2019年9月9日月曜日

「オンソリ山(おんそりやま 889m)」「笈山(おいずるやま 890m)」に登る


9月9日(月) 04320起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 18℃

昨夕は、白山市から55㎞走って標高800mの白山登山口「市ノ瀬」で台風15号をやり過ごす
その台風15号が関東に上陸するその瞬間、2400時白山登山口「市ノ瀬」では満天の星空である。そして今朝の気温は18℃快適を通り越しシュラフに潜り込む。連れが腰が痛いというから今日は一人旅の山を選択する

「オンソリ山(おんそりやま 889m)」「笈山(おいずるやま 890m)」
歩行距離 6.8㎞ 所要時間 4時間17分 総上昇量 570m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.5㎞)

0740時 登山口発
0815時 馬ノ背
0937時 ウマヤノツボ分岐
0939時 「オンソリ山(おんそりやま 889m)」山頂
1008時~1033時 「笈山(おいずるやま 890m)」山頂
1053時 「オンソリ山(おんそりやま 889m)」山頂
1121時 馬ノ背
1157時 登山口着

市ノ瀬から35㎞下って白山市瀬波川キャンプ場の入り口のエイ谷が登山口、清冽な水が流れる谷から上がる

















コース案内では階段が整備され歩き易いとあるがそうではない。
















兎に角急な斜面、そこに階段が設けられている

















コース前半はこの階段が延々と続く


















途中階段に「熊の糞?」、笛を吹きながら登る
















急斜面を登りあがると尾根に上がる、ここで一旦傾斜は緩む。
















尾根は痩せ尾根で「馬ノ背」と名付けられ













ロープが張ってある



















そこから先は再度急尾根となり階段が続く














階段には栗のイガが転がり栗の殻が散乱する。御馳走を平らげた宴の後だろう














尾根上部で展望が開け「霊峰白山」の案内板の先に山頂がガスの隠れた白山が見える













一方には「手取川の扇状地」に拡がる金沢平野が見える












急な尾根が緩み15分ほど歩くと稜線に上がる、そこは修験の跡地「ウマヤノツボ」分岐である














「オンソリ山(おんそりやま 889m)」は分岐から3分ブナ林の先である












山頂は展望はない、山頂標識が建つのみ














「笈山(おいずるやま 890m)」へは「オンソリ山(おんそりやま 889m)」から痩せ尾根を直進する。
その痩せ尾根に群落するシャクナゲは「花芽」がいたる株に付いている。来年は当たり年という事だろう









痩せ尾根を慎重に歩き「笈山(おいるやま 890m)」山頂直下の三段に張られたお助けロープを登る















登りあがった痩せ尾根のコブが「笈山(おいずるやま 890m)」山頂
白山が一望、その手前に「オンソリ山(おんそりやま 889m)」が目前













日本海が一望、展望は360度、890mの展望ではない











谷向の尾根斜面は黒々としたブナの森、熊の住処である
金沢平野の端っこと云うにこの山深さは「熊」にとっては天国だろう











豪雪の尾根には天然杉が立つも、一株から根曲がり7本が立ち上がっている
豪雪のなせる業である













山頂から下りつつ急斜面の階段に設置されたベンチの意味がようやく理解できる
取り付きの急斜面の階段はベンチで休みつつのんびりと上がるべしという事なのである
延々と続くこの、階段で足を使うなと云う心配りなのだが、、つい気が逸り足を失う羽目になる
取り付きの階段が肝心という今日の山である




 猛烈な暑さに大量の汗、盛夏の山登りと違わない
全身びしょ濡れ此処まで汗をかくのは久しぶり、エイ谷の冷たい水で顔を洗って生き返る
暫くは散歩で過ごすべきかもしれない
暑すぎる

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    結構きつい山と思って拝見してましたが、奥様は今回はパスですか?
    それとも写真は??ダメと。
    この暑いなかで、ロープに階段のような登りはきついですよね。

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  2. とても連れには薦められない山です。時間はかからないとは言っても、「山」は一級品だからとてもとても。一気に高度を稼ぐ快感はあっても全身びしょ濡れ、帽子のつばから汗がまだんなく滴り落ちるのは久しぶりです。
    それでも登ってみれば「360度の展望が欲しいまま、それも山中たった一人という贅沢」これだからやめられません。後でフェイスブックに投稿します

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