2016年11月19日土曜日

物の怪に会う


11月19日(土) 0530起床 (138/94)
天気 曇りのち雷雨
気温 16℃

秋の初めに再び目を出した山椒も、その芽を散らし始め樹下に芽が散乱している
山椒は、山旅の山中でも度々で会う、その度に芽をちょいと採って香りを楽しみながら歩く
摘んで香りを楽しむ木もあれば周囲に芳香を放つ木もある
山ではこれらの香り、匂い、風、光、騒めき、煌めきが、夫々ではなく混然一体に混じりあい山に溶け込んいる。山に登っているとこれらが、体に沁み込むように入り込んでくる。入り込んでくるものが一山一山違い、この違いを五感が捉えてその山の印象として記憶される
この五感が凍り付く瞬間、登山道での一瞬がある。「総毛立つ」瞬間である。
来たかとも、矢張りとも云う瞬間である。、
そこだけ「混然一体の混じりあい」が、歪み異質なのだろう
「物の怪」という言葉が、一番言い当てているように思う
度々経験するうちに怖さや畏怖は無くなり、五感を研ぎ澄まし歪みや異質を探ったりする。
大きな山でも小さな山でも、里近くの山でも奥山でもこの瞬間がある。
五感の準備が整っていないと乗り越えられない。
下界では、この種の「物の怪」ではないとんでもない「物の怪」が跋扈しているから、五感で探る山旅三昧には手に負えない
このとんでもない「物の怪」と、下界で一年も二年も、対面するなど真っ平、とても勝負にならない。
山の「物の怪」が可愛く思える
五感が拡がる山に早く行けるように、完治に一直線閉じこもりあるのみだ。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    そうですね。兎に角、完治を目指してゆっくりとじっくりと療養してください。
    本日は産業祭や色々なイベント盛りだくさん。。
    夏から続くイベントの嵐も最終章。
    明日からは冬に向けて、クリスマスや年末商戦などなどせわしい日が続いて参ります。

    物の怪の気配は下界では全然気がつかない。いつも緊張感たっぷりの仕事から考えると物の怪だらけかもしれないですね。

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  2. 閉じこもりに飽きた。とは言ってもイベント会場の人混みはとても歩けない。片足で歩くような状況が、漸く痛い足が地面を掴むようになった。これからが一番用心しなければならないところだ。ここで失敗したから今まで長引いている。閉じこもっている限り「物の怪」にも出会わないから心配はない。「物の怪」に出会う前に完治だ

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