2018年2月14日水曜日

「房の大山(ぼうのおおやま 192.6m)」に登る


2月14日(水) 0430起床 (144/91)
天気 快晴 
気温 -1℃

館山市の須崎灯台の太平洋岸、道の駅「南房パラダイス」の今朝の気温が、-1.8℃、フロントガラスの外ではなく、室内側が凍り付いている。素晴らしい寒さに目が覚める。
今日は、須崎灯台をぐるりと西から回り浦賀水道に面した館山市の坂田バス停から「房の大山(ぼうのおおやま 192.6m)」に登る 
坂田バス停が登山口入口と云うだけでも有難い案内なのだが、そこにバス停前に公衆トイレとある。車で走りながらバス停を確認、トイレを確認、海抜0mのトイレ駐車場に車を入れる

「房の大山(ぼうのおおやま 192.6m)」 
歩行距離 4.1㎞ 所要時間 2時間10分 荘上昇量200m 全体平均速1.8㎞(移動平均速 3.6㎞)

0750時 坂田バス停公衆トイレ駐車場発
0755時 「房の大山(ぼうのおおやま 192.6m)」登山口
0855時~0910時 「房の台山(ぼうのおおやま 192.6m)」山頂
0955時 「房の大山(ふさのおおやま 192.6m)」
1000時 坂田バス停公衆トイレ駐車場着

バス停の公衆トイレ駐車場から県道257号を渡る
集落道の入り口に朽果て掛けた案内板が立っている
登山口は何処だろうと気にしている人しか恐らく気が付かない
案内板の木の板はペンキは剥がれ消えかけているが、その気になれば「房の大山」と読める








案内標識に従い坂田バス停からコンクリート舗装の集落道へ入り、道なりに登ると「民宿庄次郎」に行き着く
入り口左のコンクリート塀に小さな木札が掛かっている。









この木札の文字は明瞭で「大山」と書いてある。山旅は何時も登山口を発見することから始まるのだが、低い山、高い山関係なく登山口の発見これが一番肝心な事項である。登山口の心配が消えると漸く山モードになる









200m足らずの山と云うのに登山道はかくも明瞭、多くの訪問者が歩いている。毎日晴天の山などこの時期は、関東其れも海岸近くだろうから多くの人が登るのだろう
海抜0mに近いので竹藪が繁茂し切り開かれた藪の中を歩く。鹿児島ではこの竹を「ニガダケ」と呼び、この竹の藪を「ニガダケヤボ」と少し煩い藪の意味が籠っている













「ニガダケヤボ」を過ぎると、粘土質の登山道の急坂に変わる
登りは何とか登るのであろうが、下りは難儀する箇所である。しっかりお助けロープが張ってある









それでも今朝の冷え込みでツルツルである
暫く続くツルツル粘土道急坂を我慢の登りである











ツルツル斜面を上がりきると稜線の緩い登りに変わる。登山道両脇はマテバシイの林で展望はない。そして今朝は風が落ちたので静かな登りである。
マテバシイの樹間から朝日がキラキラ落ちて来るので気分まで明るい











稜線を進むと山頂への急坂が現れる。再びお助けロープが張られた粘土ツルツルの急坂である。ロープに助けられてツタの絡まる倒木を四つん這いで潜る
















山頂下のこの地点でも森林は大木が林立鬱蒼の森である。













所がものの数分と歩かぬ内に一気に木の丈が低くなる
山頂直下は、展望を得る為に切り開かれ其の為、木の丈が低かったらしい。












「房の大山(ぼうのおおやま 192.6m)」山頂は、北から南西方向が切り開かれ展望抜群である
南に伊豆大島、北西に三浦半島、北に内房の町々が一望である。
山旅三昧は、今東京湾を眺めている
随分な都会気分を味わっている








館山市の海上自衛隊館山基地第21航空群の北海岸に「沖ノ島」が見える
砂洲を歩いて渡り周囲1㎞、東京湾の磯も悪くない










基地正門前を通り「沖ノ島」への砂州を目指すと「通行止め」の看板、災害復旧中とある
汐の香で察するのみである
そうは易々東京湾は味わわせて貰えないらしい

今日の山歩きは、尻餅一回で無事山行が終了した
まあまあ順調に経過している

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    お二人とも体調は大丈夫ですか??
    気温が低いが、ハードな山登りをされており、メンテナンスの温泉とかもしっかり行かれてますか?
    いつも思うところですが、登りのロープよりも下りもきつそうに感じます。特に足元がヌルヌルとなっているならば、、。
    足腰の疲れもピークになっているのではないでしょうか?

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  2. 疲れはきっとピークです。あそこがここが痛いと頻りです。靴が合わない、ストックが合わないと云いたい放題。散々探した温泉に入って貰ってご機嫌を取っています。挙句、あれを喰いたいこれを飲みたいだからガイドはてんてこ舞いです。まあ、元気で歩いて貰わないといけませんからばっちり奉仕しています。挙句「なんで尻餅と書くの」と怒られています。それでもコツコツ山に登っているから大丈夫なのでしょう。私は、千葉の美味しい「お酒」があるから大丈夫。

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