2024年4月1日月曜日

「奥工石山〈工石山〉(おくくいしやま 1516m)」に登る

4月1日(月) 0410起床 (ーーー)
天気 雨のち晴れ
気温 12℃

道の駅「土佐さめうら」から伊予三島に抜ける県道264号経由奥白髪林道を竜王越登山口へ22km、所要時間1時間、奥白髪林道は急坂のコンクリート舗装が所々あるも悪路、気合いが入る。


竜王越登山口から少し下った広場に山旅号を停める、昨夜の雨で山頂はガスの中である

「奥工石山〈工石山〉(おくくいしやま 1516m)」
歩行距離 5km 所要時間 3時間13分 総上昇量 439m 移動平均速 3.2km(全体平均速 1.7km)

0650時 竜王越登山口発
0734時 頂上尾根鞍部(林道経由尾根ルート)
0802時 白山神社ルート分岐
0816時 岩清水
0834時~0839時 ユルギ岩天辺祠
0845時~0900時 「奥工石山〈工石山〉(おくくいしやま 1516m)」山頂
0918時 岩清水
0926時 白山神社ルート分岐
0947時 頂上尾根鞍部(林道経由尾根ルート)
0952時 林道
1010時 竜王越登山口着

竜王越から林道を30分歩き頂上へ続く尾根の鞍部に上がるルートと、竜王越から直接頂上へ尾根通しに歩くルートがある、尾根通しルートを選択し踏跡薄い登山道を登る


取付きから急坂の連続、成る程踏跡が薄い訳だ


その後もお助けロープが張られた急崖


慎重に通過しなければならない岩場が連続する
結局、林道から上がる鞍部までのこの区間が本日一番の険路である。
林道ルートを選択すべし


しかし、尾根に林立するブナの大木は迫力がある


尾根直下には林道が走る環境下、このブナが残ったのは誰の意思だろう




そんなことを思いつつブナの大木と、その中で存在感を出すヒノキの巨木を愛でつつゴロタ石の急坂を上がると「岩清水」である。


岩穴の奥の岩の割れ目から滴り落ちる水が竹の樋の中を流れてくる
掌に受けて啜ると爽やかで冷たい、皆さん此れには癒やされるだろう
夏は枯れるらしい、惜しい


「岩清水」の湧き出す岩のピークを左に巻いて登ると、よくぞこの細い尾根に立っていることぞと思う大岩が直立している


直下から見上げるとオーバーハングした大岩が行く手を阻む、「ユルギ岩」と呼ばれているらしい



この大岩を右から巻いて登り上がると、大岩の天辺、然もその先端に祠と山頂標識が建っている


恐る恐る岩を這い、跨ぎ、そろそろと天辺に近付くも此所が限界、祠にも山頂標識にも触ること能わず、何と云うところに祀るのだろう。この大岩の天辺を誰がひょいひょいと歩くのだろうか


安全な場所から「白髪山(1469m)」山頂下の谷を埋める雲海をホッとして楽しむ





「ユルギ岩」から5分登ると「奥工石山〈工石山〉(おくくいしやま 1516m)」山頂
360度ぐるりの展望ながら雨上がりの朝、ぐるり回りの山頂はガスの中展望は一部である


登山口へのアプローチは長く且つダートと厳しいがこのブナに出会える四国の山は素晴らしい


林道に降り立ちのんびり山旅号まで歩く


尾根繋がりの「白髪山(しらがやま 1469m)」と「奥工石山〈工石山〉(おくくいしやま 1516m)」、奥深い森、500年のヒノキ、ブナの原生林、連なる四国の背骨の山々を楽しませてもらい有り難い。

2 件のコメント:

  1. いやーー
    岩 岩 岩ですね 飛んでいもないのにそこまで足で上がるとなると、まさしく「とんでもない」
    達成感といいますが、途中で萎えてしまいそうです
    足腰の体幹が強くないととでもできることではないですね

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  2. yamatabikirizushi2024年4月11日 10:03

    峠まで林道が上がっているので所要時間と標高差は少ない。のんびり歩ける箇所がある一方、転んだら何処まで落ちるか知れない岩混じりの急斜面もある。山慣れていないと厳しいかなという山です。が、ブナも岩もヒノキも展望も素晴らしい。人気な訳です。正に登ってみないと分からない。

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