10月28日(土) 0500起床(ーーー)
天気 曇のち雨
気温 11℃
秋田県に入って二日目、鳥海山の北に位置する由利本荘市「東由利」、秋田県の南部の内陸地域
由利本荘市「道の駅 東由利」、隣は「かまくら」の横手の町、狙いは「八塩山(やしおさん 713.4m)」、登るつもりだが今日は午後から雨予報
雨予報ながら午前中乃至1300時頃までは何とか天気は持つとみて「保呂羽山(ほろわさん 438.1m)」に向かう
新分県登山ガイド「秋田県の山」のNo11に「天然林に浸り、修験道の道をたどる」と紹介されている。山頂には天平宝字元年(757年)と古い延喜制式内社として秋田県内最高位の神社「波宇志別神社奥宮(はうしわけじんじゃおくのみや)」が鎮座し、山そのものをご神体として栄えた霊場という。
さらに江戸時代、秋田藩と亀田藩との境界争いが百年続き文化十年(1818年)両者が立ち会い「堺塚」を十四ヶ所築き争いが収まる。里山の味これに極まる。よって登り味わいたくなる
「保呂羽山(ほろわさん 438.1m)」
歩行距離 3.1㎞ 所要時間 1時間10分 総上昇量 277m 移動平均速 4.1㎞(全体平均測 2.4)㎞)
0920時 駐車場発
0930時 登山口
0934時 下居堂(普賢社)「女人禁止時代の遥拝所」
1058時~1000時 「保呂羽山(ほろわさん 438.1m)」
1013時 作業道
1030時 駐車場着
登山口へ向かいながら眺める黄葉のこんもりした山だがこれが一味違う
山域一体が「自然環境保全地域」に指定されている。
神域故に切るな触るなが残した天然の森、今や曰く因縁のある森しか残らないのはこれ故だ、
女人禁制時代の名残の立派な堂が建つ、昭和40年に解禁されたというが秋田県でも珍しい事例らしい。
その背後の岩場には鉄の鎖がかかり厳しい修験道の時代が窺い知れる
天然林に残るブナの巨木を縫いながら登りあがる
モミの巨木が建つ山頂部に「波宇志別神社奥宮(はうしわけじんじゃおくのみや)」が建っている
757年から2023年の間の神社と山の在り様など想像すらできない時間が此処にある
皮膚と感性で感じる時間軸、時間の流れは常ながら山旅三昧故にこの時を感じるのである
この贅沢が堪らないのである
山頂稜線に立つ大ブナの中を歩くこと暫し
「保呂羽山(ほろわさん 438.1m)」山頂
わずかな樹間に南方の山並みが見渡せるが、山並みが遥かすぎ、且つ美しくて「山の同定」など無理である。
小さな里山とはいえ、歴史と信仰が今に残る山はそうそうあるわけじゃない
分県山の本「秋田県の山」に、記載する山として百名山に劣らぬ山ということなのである。
登ってみないとわからない、標高や険しさでは山は計れないのである
険しいゆえにお助けロープは必須だが、シーズンオフの今太いロープは巻かれ大ブナに結ばれている、晩秋もうすぐ雪の山になる
故に、この黄葉が余計名残惜しいのである
午後一時前後までは天気は持つとみて次の山に向かう
「三ツ森山(みつもりやま 412.1m)」
歩行距離 2.7㎞ 所要時間 1時間30分 総上昇量 97m 移動平均測 2.9㎞(全体平均測 1.6㎞)
1154時 登山口発
1234時~1238時 「三ツ森山(みつもりやま 412.1m)」山頂
1324時 登山口着
この山、広域農道出羽グリーンロードから林道三ツ森線が完成してから随分アクセスが楽になり誰でも気軽に登れる山になったらしい。ファンのお目当ては「三角点」と「天測点」
30分足らずで山頂の「三角点」と「天測点」がゲットなので連れもやる気満々である
しかし、其処は標高は低いマイナー中のマイナーな山故に、登りあがるにつれて藪又藪の踏み跡を辿る登りなるとは云っても入った以上は突き進むのみ、蜘蛛の巣を物ともせず登ると云ってもごく平坦な山なので高度を稼ぐ必要はない
伐採跡の開けた個所から「横手の盆地」が一望される。転々と散在する屋敷林が豪雪を物語り「かまくら」を思い起こさせる
藪を漕いでいきついた先のこれが「三角点」
そしてこちららが「天測点」
展望はないのだが、藪を漕いで登りくる人は来る
下る道すがら「ササユリ?」
時期には咲いているかもしれない
おはようございます!
返信削除何度入れても消えてしまいます。
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特にガードが上がったとは知らせが無い。が、パソコンが新しくなってからブログを打つこっち側も少々支障が生じている。パソコンをいじり回す時間が無いの、当たり障りないようにおとなしくパソコンと付き合っている。そのうち、何とかなると高をくくっているが果たし良いのだろうか
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