2013年7月6日土曜日

やっと見た「クロユリ」霧多布湿原、よくぞ居た「丹頂鶴」釧路湿原


7月5日 0330起床 
天気 ガス&雨
気温 14℃

雨は上がった。
しかし相変わらずガス。
北太平洋シーサイドラインを根室から浜中町霧多布湿原に走る。
海岸は霧、おまけに激しく雨まで降りだす。北海道上陸以来初めての激しい降り。









霧多布湿原、雨の中カッパと長靴で装備は完璧。











霧多布湿原は水がたっぷり、流れも意外と速い。













木道を歩く。辺りは一面の花。














一面エゾカンゾウの黄色、季節の遅い霧多布ではまだまだ蕾も多い。














少し歩くと青紫一色の花園、あやめの群落が一斉開花している。花で変わる湿原の色模様。
別世界が広がっている。










今回の花旅では時期を失してもう「クロユリ」には出会わないだろうと諦めていた。
それでも、霧多布湿原の遅い春に一寸期待していた。
黄色や青紫の湿原の色模様に感動しながらも、目は湿原の草叢の奥に、葉陰に注意深く送っていた。木道も最先端、やっぱり無かったかと諦めかかったその時、草陰に「クロユリ」らしき花の萎んで枯れた花びらを発見。屈みこんでで確認。「クロユリ」である。きっとまだ先遅れた花があるに違いない。草叢を掻き分ける。
あった。



雨に濡れ艶々に照る花びらの「クロユリ」、念願だった。













雨の中、カッパと雨靴で歩いた成果
今日はこれで決まり。














厚岸の岬の「あやめ原生花園」のあやめ祭り。
花園には、あやめを守るために馬が放たれていた。











あやめには毒があり馬は食べない。他の雑草を食べてあやめは結果的に守られるという訳。
「クロユリ」を見た目には、今日は何も映らない。









厚岸から釧路湿原、内奥の塘路湖エコミュージアムセンターで釧路湿原の湿地と水、四季の映像。湿地の長い年月をかけた成立は圧巻。













釧路湿原と白鳥。奥さん「見たい」と一言。とは言っても夏は放卵、子育てで湿地に分散でしょう。
とてもハイとは請け負いかねます。
取敢えず、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアへリへ。
いません。
湿原に沿って広がる牧草地に目を凝らしながら車を走らせる。
そんなに容易く見つけられる訳も無く、望みを繋ぐ「鶴見台」に着く。









居ました「丹頂鶴」
「居て呉れて有り難う」だった。
聞くと、牧草を刈ったら撒いていた餌が現れ啄みに来ていたらしい。
ラッキーの一言。
親鳥たちは放卵、子育て中で湿地の中、此処にいる鶴たちは2~3年子だと云っていた。








ゆっくりした歩き、上下に動かす長い首、一本足立ち。
遠目にも白いからだと黒い尾は緑に映えて鮮やかだった。
雪原の丹頂とはまた一味違う丹頂だった。

今日は、カッパと長靴に感謝、感謝。




3 件のコメント:

  1. おはようございます。北海道ツアーガイドさん流石ですね。稀なものに出会えるのもツアコンの腕です。奥様も満足だったんじゃないですか?
    最近は、花旅、風景癒し旅、で写真はそちらは中心ですが、たまには読者が羨む食事も登場させて下さい。!

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  2. と云う事で、今日は「花咲ガニ」と「ツボダイ」。合わせて「しめじともやしの塩コショウ炒め」、大好き「ゆで卵」。
    ゴクゼロ麦酒で乾杯。
    やっぱり北海道は旨い。極旨。
    明日は早朝から、足慣らし。
    ガイドは目一杯頑張ってるんです。

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  3. という訳で、今夜は「花咲ガニ」と「ツボダイ」
    北海道の旬を頂いております。
    ついでに「もやしとシメジの塩コショウ炒め」、大好き「ゆで卵」
    ゴクゼロ麦酒で乾杯。
    やっぱり北海道は旨い。極旨。
    甑島とどっこい、どっこいか。
    こりゃ堪りません。
    ついでに焼酎お代わり。
    奥さん「いい加減にしたら」
    ガイドは辛い。

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