2024年1月4日木曜日

2024年初山行は地元の「混岳(こんたけ 369m)」


1月4日(木) 0430起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 7℃

2024年の初山行は地元の山「混岳(こんたけ 369m)」、中学校時代登山口のある岡集落の友達と登って以来なので60年振りである。
川内高城温泉の先4km地点の県道峠に登山口まで700mの案内板が建つ


当時は茅藪の道をかき分け登った記憶があるが、道路が整備されてアプローチは格段に良くなった。
登山口には20数台は停められる駐車場がある。


駐車場の改良された道路の上下には岡集落の人家があるが今は空き家である。土留め擁壁の階段登山口に木の杖が準備されている


コンクリートの階段を上がると杉の林は間伐中である、作業道を横断して登るともう一本の作業道がある。


この作業道を左に50mほど登ると山頂まで550mの案内板が建っている
60年前とは様変わり、杉林の藪の道は藪が消えよく踏まれ、多くの人が登っている


「混岳(こんたけ 369m)」はドーム状の丸い山体である、よって山頂下は急斜面になって
いる。急斜面にはロープが張られ整備が行き届いている


この杉林の急斜面を登り上がると、少し傾斜が緩み雑木林に変わる。此所が案内板にあった220m地点の休憩広場である。マテバシイの木に小さなブランコが掛けてあり、杉の丸太のベンチが転がっている
地元陽成地区の自治会の皆さんが、ロープを張り倒木を片付け案内板を建てている。


山頂下の雑木林に朝日が射す、小さな里山といえど初山行で新年の朝日の中を登るのは実に清清しい。


登り初めて30分、小広い山頂広場に登り着く


標高369mの三角点が置かれた山頂は、雑木に囲まれているが東西南北の方向が伐り開かれている


東方向は、見通しがきく晴れた日には恐らく「桜島」「霧島連山」が望めるだろう


西方は、川内川河口と川内港その先に甑島が広がる筈なのだが、今日は雨上がりの靄が掛かり遠望は効かない。


北東方向は、北薩摩の名峰「紫尾山(しびさん 1067m)」がくっきり鮮やか、この山好い山なのである。


南方向は、陽成川沿いに広がる谷間の陽成の集落、その先に薩摩川内市街地が見え中越パルプの工場の煙突から煙が上がっている。
60年前の記憶は、茅の藪の道を登った事しか思い出せない。秋の山の味覚「うんベ(むべ)」が目当てでもあった為か、また山が藪であったのか展望が効いた思い出は無い。


登山口に下ると立て看板は表になり「立入禁止」となっている。我が家の裏山を伐採してくれた地元の「田中林業」さんは仕事始めらしい。


山帰りに海を見に行くと「大時化」、二~三日時化が続くかもと思うも数時間の凪はあるやもしれない、初出航は油断するなかれである。


昨年の暮れに登る積りだった「混岳(こんたけ 369m)」が、2024年の初山行然も60年振りの再訪である。藪の里山、秋の味覚「うんべ」の山は、山道がよく踏まれた展望の山に変わっている。展望に恵まれているのを再発見、地元に愛される山と云うのは好いものである

2 件のコメント:

  1. 地元の山を登るのが逆に60年ぶりとは・・・そうねんですね。
    眺望もよいところなんですね。
    向きによっては初日の出も良い感じではないのでしょうか?
    コメント消え病が今年も続くとなると困ったものですが、何とか頑張ってすこすづつ機嫌がよいときにまとめて入れているところです。

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  2. 下って帰る準備をしているところに女性二人が登に来た、聞くと市内だという。よく踏まれている理由がここにある。30分の登りという超ミニ山行なのだけれど、森を味わえ展望を愛でられる。
    登ってみないと分からない。運動靴で登ることが出来る道になっている、地元に愛されないとこうはならない

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