7月11日(木) 0330起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 14℃
層雲峡ビジターセンターで大雪国立公園のなんたるかを教えて頂く。「アイヌ語でオキムンカムイ(山の神)」と云うらしい。体重400kg、体長220cm、推定年齢7歳
連れが手を伸ばしても顔に手が届かない、そのでかさは実物を見ないと分からない
爪の威力は如何ほど?
考えるまでも無い出会ったら終わりだろう
大雪高原沼巡り、一昨年は沼入り口の橋が流出して入山不可、今日はレンジャーが早朝沼巡りルートを確認した結果、ヒグマと遭遇し熊スプレーの安全ピンを外す事態に至ったことから「大学沼」折り返しと決まったらしい
今季は三笠新道は閉鎖、高原沼から先時計回りの沼巡りの閉鎖らしい。ヒグマの暮らす世界では、そうそう思うようには行かない。
二百年を超えるエゾマツが立つ原生林を味わうには最高の場所なののだが気になるのはヒグマ
7月11日と記されたヒグマの足跡のマーカー、今朝レンジャーが早朝見回りで見つけたものだが「でかい」、400kgは無いかもしれないがそれにしても「でかい」
更に「食痕」のすさまじい事。水芭蕉はあの可憐な姿を想像したら大間違い、水芭蕉の葉は大袈裟に言えば「バナナの葉」、それをむさぼり食った後が登山道脇に彼方此方残る。つまりヒグマの生活圏域に入っている。
しかし、沼は静寂且つ美しい
静かすぎて怖いくらい
山と一体の静穏、静寂、その静かさは沼に立ってみないと分からない
この鴨沼で「オショロコマ」が泳いでいる、ここまで見せるかと破顔である
本日の沼巡り折り返しの「大学沼」でヒグマを見る
高根ヶ原の東斜面に残る雪渓をよくよく見ると一頭では無く二頭いる
レンジャーに「この距離は何時も保たれているのか」と問うと、「いや、こっちがこの距離を保つために後退すること度々です」と云うから、レンジャーの知識、胆力恐るべし。今最も会いたくない動物は「ヒグマ」です。
等と云いつつ大雪高原沼巡りをしているのだが、お尻の穴つまり肛門が痛い
昨朝、思いっきり最後の一塊を出そうと息んだ際に肛門に事故が発生したらしい
沼巡り中はその痛み所では無い緊張感で忘れていたが、駐車場に着くと「痛み」が倍増、85km走って旭川市の専門病院で受診、お薬で完治するらしい
「ヒグマ」と「肛門」等話しがマッチする筈も無いがこんなことだってあるのが「山旅」さ!
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