10月16日(土)
0330起床
0330起床
天気 ガスのち晴れのち曇り
気温 10℃
第三日目
歩行距離 5.6㎞ 所要時間 1時間56分 総上昇量 21m 移動平均速 3.7㎞(全体平均速 2.7㎞)
0600時 燕山荘テント場発
0633時 合戦小屋
0756時 中房温泉登山口
(詳細は10月17日報告予定)
* テンポ良く小刻みにリズムを刻みながら小走り下山、なかなかこのような下山をさせて呉れる登山道はありません。「エイホッ、エイホッ」と景気付けの声を出しながら下っていると土曜日の大勢の登山者も「これ幸い」と道を開けます。急坂の登り皆さん小休止・立ち止まって息を継ぐタイミングを図っているのだけれど、後が登って来るとそうもいかない。其処に掛け声と共に下ってくるというタイミングばっちりな訳です。
* 中房温泉から下るバスの運転手さんに下る道道の絶景ポイント、有明神社の参拝道を教えて貰い、電車ガ遅延した為一便前に乗車、登山口に回収に向うタクシー運転手にはこの二泊三日餓鬼岳から大天井岳山行の質問攻め、運転手さん山達者らしく頻りに詳しい様子を根掘り葉掘り、下車したら「頑張って」とリンゴを貰いました。
朝起きるとテントはびしょ濡れ、シュラフもシュラフカバーも湿っぽい、ガスが掛かり稜線は隠れたり現れたり天気は予報通り雨に向かっている。
西から上がって来るガスは東の雲海の展望には影響はない、小屋前の広場では大勢の登山者が日の出を待っている
次第に明るくなり朝日が顔を出し光が水平線に一瞬で広がり「富士山」が浮かび上がる
濡れたテントをたたみ下山を開始する
下りながら「餓鬼岳(がきだけ 2647m)」への尾根と「後立山連峰」に足を止め
ピストンした「大天井岳(おてんしょうだけ 2922m)」を右に見ながら下る
登山道は小広く且つよく踏まれ抉れたり段差が大きい個所もあるが歩き易い。合戦小屋まで30分、適当にリズムを取りながら速足で下る。
合戦小屋を過ぎると登山道は傾斜を増し名物の急坂になる。木の梯子段、岩場の段差、木の根の階段等々が出て来るが、「エイホッ、エイホッ」と声を出しながら速足で下っていると登り優先の筈の登山者の皆さんが立ち止まって待っている。これ幸いと休むタイミングになっている模様である。結局ニ回か三回すれ違い出来ない個所で立ち止まって下りつく。
下山に要した時間は1時間56分、バスは0900時発で一時間待ち、
電車が遅延して一便前の0950時の電車に乗車でき
降りた安曇沓掛駅でタクシーを呼んで乗り込むと、「これからかい?」「餓鬼岳から燕岳、大天井岳ピストンの帰りです」と云うと、その後タクシーの運転手さんに二泊三日餓鬼岳・大天井岳山行の質問攻め、そして頑張ってとリンゴを頂く。
白沢登山口の山旅号を回収する
お昼前には道の駅「安曇松川」で濡れたテントにシュラフをロープを張って乾かす
乾かしていると、78歳のお父さんに褒めちぎられ羨ましがられるという珍事に出会い
頂いたリンゴはスターカットして乾くのを待ちながらおいしく頂く
二泊三日の一日目は、スターカットしたリンゴ一個と半分で歩き通し、二日目はスターカットしたリンゴ二個で21.5㎞ 11時間歩き通す、リンゴパワー恐るべしである。
順調・何よりも無事で一安心。この年齢になっても他人にほめられると嬉しい。が・・あまりに褒めちぎられると少し気恥しく、照れてしまうのは僕たち”普通人”には正常反応では!?(そんな反応ができないであろう人たちが大手を振り闊歩しています)しかし貴君はなかなかのものです。(又、照れるかな??)
返信削除こんばんは
返信削除凄いの一言。足腰もかなりダメージがあるのではないですか?
富士山が右に見える写真は相当綺麗ですね。
気持ちが良い。
人気のところなので、登山者も多いですね。
下山して、褒められて、車を回収。
今日はゆっくりしてください。
* 照れるより先に「エッ、何でですか?」で「皆さんお出来なりますよ」が本音です。思うに何故かそれが出来ないと云う事なのでしょうか。其処が良く分かりません。やれば出来るのにと思うばかり。よって、褒めちぎられて吃驚、驚いた次第です。
返信削除* 流石に表銀座ルート、入ってみれば賑やかです。若い時分はこの賑やかさを「ミーハー」扱い登らず歩かずだった。しかし、歩いてみれば展望もコースも一流、賑わう筈です。やはり一度は歩かなければと思った次第。
それでも、一気の大天井岳はやはり厳しい。