10月22日(火) 0500起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 15℃
今日は世界に類を見ない2000年を越えて継承される日本の天皇は「即位礼正殿の儀」で日本国の内外に即位を宣明される
雨予報が晴れに変わりテレビ三昧のつもりが山に登る
選択した山は「大師山(だいしやま 550.3m)」、中腹に「泰澄大師(682年~767年、白山を開山する)」の「大師堂」がある
下山したら「温泉」で汗を流し「コインランドリー」でたまった山装束を洗濯する
そして「即位礼正殿の儀」をテレビで見る
忙しい一日になる
「大師山(だいしやま 550.3m)」
歩行距離 4.5㎞ 所要時間 2時間40分 総上昇量 310m 移動平均速 3.6m(全体平均速 1.6㎞)
0730時 大仏殿裏登山口発
0759時 前坂
0830時 「大師堂」
0845時~0905時 「大師山(だいしやま 550.3m)」山頂
0920時 「大師堂」
0940時 前坂
1010時 大仏殿裏登山口着
越前大仏殿の裏側、路地を上がった先に小さな登山口駐車場がある
猪防護柵の扉を開けて杉林に中に延びる作業道に入る。昨日来の雨で作業道も山も濡れたまま、薄くガスが掛かる。一合目、二合目の石柱は気が付かなかった、三合目の石柱が目に入る。
作業道から踏まれ雨水で抉られた登山道に入ると「後山下休場」の案内板が建つ、何をもっての「後山」か?。
四合目の石柱が坂中に建つ、はや四合目である
暫く上ると「後山中休場」の案内板が建っている。700年代からあるであろう登路の歴史を感じる。
五合目の石柱が建つ、杉林と赤松の混じった落葉樹林の中である
登路脇に樹木の名を記した札が下がる。ここには「ユキバタツバキ」が斜面に寝ている
山腹の登路から尾根の登路に変わる地点に「前坂」の案内板が建っている
薄暗い山腹の登路が明るい尾根道に変わる。左右の斜面は杉の林、尾根は落葉樹の林である
六合目の石柱、落葉の自然林と杉林の尾根を登る
七合目の石柱、傾斜が増す尾根の登路は右へ左へジグを切りながら高度を上げる
登路脇の木に「リョウブ」の名札が下がる、下がった名札を見て「そうこれがリョウブ!」と改めて頭に入れる
八合目の石柱、登路の先に大杉が被さる
その大杉の根元に、大師堂」が苔むした石段の上に祀られている
その両脇は、大杉が固め鬱蒼としている
「大師堂」の案内板にその昔が語られる
圧倒的存在感の「巨杉」は数百年、それを超える信仰の歴史がこの山なのだろう
「エゾユズリハ」の名札が緑濃い木の葉にかかる
九合目の石柱は、山頂に続く緩い稜線の自然林の中
山頂下の広く緩やかな稜線に朝陽が差してくる
山頂は広い、三角点の横に八角の石塔が建つ
この山の山頂が「伏拝(ふっちょがみ)」と呼ばれるとある
石造りの「八角塔」の謂れを知ると「泰澄大師」の時代から遥かに経過した時の長さが沁みる
その「八角塔」の横に「花」が咲く。秋の朝陽の中薄い色合いがこの山に似合っている
「大師山」山頂から「大日山(越前甲)」がガスの上に見え
その左に「小倉谷山」から「火燈山」への稜線が見える
山を浮かび上がらせるガスの下に「勝山市」の街並みがこじんまりと広がる
盆地の街並みは、周りを山で囲まれそこだけの空気と息をひそめているように見える
山に登ってこそ見えるこの空気と息が好きだ
越前大仏の背後に「大師山(だいしやま 550.3m)」が控える。
「大師山」あってこその「越前大仏」である
おはようございます。
返信削除天皇の即位礼には驚きました。
日本の歴史とスケールを内外に発信したと思います。
時には政治に巻き込まれた天皇も、どの歴史的な政治家も天皇家だけしかも天使さまと呼び、日本人の心に常にあったことがわかりました。
世界の平和を望まれるのも、ローマ法王に通じるところがあり、感動しました。
今回の山も歴史を感じる山でした。
整備されてますね。
地球上唯一、連綿と続き今なお「象徴」と云う。世界に誇るべき歴史です。190か国を越える国々の元首がこの歴史と文化に何を思ったか。平穏、安心、安全、豊穣、文化、伝統、日本国民全てが奇跡に近いのではないでしょうか。山旅しつつ出会う自然、文化、伝統に感動するのは当たり前です。改めて「日本」と云う国に生まれたことに感謝です。歴史の一部を生きていると実感します
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