2013年7月17日水曜日

旭平姿見から裾合平経由中岳温泉


T月16日 0330起床 (137/98)
天気 晴れ
気温 18℃

今日は裾合平と中岳温泉間に広がる花の様子を見に行くことにした。
流石に観光地、朝が早いのに駐車場は満車状態。
続々とロープウェーで上がっていく。
今日は雪解けどろどろ道を歩くのでスパイク長靴。








コースタイム
0700 ロープウェー上駅姿見発
0800 裾合平分岐
0840~0925 中岳温泉
1035 ロープウェー上駅姿見
1200 ロープウェー下駅駐車場














概要
花は姿見周辺が盛り。


















裾合平から中岳温泉間はまだほとんど雪。










早く融けたところにキバナシャクナゲが咲きそろっていた
カメラをどこに向けても残雪。残雪が斜面を駆け上っている写真ばかり。










中岳温泉は、「温泉が湧いている所」である。決して「温泉場」ではない。
湯船はない。スコップで掘った窪みが湯船。
この湯船が三つ、











湧き出し口から流れる熱々のお湯が雪解け水と一緒になって上の湯船から順に流れ落ちている。傍らには浅くなったら掘るスコップが置いてある。
口に含むと甘くはない、少し苦いかも、飲んでみると喉に引っかかり且つえぐい、ゲホッとなった。






先客、男性二人連れ、この温泉入浴目的だけに通っているとか。
入浴を勧められたけれど、入ったら体がくにゃくにゃになって帰れそうにないので今回は遠慮した。
次はゆっくり入る準備を整えてまた登ってこよう。
中岳の斜面が裾合平に接する崖際に切れ込んだ急斜面の谷間、雪解け水が流れ落ちる谷間。
登山道の脇と云うより、登山道が温泉の中を通っているという方が正確。
秘湯、隠れ湯、名湯、何れも当てはまらない温泉。
しいて言えば、「其の為だけに行く生湧きだし源頭湯」か

印象
中岳温泉入浴のためだけに通う。分かる気がする。
最高の贅沢だもの。
殆ど人は通らないのではないかと思っていたら、随分多くの人があるくと聞いて不思議な気がした。
旭岳ピークを経由すると通らないルートだから、ここを通る人は大雪にきて旭岳ピークを登らない。恐らく旭岳には一回以上登っていて、いまさら登る必要のない人である。
そんなルートにある「温泉」だから余計入りたくなるのかもしれない。
自分で掘り足して入る温泉はここぐらいだろうから、自分温泉でもある。
今度は入りに来よう。

ロープウェーで下るよりはと、下駅と上駅間の夏道を長靴で下ってみた。
コースは荒れていたけれども、途中のこじんまりとした湿原やエゾ松林が静かで趣のある登山道である。賑やかな山ではあるが、少し外れると大雪を感じられる所がまた良い。
色んな大雪を見て、聞いて、歩いてなんか儲けた気持ちになった一日だった。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。雪にはーびっくりですね。流石北海道!
    日本じゃないですよ。こちらは夏真っ盛り!暑いってもんじゃない。
    今日は、千歳にいかれ、車の保管準備や食料、材料のケアでしょうか?
    千歳→関空→鹿児島の旅ですね。
    千歳空港での旅のお土産と花旅話を期待しております。

    tますます小ちゃい人が、動き回ると思います。笑。

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  2. 一時帰郷準備は完了。パソコン持ってピーチに乗るだけ。
    待ってらっしゃい。

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