2021年10月22日金曜日

「黒滝山(くろたきさん 870m:観音岩)」に登る


10月22日(金) 0400起床 (ーーー)
天気 曇りのち雨
気温 7℃

「群馬県の山」で、黒滝山は「山岳信仰霊場と千余年の歴史を重ねる黒滝山不動寺を中心に、展望のよい五老峰の観音岩(かんのんいわ)、九十九谷(くじゅうくたに)の岩壁、馬の背渡り、鷹ノ巣山(たかのすやま)の絶壁、幕岩などの山全体を黒滝山と云う」と紹介されている

「黒滝山(くろたきさん 870m:観音岩)」
歩行距離 7.4㎞ 所要時間 3時間20分 総上昇量 528m 移動平均速 4.0㎞(全体平均速 2.2㎞)

0615時 黒滝山不動寺駐車場発
0628時 黒滝山不動寺境内登山口
0638時 馬の背渡り入口
0710時 見晴台
0730時 「観音岩(かんのんいわ 870m)」
0803時 「鷹ノ巣山(たかのすやま 767m)」
0820時 九十九谷上底瀬登山口
0909時 馬の背渡り入口
0915時~0930時 「黒滝山不動寺」
0935時 黒滝山不動寺駐車場着

天気予報は午前から雨予報だが、雨雲の動きを確認すると下仁田町、黒滝山のある南牧村共に午前中雨雲は掛からないことを確認して道の駅「しもにた」を黒滝山へむけて出発する
黒滝山不動寺に上がると紹介案内板が建っている。「山岳信仰霊場」と「千余年の歴史を重ねる黒滝山不動寺」これだけでも岩山、絶壁、細い岩稜、急峻な斜面が思い浮かぶ、出発前から緊張する。



境内入口に鐘楼が建ち梵鐘が迎えてる。門が開くのは午前8時、無事帰り着いて鐘楼の梵鐘を叩き鐘の音を山々に響かせてお参りする心算で出発する



鐘楼から杉林を登ると林道に上がる、左手歩くと林道と分岐して「馬の背入口」



いきなり始まる馬の背渡り
梯子



梯子の先に馬の背渡り



岩に打ち込んだ鉄柱に鎖が張ってるが両側切落ちている、皆さん良く歩くと驚く



岩場に張られた鎖 



足元が透けて見える梯子の渡しを渡るとほぼ直の長梯子



上がり切った地点が狭い平坦地来た道を振り返る
黒滝山不動寺と山の全体を俯瞰して怖さを実感する



岩尾根を歩き



案内板に従って観音岩へ



見晴台の岩を巻いて観音岩へ



「観音岩(かんのんいわ 870m)」の岩峰に上がる



「観音岩」から九十九谷を上底瀬集落九十九谷登山口へ向かって下る



ロープを張った岩場の下り



下る途中から「九十九谷の岩壁」とその谷の先に「上底瀬の集落」が見える



簡単には下れない、「足元からすっぱり切れ落ちた岩尾根」



その先には「要注意!!」の看板



丸い細いリッジ、フリクションが効くのだろうか



下ると「鷹ノ巣山(たかのすやま 767m)」の案内板に従って



広い尾根で少し安心する



「鷹ノ巣山(たかのすやま 767m)」の狭い山頂、此処にもこの先危険とある 



分岐に戻り、表土が薄く岩盤が露出する杉林、よくも杉が育つと思う急斜面を一気に集落に下る。



道路に降り立った地点が上底瀬集落の「九十九谷登山口」



此処から集落の道路を詰め上がり、林道に入って馬の背入口まで上がれば周回が完了する
途中コンニャクイモの畑があり



親豚に出会い、ゆっくりと黒滝山不動寺に戻る



鐘楼に「七分の力で鐘を撞いてお参りください」とある



入口に「黒滝山の大スギ」その奥に山門



山門と扁額



山門の紹介



黄檗宗(おうばくしゅう)の教えの紹介



黒滝山不動寺の境内案合図



そして本堂
山慣れた足とは云え、人工物は足に合いません、特に透け透けの梯子はどうもお尻がスース―します。まだ垂れ下がったザイルの方が馴れている分安心します。
「黄檗宗」の教えの紹介を読みつつ、「山に登る」とは?「山旅とは?」と考えされられます。



山で初めて撞いた鐘の音が、何時までも細く長く山に鳴り渡るのを聞いていると、勝手気ままな山旅、続けることに意味があると思いたい。
そんなこんな思いながらブログを打っていると「運転席のドア」をコンコンと叩く音が、窓を開けると「鹿児島から何日掛かるな?」と同年配のお父さん、「南アルプスから、中央アルプス、北アルプスを回って・・・」という途中で「山登りな!」となり一頻り話は北海道から鹿児島まで広がります。「そんじゃ」と云って離れたお父さん「飲んで!」と缶ビール(500mL)の差し入れ、此れも山旅なのです。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    すっかり岩峰の山行きも見る方が慣れてきましたが、自分がと考えると登るよりも降りるときにどうするのか?と考えさせられます。苦笑

    お御参りして山旅を考えさせられていると、こんこんと話を来てくださった方は地元の方でしょうか?出会いもコロナが収束気味である証拠ですね。

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  2. こういう山を嬉々として登る方々がいます。梯子とクサリ、そしてロープを張ってあれば大丈夫と云う訳じゃないんだけれどと思ってしまう。
    しかし、其処に修験という荒業が有るから半端じゃありません。
    時にこういう出会いが普通になりました。相手が知りたいことに楽しく愉快の応対する、楽しんで貰えれば十分です。山中でも同じ、違うのは若い方にはブログを紹介する位、楽しく愉快は同じです。桐生が地元と云っていたにしては車中泊だったのが気になる。鹿児島に行くと云っていた。

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