2013年7月4日木曜日

道東一面花一色


7月4日 0400起床 (135/85)
天気 雨と濃いガス
気温 12℃


開陽台に登っても大平原はガスの中何も見えません。
ただただまっつぐな道路を走って花捜しに出発です。











野付半島














砂嘴が沈降して白骨樹 ナマナラと呼ぶとか














その砂嘴に一面のエゾカンゾウ、今が満開か。
生憎のガス、雨で華やかな黄色を写せなかったのが残念。
黄色いお花畑、ソフィアローレンのひまわりを連想させる黄色の花園だった。
北海道東部根室の寒さ、春の訪れの遅さがこのタイミングだったのだろう。









わざわざ、大平原を感じたくて別海町の牧野へ乗り入れる。
うねる丘に広大な牧草地が何処までも続く











刈り取った牧草が此れでもかと延々と果てしなく転がっている。
これは人間より牛の数が多いだろう。
これだけ食う牛は果たして何万頭だろう。
誰かが「草しか生えない土地」と云ったけれど、この豊かさはここに来ないと分からない。
豊饒の大地だ。別海の牛乳の濃さがそれを証明している。
テトラパックの牛乳50円、御馳走さんでした。








更に東へ東へ走る。
風蓮湖、望遠鏡で探すもこの悪天候。
鳥たちの影も形もありません。
皆さん早々に引き揚げておりました。









東の果ては納沙布岬。
濃いガスで何も見えません。
只々フラットな岬地形を感じながら走ります。













フラットな牧場の囲いに、雨にも負けず、ガスにも負けず馬たちは草をはみ仔馬は走り回っておりました。











その中に原生花園
アヤメの紫一色、お見事、此れだ納沙布は。
岬じゃありません。
野付半島の黄色の原生花園
納沙布岬の紫の原生花園
同じ時期の北海道東部の、変化の多様性を目の当たりにして信じられないの連発。
来て、見て、良かった、と今日も納得






国道を走ると根室に近づくにしたがっって
「返せ 北方領土」「奪還 北方領土」の看板が多くなった。
道立北方領土資料館に入ると、私たちの知らなかった北方領土の歴史と、領有権の変遷がそこにあった。元島民たちの、すぐそこ16㎞先の自分の島に戻れないもどかしさが館全体を包んでいた。





一方、日ロ友好が元島民も含めて着実に実績を積み重ねている事が紹介されていた。
元島民にとっての故郷、今住んでるロシア人にとっても今や故郷だろう。
領土交渉も始まる。
故郷を愛する両国の元、現住民の気持ちを裏切らない解決が欲しいと思う事だった。
友好の実績をもとに、共に住むことのできる島になればと思う。














4 件のコメント:

  1. 黄色に紫色の花に、どこまでも続く大草原♪
    ところかわれば、北方領土館。
    山に登り、花を捜し、歴史を学ぶ。
    その土地に行かなければできないことを体験、経験しているのは流石です。パ-トナ-さんも、しっかりとお勉強お願いします。
    息子の近況報告♪
    今日は、初めて自分一人でつかまり立ちが出来ました-!!!よっぽどうれしかったのでしょう。膝をくねくねとさせながらも、何度も何度も繰り返し繰り返し立ったり、座ったり。。。見てるこちらはハラハラドキドキですが、成長していく息子に楽しませてもらっています。相変わらず離乳食はなかなか食べてくれませんが、本日体重量ったところ・・・9350gでした。

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  2. 見たこともない景色に出会った時の反応が面白い。
    ① 無言。ジッとしたまま。立ち尽くす。
    ② 声を上げる。キョロキョロする。歩き回る。
    ③ 賛同を求められる。感動を強制される。
    何れにしても、感動してもらって何より。

    * すぐに台の上で手が伸びることになる。物は台の真ん中に集まることになる。
      すぐに台に登るようになる。物は遂に高い所に上がる。
      物の動きで成長が図れる。なんと楽しい物の動きであることか。
      立って、立って、立ちまくれ。


     

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  3. 中間子さん、楽しみですね。動き回るのもあとわずか、動き回れるようになったら、さあ〜大変!子育てママ頑張ってください。

    さて、景色も馬も北海道ならではですね。
    ヨーロッパですっていってもわからないかも知れませんね。

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  4. やっぱり現場が一番。来て、見て、触って、嗅いで、舐めて、食べてみてこその感激、感動。
    伝わればいいな-。

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