、もしくは「木のない山」を意味するとか、笹の山故の名前だろう


展望は霞が掛かって効かない、微かに「雄阿寒岳」


「摩周岳」は見えているかどうか



霞の掛かった大地も悪くない
下って牧草地越しに見る「辺計礼山(ぺけれやま 732.3m)」、牧草地の中の単独峰で道は広く藪なし、展望は全周「屈斜路湖」「硫黄岳」「雄阿寒岳」「カムイヌプリ」も見えると云うから、人気な山な訳である


明日は雨予報のため「阿寒摩周国立公園」を楽しむ

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