2019年10月18日金曜日

「刈安山(かりやすやま 547.7m)」は通行止め「剱ヶ岳(けんがだけ 567.8m)」に登る


10月18日(金) 0430起床 (---)
天気 雨のち曇りのち雨
気温 16℃

名神道多賀SAを0500時発で福井県に向かう。出発地「多賀」は雨が降っているも北陸道に入り北上すると雨は止み空は明るくなる。福井県北部は午前中は雨は降らない予報なので、石川県境の二山を登る

「刈安山(かりやすやま 547.7m)」は通行止め
「剱ヶ岳(けんがだけ 567.8m)」
歩行距離 2.9㎞ 所要時間 2時間07分 総上昇量 292m 移動平均速 2.9㎞(全体平均速 1.3㎞)

0950時 林道広場発
1048時~1105時 「剱ヶ岳(けんがたけ 567.8m)」山頂
1157時 林道広場着

北陸道を降りて「刈安山(かりやすやま 547.7m)」の登山口へ林道を入ると「工事通行止め」の看板、この看板を見て思い出した前回もこの看板で引き返した。通行止め期間が長くなっているような気がする











「刈安山(かりやすやま 547.7m)」と「剱ヶ岳(けんがたけ 567.8m)」は尾根続き、「剱ヶ岳(けんがたけ 567.8m)」に回り込んで「剱ヶ岳」を登る事にする
農道に一瞬通行止めかと見紛う「ゲート」、猪防護柵で胸を撫で下ろす








林道奥に砂防堰堤、その奥には復旧治山の堰堤が何基も打ってある。その林道終点広場に止めて出発する。











その先に伸びる林道は夏草の藪、轍の中を歩く



















最後の復旧治山堰堤下の林道右手の藪が登山口、登山道は藪で杉林の中に延びている













藪を抜けて杉林の中に入ると小広い歩道が整備されている















杉林は急斜面、その急斜面に大岩がゴロゴロ留まっている。よくぞと思うけれどひと揺らぎで転げそうである。













杉林の急斜面をジグを切って登りあがった尾根からあわら市、坂井市の平野とその先の日本海は霞んで判然としない。北陸の景色を見ている











尾根の両側に赤松が立ち灌木が林床を覆う、冷たい風が尾根吹き抜ける。秋風である、一ヶ月前のあの酷暑の風とは雲泥、汗がひく。



















尾根も急であることには変わりない、歩道は「プラスチック階段の設置」と「お助けロープ」が張ってある
これが何カ所も出てくる、メンテナンスに頭が下がる。それだけ登る人も多いのだろう
















山頂直下にブナの森が広がる



















曇った空の隙間から丁度、太陽が顔を出し黄葉しかかったブナを照らしてくれる
粋な計らいにニンマリである














ブナの森の先が「剱ヶ岳(けんがだけ 567.8m)」山頂
山頂には「継体天皇(第26代天皇507年~531年)所縁の祠」が祀られている
北陸の山は歴史に絡み歴史と歩む山が多い、京・平安と文化が同じ歴史を共に歩んだという事だろう





山頂からは、西から南、日本海からあわら市、坂井市、福井市、勝山市、九頭竜川扇状地の平野が大きく眼前に広がる










九頭竜川上流の勝山市は霞の下、その霞の上に荒島岳が霞を冠って浮かんでいる
墨絵の輪郭はない、墨を薄くさらに薄く延ばし一刷毛と云う微かさである
雨が降る前の一時、こういう時間は贅沢である
山暮らしが一番

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    勝山市は福井県の南東部、岐阜県境の都市ですね。県境には沢山の山がありそうですね。地図をみて確認しました。
    しばらくはまだまだその辺りを登られて最後は、四国でしたよね。
    眠るには良い季節と気温になりしたので体調回復も順調ではないでしょうか?
    我々はブログの、風景を楽しんでおります。

    返信削除
  2. 白山つながりの山が段々に標高を下げながら日本海まで繋がる。その山を一山一山登るから少し時間はかかる。「ザウルス」「恐竜」の眠る山でもある。博物館は最後に見たいと思っている。「恐竜」から「永平寺」まで歴史には事欠かない地で山登りである

    返信削除