7月1日(月) 0350起床 (ーーー)
天気 雨
気温 18℃
大きな町で泊した朝は「朝ラーメン」が楽しみで今朝も「味噌チャシューラーメン(970円)」をじっくり頂きます。朝御飯の他は昼夜兼用のツマミ付御飯を山から下って食べるのみのため、一日のエネルギー源故朝ギトギトだろうと汁だくだろうと完食、然も油多めで出汁は濃いめだから堪らない。
北海道で最も古い「外国樹種人工植栽地」、「三浦綾子」さんの「氷点」の舞台となり一躍有名になったとある
旭川市内の「外国樹種人工植栽地」通称「見本林」は、「道の駅 あさひかわ」直近の美瑛川河畔のある
明治31年に「ストローブマツ」「ヨーロッパカラマツ」「ヨーロッパアカマツ」「ヨーロッパトウヒ」の四種類の苗木を植えたのが始まりで、現在50種類の木が植えられているらしい
ハリウッド映画に映し出される森を彷彿させる、スクッと立つ姿形が好いストローブマツの並木道が実に好い。
「氷点」の有名な一節、こう描写されている
「ヨーロッパアカマツ」、初めて見る木なのだが山中で出会う日本のアカマツと見間違うくらい似ている、親近感が湧く
「チョウセンモミ」の木の木肌が日本の山中で見るモミの木より毛羽立って荒い、過酷な気候気温の中で生き抜いた結果の木肌なのだろうか
「グラウカトウヒ」の長く垂れ下がった枝先の葉、これこそ馬に乗った主人公が垂れ下がった枝を頭で避けながら森の奥に入っていく、ハリウッド映画定番の情景に無くてはならない木、初めて見るのでじっと見てしまう
美瑛川の堤防を越えて「見本林」は広がっている
そして「氷点」では、堤防と見本林はこのように描かれている
山に登らなくとも、広大な森、原始の森、生き物と共にある森を見せて呉れる「見本林」が町中にある。森の奥の深さと森が生き物と共に過ごす時間を町中で体感できる所は此所だけかも知れない
90km北上して明日登りたい山のある「遠軽町」、北海道のど真ん中、そのど真ん中の山、山、山、山、山、森が延々と続く。
「天狗岳 1553m」から「有明山 1634.9m」を歩くつもり、「赤いボディーの熊スプレー」を手に即噴射する準備と笛吹きっぱなし、それでも山は楽しみたい景色も見たい
問題は笹藪と夏草の藪に残る今日の雨によるびしょ濡れと登山道に被った笹藪のダニ攻撃、
登山口に行き敵わないと思ったら即引き返す勇気だって必要だろう
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