2021年10月9日土曜日

「三ノ沢岳(2846.5m)・空木岳(2863.7m)・南駒ケ岳(2841m)」二泊三日

 
10月7日(木) 0400起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 15℃

第一日目
歩行距離 10.9㎞ 所要時間 6時間55分 総上昇量 1119m 移動平均速 2.6㎞(全体平均速 1.5㎞)

0625時 菅の台バス停発
0700時 ロープウェー下駅
0735時 ロープウェー上駅発
0805時 極楽平 
0944時 「三ノ沢岳(さんのさわだけ 2846.5m)」山頂
1126時 極楽平
1420時 「檜尾岳(ひのきおだけ 2728m)」
1430時 檜尾岳避難小屋

「詳細は明日10月9日の予定」
* 朝一番のロープウェー上駅行きバスは、始発が0615時にも拘らず0500時には並び始める。こんなに多くの人が空木岳方面に向かうのだろうか?





* 10分遅れで臨時便に乗りロープウェー上駅0730時着
私の乗ったロープウェー便で極楽平へ向かうのは私一人、前便で一人、極楽平で3人出会ったので合計5人、朝一番並んだのが100人一寸と整理のオジサン、95%は「木曽駒ケ岳(きそこまがたけ 2956m)へ向かった事になる。通常の土日、朝一番500人並ぶと云っていた。


* 先年、「木曽駒ケ岳(きそこまがたけ 2956m)」「宝剣岳(宝剣だけ931m)」から見た、「三ノ沢岳(さんのさわだけ 2846.5m)」への吊り尾根は「優美な曲線」を描いて「三ノ沢岳(さんのさわだけ 2846.5m)」に突き上げていた。吊り尾根往復4時間ではロープウェー最終便に間に合わないのではとパスしたため今回は再挑戦である

* 吊り尾根は「優美な曲線」ではあっても決して優雅には歩かせない、足と手で掴み越す岩と足に絡み背を越すハイマツを漕ぐ吊り尾根である。




* 極楽平から「檜尾岳(ひのきおだけ 2728)」への稜線は、大岩やガレ場はあっても立山三山の「真砂から別山」のような歩きだろうと想像していた。ところがどっこい、岩尾根の連続で砂礫の嫋やかな歩きは皆無、




岩とハイマツ、アップダウンが「檜尾岳(ひのきおだけ 2728m)」まで3時間続きます。



展望のないガスの中の歩きは流石に応えます。

10月10日詳細報告
ガスで展望は無い中をハイマツの雫から逃れるため雨具を上下着て歩きます。ほとんど雨降り天気の歩きと変わらない濡れようです。



吊り尾根の最低鞍部から見た目以上に急な尾根を岩を越えてハイマツ漕ぎ南側から山頂へ上がる。「三ノ沢岳(さんのさわだけ 2846.5m)」は、「木曾駒ヶ岳(きそこまがたけ 2956m)」「宝剣岳(ほうけんだけ 2931m)」「空木岳(2863.7m)」「南駒ケ岳(2841m)」と共に中央アルプスの主要な山頂の一つである



極楽平に戻り稜線を南へ歩く、広い嫋やかな尾根と思いきやそれも僅で南に歩くに従って岩稜とハイマツが交互に現れる



所々鎖があり、階段が設けられ岩を越す。



大岩を越し岩稜をすり抜け



鎖場を越していく、決して歩き易い道ではないが見方を変えれば単調な歩きではないので楽しい尾根かも知れない



「檜尾岳(ひのきおだけ 2727.7m)」は、中央アルプス稜線の中ではよく目立つ山頂であり、尾根の「避難小屋」と対になって美しい山である。



避難小屋は改築中で山頂下の広場に「仮設避難小屋」があり、2段式の6人収容である



秋は水場は涸れているとの情報なので4L担いで上がる。明日の為に2L残す。



小屋に一人、アルファ米牛すじ丼とすまし汁の夕食を取りつつ、ワンカップ焼酎を飲み早々就寝。



夜中、グラグラと揺れて目が覚める。関東で地震だったらしい。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    ガスの中での登山は確かに清々しい気持ちになれないので、精神的に辛いですね。
    東京に行って来ましたが、コロナ収束とはいかず、まだまだ10分の1程度でしょうか?私の感覚では。、、
    一気に回復とはいかないでしょうが、コロナ収束に向けて経済活動も再開です。

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  2. 登山口の車のナンバーも全国各地、動きはかなり大きくなって来ているのは感じます。第6波との谷間と云う感覚はあるのでしょう。コロナ禍で町中より山へと云う人はいるような気がします。如何にもその風な身支度の登山者と行き交います。行動の範囲や方向が広がり増えるのは好い事です。

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