9月14日(日) 0440起床 (---)
天気 晴れ
気温 20℃
「粟津嶽山」
歩行距離 3.7㎞ 所要時間 1時間32分 総上昇量 140m 移動平均速 4.0m(全体平均速 2.7㎞)
0640時 公園駐車場発
0725時~0730時 「粟津岳山(あわづだけやま 164m)」山頂
0812時 公園駐車場着
温泉街の大王寺の奥の池を配した「おっしょべ公園」の駐車場に案内板が建っている。
泰澄大師と岳山の案内標識に従いコンクリート舗装を上がる
上がりついた広場には四阿が立ち「泰澄大師像」が建つ
養老2(718)年に師によって開湯された「粟津温泉」、「岳山(だけやま)」はその「粟津温泉」の裏山である
広い遊歩道が丘陵の林の中に伸びている、雨に流された落ち葉や夏草が覆う個所もある。
途中出合ったトレーニング中の二人のお兄さん曰く「珍しい、何時も出会わないのに」
確かに多くの人に踏まれてはいない。
遊歩道には分岐に案内板が立ち、位置と距離が明示されて分かりやすい
公園内の遊歩道と云うイメージである
山頂へは急坂を上がる、粘土質の地面が青く苔むしているのでお助けロープが張ってある
「粟津温泉の裏山で、小松市街地の展望台」といううたい文句に誘われて登った「粟津岳山(あわづだけやま 164m)」
確かに温泉の序に低いといっても山、登ろうかと云う御仁は少ないだろう
その代わりといっては何だが「イノシシ」の跋扈では負けていない、至る所掘り返し
いずこも悩みは同じらしい
小松ドームから小松空港、そして小松市街地と日本海
振り返ると「白山」
萩の花越しに市街地を見つつ下り
栗の実が好い色を出している
「鞍掛山(くらかけやま 478m)」
歩行距離 5.1㎞ 所要時間 3時間12分 総上昇量 305m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.5㎞)
0903時 第一駐車場発
0935時~0952時 船見平
1045時~1055時 「鞍掛山(くらかけやま 478m)」山頂
1100時~1105時 山頂下避難小屋
1215時 第一駐車場着
今日二つ目の山は「眺望に恵まれた登山道の多い南加賀エリアの人気の山」、「低山ながら9本ものコースが登られている」と云う「鞍掛山」である」
先の山を0812時に降りて0903時には登り始めるという事から山は近い。
案内板に確かに「9本」のコースが記されている。9本のコースを持つ山はそうそうは無い
おすすめは「西ノ谷コース」から「行者岩コース」らしい
山頂まで「1400m」の案内表示がある
第一駐車場は満車、老若男女に就学前の幼児が元気に出発する
岩場には「石段」が刻まれているし
急坂に木段が延々と上部に伸びるという完璧な登山道整備
これならば親も安心して連れて登れる
普通に歩いて山頂まで1時間その中間点が船見平、良いポイントに休憩地がある
子連れには絶好のコースだろう
船見平からこれから上る「鞍掛山」山頂下の急坂が見えるから気合も入ろうというものだ
登っていくと「根っ子と岩」の登山道に早速変わる
「登山口」でそして「船見平」で声を掛けて頂いた「鞍掛山を愛する会」のお兄さんに山の様子を教えて頂く。鹿児島伊佐に親戚在住と仰るから縁浅からずである。
山頂下の最後の急坂では「これが最後の坂です」と声が掛かる
矢印通り山頂に向かう
昨日の「鈴ヶ岳」から「大日山」をバックに連れが一枚
その稜線のアップダウンを思い出しながら一枚
山頂下の避難小屋は大勢の登山者が休憩中、避難小屋は拡張予定であるもヘリコプターの運搬予定がずれるも準備は万全という事らしい
行者岩のトップを眺め基部の「行者窟」に手を合わせ「行者コース」を「鞍掛山を愛する会」のお兄さんに解説を貰いながら下る
小さな「サンショウウオ」北陸産、教えてもらわないと気付くはずもない
沢沿いを下りつつ「アブラハヤ」に餌をやり、元気を確認する
登山道の整備や遭難時の応援ボランティア、そして山の生き物への愛情、これら全てを山に登る皆さんが分かっているのだろう
山旅でもこれほど楽しい時間を過ごすとは思いもよらない。
これからも大勢の皆さんに愛される山だろう
南加賀の名湯「山代温泉」で汗を流しながら今日の二山を思い出している
おはようございます。
返信削除そんなに沢山の方々が登られているんですね。
老若男女と言われましたが、平均年齢は高いですか?若い人にもトレッキングや山登りが流行っているとのこと。
健康とダイエットにもなりますし、達成感が違うと言われます。
それだけ有酸素運動をすれば好きなだけ食べられることも、運動の良いところです。
今日から東京、富山出張です。千葉を集中的に雨が降っているようです。
自然って凄く残酷です。
同じところにこれでもかと攻めてくる。どこの被災者も自分だけはないと思っていたに違いない。安全な場所はないのかもしれない。自助共助公助といいますが、やはり自分をまずは自分で守ることが大切ですね。
一つの山に9つのコースがある。如何に身近な山であるか、四季折々一年中登っている山などそうそうあるものではありません。登ってみると白山と日本海をぐるりという展望もさることながら、険阻な登路、急な壁坂も引き付ける要因ではないでしょうか。
返信削除80歳はまだ若いと仰っていましたからそれ以上の方もおられるのでは。
正月の雪も好いそうですから一年中でしょう。北陸は少し文化の違いを感じます。
防災については帰ってからじっくり話してみたいことがあります。
一人のケガ人も出さない防災があることを確信するからです