2017年11月12日日曜日

新穂高から右俣谷


11月12日(日) 0400起床 (133/89/67)
天気 晴れ
気温 2℃

新穂高から右俣谷を歩きたい
ゆきの季節、上高地から明神経由奥穂、そして横尾経由涸沢、横尾から蝶ヶ岳は歩いている
ところが、新穂高から右俣谷を歩いていない
山に登ろうと云う訳では無く、右俣谷から峰々を見上げてみたい
はるばる200㎞走って歩こうと云う訳である

新穂高から右俣谷「滝谷出合」
歩行距離 19.2㎞ 歩行時間 5時間36分 総上昇量 712m 移動平均速 5.0㎞(全体平均速 3.4㎞)

0852時 新穂高登山者用無料駐車場発
0900時 登山届提出
0955時 穂高平小屋
1042時~1105時 白出沢出合
1212時~26時 滝谷出合
1316時白出沢出合
1345時穂高平小屋
1422時 下山届提出
1428時 新穂高登山者用無料駐車場着

昨日の嵐が嘘のように晴れた「日曜日」、新穂高登山者用駐車場は昨晩から満車だろう。
と思いつつ高山から平湯へ入る。そうは言っても夜叉ヶ池のこともある現地を確認すべきと登って行ってみる
何と「ガラガラ」、一番上段に8台のみ。今日は満車なので明日早朝入りで歩こうという計画だったのだが、このまま行ける所まで歩くことにする
登山届を提出して右股林道に入ると最終のゲートがしっかり締まっている




気温-3℃の日影の林道を厚手の手袋と耳覆いと云う支度で歩く
汗などかく筈も無くただ指先がジンジンするだけである
一時間歩くと穂高平小屋で展望が開ける
白出のコルと奥穂の岩壁が雪を被って青い空に際立っている
これを見たかったのである。この絵は初めてである。







右股林道から「槍ヶ岳の穂先」がチョコンと見える。こう云う槍の絵も初めてである。












右俣谷を挟んで反対側の「笠ヶ岳」がこれまた見事な絵である
此処までの存在感があるとは思ってもいなかった。孤高で大迫力の絵である。
目を凝らすと肩の小屋が見える










「白出のコル」が鮮やかに見える。直線的に見えるのは小屋の石積みだ。













そして、奥穂高岳から西穂高岳の岩稜が荒々しい。あの稜線を春3月の雪稜を歩いたことがある。













右股谷林道終点から樹林の中の道に変わる。昨日の雪で登山道には薄っすら雪がかぶっている。こういう雪が実は一番危ないのである。ー3℃なので当然登山道全体が凍結している上に積もった雪であるから滑って転んで下さいと言わんばかりの薄っすら雪である。
慎重の上にも慎重に歩いて登る






慎重に歩きながら上も見なければならないから忙しい。
南岳から北に連なる稜線が、迫力満点で迫る













その南岳の岩壁が、大迫力である。涸沢側からはこの迫力は見せない。














南岳の北のこの大岩壁は、この位置から見ると「北アルプス」離れしている
日本の山とは思われない屹立である










此処までは歩こうと思っていた「滝谷出合」
初めて下から仰ぎ見る谷である
雪が付いているから余計に感動する

















大きく険しく被さる谷である
高く深く狭く険しく険悪である














今にも襲ってくるような、さあ如何すると云わんばかりの大岩壁の迫りである











穂高平の小屋に戻り振り返ると「白樺林の上に雪稜」だから、去り難くなる
吹き荒れて猛り狂った山が、一瞬見せる「絵姿」に出会えて幸運である

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    すっごく綺麗な風景ですね。雪山と空と手間の山のコントラスト絶妙ですね。
    悩まれた甲斐がありましたですね。

    気温は2°、東京も今朝は7°。真冬になりました。コートも必要。

    建物の部屋やら電車と暖房とのギャップに悩まされる日々になりました。

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  2. やっぱり裏切らなかった。見事な絵を見せてくれた。此れだから悩むし、悩んだ後が万歳である。仰ぎ見た山は歩いた山々なのだが、見上げる谷が違うと様相が変わるから見てみたい。そのための林道歩きが苦にならないから笑ってしまう。秋山行最後の〆としては最高の選択と結果である。意気揚々と帰る

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