2019年10月17日木曜日

大台ケ原「日出ヶ岳(ひでがたけ 1695m)」


10月17日(木) 0230起床 (---)
天気 曇り
気温 12℃

天気が思わしくない、奈良県南部は降水確率30%と云う予報それでも行ってみるしかない
0245時山陽道三木SA発、大阪市内経由奈良県川上村経由で大台ケ原まで193㎞ガスが吹き抜ける。









大台ケ原「日出ヶ岳(ひでがたけ 1695m)」
歩行距離 8.1㎞ 所要時間 3時間10分 総上昇量 162m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.3㎞)

0737時 大台ケ原ビジターセンター東大台登山口発
0828時~0842時 大台ケ原「日出ヶ岳(ひでがたけ 1695m)」山頂
0945時~0952時 尾鷲辻
1047時 大台ケ原ビジターセンター東大台登山口着

大台ケ原ビジターセンターを起点に「東大台ヶ原」「西大台ケ原」を周回できる
「西大台ケ原」は特別保護地区で入林予約して且つレクチャーを受けて入林しなければならない、「東大台ヶ原」はその制約はない。今日は「東大台ヶ原」を歩き「日出ヶ岳(ひでがたけ 1695m)」に登り正木ヶ原から尾鷲辻、中道経由でビジターセンターへ戻る。






遊歩道整備は完璧、且つ「大台ケ原」に関する「森」「動物」「雨」等々案内板も完璧に整備されている。「大台ケ原とは?」という疑問に答えてくれる












ガスは切れない、森はガスの中ぼんやりである
















少しづつ標高が上がるにつれてガスは濃くなり流れる速さも増す。梢から落ちる水滴も雨降りである。しかし、大台ケ原の当たり前の姿はこのガスと水滴なのだろう。年間には4000mmを越す降水量と云うから常時ガスの中と云う事だ。















天気が良ければ「熊野灘」が見えると云うけれど抑々晴れの日があるのだろうか











大台ケ原「日出ヶ岳(ひでがたけ 1695m)」山頂はガス、展望は無し











その山頂は「大杉谷」へ下る起点でもある。
















亜高山からV字谷へ歩き応えがある。七ツ釜滝までは登ったから良く分かる














山頂から西の展望は全開らしい















そして、東も負けず劣らず「駿河の富士」も見えるらしい










今日は10m先も見えないガスが山頂を吹き抜けている













4000mmの雨は踏跡を抉るので遊歩道の整備は不可欠、笹原の中に木製の遊歩道が上へ下へと完璧に整備されている。










苔の森でもあったし















今は鹿、鹿、鹿の森でもある













森の再生の取り組みは、歯痒い位遅々とした歩みであろう。100年前の伐採、50年前の台風の後遺症を100年後50年後の今100年後に向かって再生に取り組む。飛んでもない事業である











正木ヶ原に、今と昔を比べる案内板が立つ。この昔に100年掛けて戻そうと云う事か










標高が少し下がると森の様相は一変する。森は深くなり笹原の中にガスの雨が降る苔の森が現れる














「尾鷲辻」はその森の中にある
天気が良ければ「牛石ケ原」から「大蛇嵓」往復と行きたいがこのガスでは展望は得られない。中道経由でビジターセンターに戻る










古い大きな切り株が森に散在する、百年前大正時代の切り株と云うから驚愕である
伐る前の森のその様を想像するに背筋が寒くなる神々しさではなかったか








その古株の今を見るに声がない





















そして昔も今も変わらぬであろう「苔」が美しいから尚更である











4000mmは森と水と岩を谷に散りばめるから見飽きない













水の森かも知れない




















森を楽しむと云う贅沢は、「大台ケ原」ではきっとガスの中を歩くという事である














来年、予約してガスの特別保護地区と云う「西大台ケ原」を歩かなければ大台ケ原は完結しない
大台ケ原から下って川上村「杉の湯(600円)」で湯浴みしてそのまま福井県に向かう
222㎞走って琵琶湖の北で焼酎を飲んでいる       





2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    滋賀県と福井県の県境で焼酎。
    その辺りはへしことか、鮒寿司とか発酵文化です。焼酎のつまみに塩分と乳酸菌の補給はどうでしょうか?
    そのガスの中は一人では寂しいですが、お二人なので安心ですね。
    電波はどうなんでしょう??

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  2. 「へしこ」を売っています。着いたばかり食べてはいませんがなんせ魚にバリエーションが有る。楽しみは後に取っておく。これから福井県北部を皮切りに滋賀県境までそして滋賀県の山、三重県、愛知県富山を渡り歩きます。歴史の山が多いから小さい山も外せない。如何ほど時間がかかるやら。

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