2023年10月23日月曜日

山形市街地の「「千歳山(ちとせやま 471.1m)」「富神山(とがみやま 402.2m)」「経塚山(きょうづかやま 398m)」に登る


10月23日(月) 0530起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 9℃

夜半降っていた雨が0630時上がり、西の雨雲の中に青空が覗く、此れならば登れそうだ



「千歳山(ちとせやま 471.1m)」
歩行距離 4.0km 所要時間 1時間52分 総上昇量 330m 移動平均速 3.9km(全体平均速 2.5km)

0850時 「千歳山自然休養林レクリエーション基地」駐車場発
0900時 千歳山公園登山口
0947時~57時 「千歳山(ちとせやま 471.1m)」山頂
1020時 万松寺
1030時 「千歳山自然休養林レクリエーション基地」駐車場着

山形市中心部、山形県庁の裏山が 「千歳山(ちとせやま 471.1m)」で、山形市都市計画「千歳山自然休養林レクリエーション基地」の駐車場がある。

この基地から時計回りに千歳山公園~善光寺岩~「千歳山(ちとせやま 471.1m)」山頂~あこや松~万松寺~基地に周回する


老若男女の鍛えの場でもあるらしい大勢の市民の皆さんが行き来する


この千歳山は、「阿古耶姫の伝説を秘める千歳山、山形市の南東に位置し、西に対峙する「富神山(とがみやま 402.2m)」と並んで、山形市のシンボル的里山として市民に親しまれている。全山が樹齢150年と云う数千本の松に覆われた優しい山容で、自然休養林として一老若男女で老若男女でで賑わっている。山頂展望台からは山形市街地を一望できる」と紹介されている。


ところが、樹令150年の松は悉く松食い虫に食われ、枯れ伐倒され見る影も無い。そうだったであろう松が散策路脇に僅かに残るのみである


山頂展望台からの大展望を期待するも灌木の中で展望はなし、散策路途中の展望箇所から山形市街地とその向こうの蔵王連山を撮らなかった事を悔やむも遅し。


下りは山頂を越えて万松寺に降る、その下りは岩稜帯、大岩小岩の急峻な下降に慎重にならざるを得ない。


流石に老若男女の皆さん此れを降るというわけでは無いだろう。少し踏み跡が少ない気がする


古刹「万松寺」に下る


縁起にその来歴が詳しい。「保科正之」の記述もある。歴史の町である。


山形市街地を西へ横断し「千歳山」山形市街地挟んで対峙する「富神山」へ約10km走る

「富神山(とがみやま 402.2m)」
歩行距離 2.9km 所要時間 1時間00分 総上昇量(169m) 移動平均速 4.1m(移動平均速 2.8km)

1142時 「富神山(とがみやま 402.2m)」新道登山口発
1212時~1224時 「富神山(とがみやま 402.2m)」山頂
1242時 「富神山(とがみやま 402.2m)」新道登山口着

山形市街地西にぽつんと独立峰の如く三角錐の山が眼前に立っている


その、「富神山(とがみやま 402.2m)」新道登山口には「熊出没注意」の看板がある。ザックに熊鈴は付けた、笛は首に提げた、ザックのベルトには熊スプレーを掛けた。熊対策はたったこれだけだが十分である。


赤松林の広いよく踏まれた散策路を上っていく


と、巻き道と直登ルートがある、文句なしの直登だろうと登り上がると稜線途中の358mピーク、、踏まない訳にはいかないだろう。


山形市街地の里山でも漸く「黄葉」と「紅葉」が始まっている、熊鈴を鳴らしながら上がると遊歩道に熊鈴の甲高い鈴の音が響き渡り、その透き通った「黄葉」と「紅葉」を突き抜けて秋の高い空に消えていく。好い秋を楽しんでいる。


登り上がった「富神山(とがみやま 402.2m)」山頂の奥に冠雪した「鳥海山」
好いもの見せて貰っている


その真反対、山形市街地を挟んで「蔵王の山」が黒々と壁のように衝立のように高い、これから襲い来る豪雪と豪風に耐えるべく身構えた山に見える



「富神山(とがみやま 402.2m)」から南へ約16km下ると今日三山目の「経塚山(きょうづかやま 398m)」登山口である

「経塚山(きょうづかやま 398m)」
歩行距離 1.8km 所要時間 44分 総上昇量 121m 移動平均速 3.6m(全体平均速 2.4km)

1332時 登山口発
1352時 「経塚山(きょうづかやま 398m)」山頂
1416時 登山口着

16km南へ下り洗掘され荒れた林道を、山旅号の四駆で問題なく登り上がったさきが終点の登山口


その終点に斎藤茂吉の句碑が建つ「たましいを 育みませと ふるいたつ 蔵王の山の 朝雪けむり」、好いなー此れはジンとくる


山頂まで小さな踏み跡の登山道を20分


白禿山、八幡ダムへの分岐を分けて緩く登る


登り上がった赤松の疎林の先が平坦な山頂らしい


「経塚山(きょうづかやま 398m)」山頂は灌木の中で展望は無い


その山頂にも斎藤茂吉の歌碑が「ひむがしの 蔵王のやまは 見つれども きのふもけふも
雲さだめなき」、どうのような雲が渡っていたのだろうか「真白な雲」「鰯雲」「忙しく流れる雲」「黒々とした雨雲」いや冬を知らせる「雪雲」だったかも


山頂からの展望無しの下り、樹間に「蔵王の黒々とした山並み」が見えて大満足である


下って「上山温泉(かみのやまおんせん)」の沢庵和尚も入ったという最古湯「下大湯公衆浴場(150円/人)」の熱いお湯で身も心も温たまる


好い山をお持ちだ
明日も山形市街地の山を堪能したい

2 件のコメント:

  1. おはようございます!
    遠くに見えるのが「蔵王」の山々なんですね。
    やはり高さと大きさが一段と違いますね。
    富山市街地や氷見湾付近から見える「アルプス」も本当にきれいでゾクゾクしますが、同じような感覚になりますね。

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  2. 山形から北、秋田まで奥羽山脈を背に暮らしていらっしゃる。その前山に登ってみたい里山が点在します。その里山が、日々登る市民の皆さんの手入れの産物で見事に管理されているので驚愕です。登った我が山から「名山」の季節季節の姿の移ろいを愛でるなど、好いではありませんか

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