2018年2月23日金曜日
地形図に山名が無い「安房高山(あわたかやま 365m「請雨山(しょううさん 320m)」に登る
2月23日(金) 0430起床 (---)
天気 曇り
気温 3℃
二万五千分の一に山名が無い事自体が珍しい
そしてその山が、千葉県では相当に標高が高い山グループに入る
登ってみれば、信仰の山だから尚更山名が地図に無いのが不可思議である
「安房高山(あわたかやま 365m)」「請雨山(しょううさん 320m)」
歩行距離 2.9㎞ 所要時間 1時間25分 総上昇量 163m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.3㎞)
0735時 高山林道広場発
0740時 「安房高山」登山口
0805時 「安房高山(あわたかやま 365m)」「山頂
0823時 「安房高山」登山口
0830時 高山林道広場
0845時 「請雨山(しょううさん 320m)」山頂
0855時 高山林道広場着
地形図に山名が記されていない山に登るというのはそうそう経験できない、確かに両山共に山名は記されていない。
鴨川で国道34号に入り国道410号に右折「君鴨トンネルを目指す、トンネル手前の旧道が本日の登山口なのだが、「君鴨トンネル」を抜けた先の林道が気になる
トンネルを抜けて林道に入るとゲートも無く進める。そのまま登り上がると林道高山線に出会う。
「安房高山」登山口はこの林道にある、そろそろと進んでいくと登山口の案内板を発見
林道高山線の広場に車を止めて出発、旧国道入口からの登りに比べて50分の時間短縮である
奥さんは大喜び。
「安房高山」登山口には石柱が建ち、山頂への案内板が建ててある
コンクリート舗装の登山道が粘土質の急な登山道に変わる。急な山肌に付けられた登山道をストックを頼りに登る、登る斜面は急な上に林は疎らなので滑落には要注意である。登りはまだしも͡この下り同行の奥さんには相当に手強い。
山頂へ最後の急坂を登ると三角点が建ち山頂標識が待っている
本日はガス、展望は皆無即下山。素晴らしい展望が得られると云う事らしいが本日は無し。
両手にストックを握り、ストックをブレーキに上手に下るからビックリ相当に調整が進んだらしい
林道高山線に降り立ち林道広場の山旅号を通り越し次の「請雨山(しょううさん 320m)」に向かう
林道高山線から分岐する「愛宕神社」への参道に入る
五分で赤い鳥居、
さらに五分で愛宕神社、石祠が二基建つ
そしてその奥が奥宮、「請雨山(しょううさん 320m)」の山頂である
木立の山頂に展望は無い、深いガスが漂うのみである
下って赤い鳥居から得られる筈の展望も今日は無し、静かにガスが流れるのみである
帰り道の林道には、昨夜の雪が残る、今日の房総の山は相当に冷え込んでいる
こんな日もある
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おはようございます。
返信削除ガスが凄いですね。また、寒かったと思います。
一人でこのガスの中登るのは辛いですが、二人だと何故か見る方も安心します。
山にはかならす、祠がありますね。
山には昔から神さまがおられるとの信仰があったのでしょう。それも有名な神社の名前ばかり、神さまは彼方此方で地域に密着して信仰されていたんですね。
交通の便が悪い大昔にどうしてそのようになったのか???趣深いです。
飢餓や凶作が当たり前の時代、人は祈るしかなかったのではないでしょうか。
返信削除雨を祈り、豊作を感謝する。その背後に壮絶な生活があったのでしょう。南国鹿児島には貧乏はあっても飢餓は無かったでしょう。飢餓を現実として生きていかなけとればならなかった地域の暮らしは、信仰に頼るしかな無かったのでは。山に登っていて感じるのは、この事が負ではあっても祈りや信仰が通じた喜びの跡が残るのを見ると、自然を恨むことなく感謝して暮らしていたのだと。だから山の深さや高さ、守られている意味が分かるのです。