2021年10月23日土曜日

「吾妻山(あづまやま 481.1m)」「茶臼山(ちゃうすやま 293.9m)」「金山(かなやま 239m)」に登る


10月23日(土) 0400起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 6℃

昨夕までは南牧村の「三ッ岩岳(みついわだけ 1032.0m)」と大仁田ダムを挟んで対岸の「烏帽子岳(えぼしだけ 1182m)」に登る予定であったが、早起きしてよくよく考えるに、雨が降ったこの朝早く「濡れた岩場や岩峰そしてロープ場を登るか?」「ずるずる、ぬるぬる、べちゃべちゃ、その前にアプローチでずぶ濡れだぞ」と思いいたる。
ならば行先を変える
「群馬県の山」の本には64コースの登路と山が紹介されているが、その他にも数多紹介したい山はあるだろうに桐生市と太田市の市街地背後の山が三山紹介されている
市民に愛される毎日登山の山「吾妻山(あづまやま 481.1m)」
四季の変化が楽しめる展望の山「茶臼山(ちゃうすやま 293.9m)」
戦国の山城の遺構を残す自然豊かな里山「金山(かなやま 239m)」
何れも500mにも足りない、然も隣り合った街の隣り合った山である。何故紹介したかったか登って歩いて確かめねばならないと前々から算段していた山である

「吾妻山(あづまやま 481.1m)」
歩行距離 3.3㎞ 所要時間 1時間38分 総上昇量 325m 移動平均速 4.0㎞(移動平均速 2.3㎞)

0945時 水道公園発
1035時~1045時 「吾妻山(あづまやま 481.1m)」山頂
1123時 水道公園着

水道公園駐車場は満車、空いていた一枠に駐車して出発、「吾妻山ハイキングコース」の案内板が建っている。今日も紙地図なしの「ヤマップ」で行動する。山頂が見えているので初めての山でも紙地図無しでも勘と経験で登ってしまう



木立の中に広い歩道が延びており且つ良く歩かれている



登路は直登する「男坂」、迂回する「女坂」と良い塩梅に差配されている。



当然登りは直登しながら山の本に紹介の理由を探る



理由は探れないまま「山頂」到着



山頂は大賑わい、沸かした紅茶を飲むグループ、お弁当を広げる若者グループ、山頂標柱にタッチして下るトレラン。



山頂から「スカイツリー」と「高層ビル群」が遥か遠くしかしはっきりと視認できる



関東平野の北端と云えど東京なのである

「茶臼山(ちゃうすやま 293.9m)」
歩行距離 3.9㎞ 所要時間 1時間25分 総上昇量 271m 移動平均速 4.0㎞(全体平均速 2.5㎞)

1212時 東毛少年自然の家発
1257時~1310時 「茶臼山(ちゃうすやま 239.9m)」山頂
1337時 東毛少年自然御家着

東毛少年自然の家は太田市にある、山頂は桐生市にある、山頂への登路は桐生市、太田市から幾筋も上がっている。
東毛少年自然の家から「くさり場コース」を登る。崖に張られたクサリだからくさり場コース」、少年が掴んで登って楽しんでいる。



登山口は別にもあり歩いて上がれる



登路は良く手入れがされた木立の中の道である 



尾根に上がると「桐生市」から上がって来る登路と合流する



見事に整備され且つ良く踏まれた登路はツルツルピカピカと云って良い。
「庚申塚」も立つから古くから親しまれた山であり道である



更に登路が合流する、その他にも「これは少年自然の家の道ではありません」と表示のある道もあるから山頂への道は四通八達なのだろう。



山頂には電波塔が建ち味気ないのだが「展望が全開」
谷川岳、榛名山、赤城岳、富士山、日光連山、見たい放題である



少年達が自然の家から上がってきて「我が町」と「我が町の山」とも呼びたい山を眺めると云う訳である。贅沢と云う他ない。

「金山(かなやま 239m)」
歩行距離 2.1㎞ 所要時間50分 総上昇量 110m 移動平均速 4.2㎞(移動平均速 2.4㎞)

0235時 西城駐車場発
0300時~0310時 「金山(かなやま 239m)」本丸跡
0325時 西城駐車場着

太田市街地を金山城址へ向かう。



金山城址へは車道が上がっている



行止りが「西城跡」の駐車場、満車



「山全体が国内最大級の戦国山城としての遺構で国の遺跡に指定されている」


よって史跡調査の結果が案内板になっている



そして往時を復元しつつ遺構も崩れた石垣も残されている



迫力満点の大手虎口が紹介され




目の前に「大手虎口」の石段石垣


その奥石段を上がった先が実城(みじょう)、本丸」



今は新田義貞を祀る「新田神社」



そして「金山(かなやま 239m)」山頂





つまり、紹介しなければならない位「市民に愛される山」「年中多くの市民を迎える山」「自分のルーツに迫れる山」という事である。
紹介せずにはおれないと云う山で、且つ「他にも山があるだろう」と文句の云えない山なのである
しかし、土曜日だからか大勢が山に上がっている。コンビニ弁当等の袋を手に下げて登る山などそうそうある訳ない。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    関東平野の北端から急に山になる群馬の山々。こうしてみると関東平野の大きさがわかりますね。想像するより動いてわかる。
    平野には人口が集中し、経済を担っている。
    いってみたいです。空気も澄んで、気持ち良い初冬ってことですね。こちらで言えば真冬の寒さですが。

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  2. 山本知事が怒るのが分かる、新宿直結の電車が走り、スカイツリーが見て、関東平野が一望で、関東平野にはない山を持っている。これで40番台だったら誰だって怒るだろう。酒は美味い、トンカツは美味い、赤城に榛名に谷川岳に山にも事欠きません。しかし、地元の方々と話していると東京など眼中に無いような話しぶり、其処が面白い。卑下している訳じゃなくそもそも比べる事か?みたいな達観を感じる。「それがどうした、君らは幸せか?」と云っているような。

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