19月20日(日) 0430起床 (136/98)
天気 曇りのち晴れ
気温 17℃
「火燈山(ひともしやま 803m)」「小倉谷山(おぐらたにやま 910.6m)」
歩行距離 9.3㎞ 所要時間 6時間17分 総上昇量 563m 移動平均速 3.4㎞(全体平均速 1.5㎞)
0658時 白山神社広場発
0713時 古道登山口
0800時 作業道横断
0936時~0945時 「火燈山(ひともしやま 803m)」山頂
1025時~1035時 「小倉谷山(おぐらたにやま 910.6m)」山頂
1110時 「火燈山(ひともしやま 803m)」山頂
1303時 古道登山口着
1315時 白山神社広場着
「火燈山」「小倉谷山」へは、丸岡町からの古道と福井県石川県境の大内峠から「ふわく新道」の二つのルートがある。主ルートは新道、古道は忘れられた登山道と予想しつつも丸岡温泉から吉谷林道に入り白山神社の広場に山旅号を停めて出発する
杉林の中に延びる林道に雨に打たれ苔が生えかけた「火燈山登山口」の案内板がある
「クマ」の注意看板が地面に転がる。転がる看板だから安心ではない、各地の熊被害は福井の山でも現実だから油断できない。熊鈴を鳴らしながら登る
福井・石川県境の「ふわく新道」の刈払いまでは期待していないが此処まで荒れているとは思いもしない。このルートの「火燈山」までの所要時間は1時間20分だがかなり厳しい。
杉の林が赤松の林に変わるも古道には台風が落とした落枝が積もっている
さらに登山道が谷へ一直線に崩落している
杉林から自然林に入ると藪は一段と濃くなる。足元は草に覆われ見えないためストックで掻き分けながらの登りになる
支尾根に上がると低くなった灌木越しに「火燈山」の山腹がようやく見えてくる
それでも藪であることは変わらず、其処に且つ苔に覆われた粘板岩の急崖が上方に伸びる
ツル、ツル、ツル、ツル、ストックと藪を交互に握り腕で登る
咲いている花にも一瞥するのみ、藪漕ぎは続く
藪漕ぎの手を休めて振り返ると灌木を超えて「福井平野」が霞の中に拡がる
漸くここまで上がった
「火燈山(ひともしやま 803m)」山頂で「ふわく新道」と合流する。「ふわく新道」は刈払いされ藪はない。1時間20分の標準行程が今日は2時間38分、連れを連れているとは言え二倍は掛かりすぎ。
「火燈山」から「ふわく新道」を歩き「小倉谷山」へ、小さく下り小さく登りそして大きく登りあがる
紅葉は始まったばかり、その紅葉も台風で傷んでいるが秋は本番である
登山道脇にはこのルートの核心「シャクナゲ」が繋がり「花芽」が幾つも付いている
来年も期待できる、しかし古道を登るのは止めにしたほうが良い。ツルツルだから藪だから。
「小倉谷山」の山頂下の急坂はブナの林が覆う、特別大きいブナではない、横に枝を盛大に広げたブナではない、まっつぐ伸びたブナが林を形成している。このブナは、日本海から直接吹き付け積もる深い雪が造っている。
山頂下最後の急坂をお助けロープに縋って登る、山の岩がツルツルだから頑張るしかない
「小倉谷山(おぐらたにやま 910.6m)」山頂、「富士写ヶ岳」「福井平野」方向に開けているもガス
ガスが濃くなり展望は無し
下山もツルツル滑りながら木の枝を掴みながら下る
3時間の標準が、6時間17分だから掛かり過ぎ。
林道を下って「丸岡温泉たけくらべ(500円)」でたっぷり湯浴み。
漸くひと心地。
下っていると「ふあく新道」経由で親子連れが登ってきた。そうです この山「ふわく新道」で登るべし。古道は少し覚悟がいる
おはようございます。
返信削除やっとガスがとれたも思いましたが、まだまだのようですね。
しかし、山の雰囲気は既に秋深しって感じですね。
こちらは朝夕こと寒いですが、半袖でないと暑い💦。
困った天気です。
きっといきなり寒くてなるパターンと思っております。
今はまだ薄い装束で登っているがそれが厚手になり、防寒着を羽織り登るようになる。
返信削除それは一週間後かも、十日後かも知れない。低気圧が通過するたびに気温は下がる。今その季節の真っただ中です。「温泉」が「酒」がますます美味しくなります。
「山」もますます秋の色合いが濃くなります。「目」に「舌」に楽しみが❣!