2018年2月27日火曜日

「津森山(つもりやま 336m)」から「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」を周回する


2月27日(火) 0430起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 2℃

外房から房総核心部の旅を終えて内房に帰ってきた
東京湾に大型船が数珠繋ぎで行き来する様は海のラッシュアワーで、初めて見る。
「人骨山(ひとほねやま)」とはまた生々しい山名である。鬼への生贄伝説、姥捨て伝説が有るとか。
鬼にまつわる複雑な関係から節分に「豆まかぬ里」と云う

「津森山(つもりやま 336m)」から「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」
歩行距離 5.7㎞ 所用時間 1時間40分 総上昇量 269m 移動平均速 4.7㎞(全体平均速 3.3㎞)

0710時 津森山登山口発
0725時 アカガシからの林入口
0735時~0745時 「津森山(つもりやま 336m)」山頂
0753時 林道復帰
0802時 道路三叉路
0808時 「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」入口
0817時 スイセン畑
0828時~0833時 「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」山頂
0845時 「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」入口
0850時 津森山登山口着

道の駅「富楽里とみやま」から内陸へ暫く走ると「佐久間ダム」の案内板があり、ダムに向かって走ると湖畔は「さくら」が満開である。圧巻の満開、水仙の後は桜、「頼朝桜」と云う
峠を越えて下ると人家が山の斜面に点在する、伝説の集落である
道路に「津森山登山口」の木柱が立つ
山旅号を空き地に停めて山肌に建つ人家と人家を結ぶ道路を登る







今日も一人旅、伝説の里とその先に広がる山々を見ながらグイグイと上がる












荒れた林道を登って行くと眼前に刈り払いされた畑が出て来る、この畑の上に最上部の人家が立つ。人家の軒先、庭先を通る林道を「ごめん下さい」と通る











と、10m先「津森山(つもりやま 336m)」入口の案内板。
暫く草地を登ると「アカガシ」が立つ山頂への林の入り口












杉林を暫く登ると東西南北が切り開かれた山頂である













木花咲夜姫命(このはなさくやひめのみこと)他二神を祀るという三つの石碑の脇に山頂の標識が立つ











富士山が見えるという案内板があるも、今朝は霞がかかり遠望は効かない
山頂から見下ろす山々ととその斜面に点在する人家を眺めていると、遥か昔の山里を見ているような不思議な感覚に捉われる







山頂からの下り道、棚田と里、棚田と人家が突然出てきた。思わず足が止まる、今も昔も往古変わらぬ景観なのだ









林道を下ると三叉路に出合う、「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」登山口に向かって下ると此処でも桜が満開、桜の下を今季初めて歩く










道路脇に立つ「人骨山登山口」の木柱から脇道に入り、人家下を通り田圃の中を奥へと進み













案内板に導かれれてさらに奥へ入る
行きついた所がスイセンの畑、平地も山の斜面も一面の水仙である











登り上がった斜面の登山道下に花が咲く水仙斜面が下に落ちる












山頂下の急斜面には、太いロープが払えている、雨上がり粘土質の斜面はツルツル、ズルズルで手古摺るのだ












「人骨山(ひとほねやま 292.6m)」山頂は灌木の中で、灌木の枝越しの展望である
霞んで富士山は見えないものの、それでも東京湾を挟んで三浦半島が確認できる
クッキリ、スッキリの天気の日の展望は、他の山にひけはとらない







今日は先日登った「御殿山」が直ぐ其処に薄絵のようである
里に伝わる歴史や伝説が単なる作り話ではなく、事故や事件、習わしや伝統の上に語り継がれていると思うと、「人骨山(ひとほねやま)」の鬼と里の暮らしの歴史が劇画のように甦る

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。
    本日も1人山行きですね。回復が待たれますね。登って帰ってくるスピードが早い!!早い!!
    その時間で登山口に帰って来られるのならば、奥様も待ち時間が短いので、ひとりぼっちは寂しくてないですね。
    もう少し気温が上がり、疲労が抜けたら、また、リハビリをかねてゆっくり始めて下さい。
    仲良く、食事の写真などもアップして下さい。
    卒業、入学式シーズンが来ますが、孫ちゃんたちの晴れの日に帰っては来られないのでしょうか???

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  2. 今日も鋸山は一人旅。しかし、付いて行くと言われなくて良かった。林道歩き4㎞越え、狭い山稜、連続する木製階段、石階段そして登って下っての繰り返し。おまけに下り石段は手すりにじっと捕まらないと下れない直下降に近い勾配、登ったは登ったで半端ない高度感。時間が幾ら有っても足りなかったかもしれない。その分、今出来上がったブログを見て楽しんで貰っています。
    孫高校入試、爺山登りと云う訳にも行かないので3月10日前には一時帰郷してお祝いをします。そして10日もしないうちに再出発するのです。なんとも忙しい、転勤だ引っ越しだという連中を尻目にさっさと山行です

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