2012年4月30日月曜日

羅臼岳の先に知床岳が

半島付根を横断羅臼側登山口確認
野営場はほとんど雪が残った状態
この野営場を横切った先に登山届ポスト。
昨年11月以降記入者なし。
沢沿いに先に進んでみるが、
残雪量はこっちのほうが断然多い。
とても登る気にはならない。

知床連山の先端近くに知床岳がある。
この目で見たい。羅臼から24㎞。
海から大きく盛り上がるように
山体が膨らんでいる。
この山に表示できる様な登山道はない。
ルサフィールドハウスのレンジャーさんによれば
「世界一ヒグマの生息数の高い地域です。」
とても九州の人が単独で入れる山ではありません。
しかし、機会があったらこの山に入ってみたい。
人より、鹿やヒグマがこの山を知っているかもしれない。
彼らのフィールドだと本当に思う。
今日は見るだけ。

海岸沿いの道路を走りながら、漁港探検。
港に生簀が浮かんでいた。漁協長さんらしい人に話を聞いた。
100万匹サケの稚魚、今5㎝位。これから放すらしい。
この間、魚が沿岸から離れるまで休漁申し合せとか。
サケ漁単漁.
昔日本一、今は、ウトロ側に日本一を奪われたとか。
リベンジの意図を強く感じました。

浜には番屋、やっと海がが明けたと仰っていました。
こんな風に春は来るんですね。

山、即、海
海と山は一体はここに行ったらわかります。
山と海は分かれていません。つながっています。
山が海のそのまま潜り込んでいます。

で今、斜里に戻っています。
明日は、昨日山屋二人連れさんに教えていただいた
北見峠周辺の山情報収集、確認に入る予定です。





知床岳
海から盛り上がっている





道はここま
ここから先は事故責任

百万匹入っているさけの稚魚
サー幾ら帰ってきますかねー
とおっしゃっていました

港越しに知床連山

羅臼港から羅臼岳
なぜ羅臼岳か納得
最果ての港
あの山の下は道路はなく
即、海
浜の番屋


ウトロから羅臼へ

4月30日 0400起床(122/77)
天気 快晴(昨夜は本格的雨だった)
気温 10℃

二日がかりの羅臼岳で2000m登高
ちょっと足に来てるかも。
とは言え、
羅臼側から羅臼岳へのルートはチェックしておかないと
ということで今日は羅臼へ移動。

知床横断道路がまだ除雪中のため
いったんバック、
斜里町から国道244号(斜里国道)標津町へ
標津町から国道335号(国後国道)羅臼町へ
約130㎞程、

2012年4月29日日曜日

岩尾別温泉露天風呂

4月29日 1340 入浴
三段の露天風呂
最上段のお湯に入りました。
洗い場なし。入るのみ。
昨日は、同じ湯元の温泉ホテルで
800円入浴。
泉質、サラサラに少しぬめりが
色はやや白濁、熱いお湯らしい
加水と書いてあっった。

すぐ横が通路。当然
衆人環視の元での入浴。
私が入っているときにも
夫婦の子連れ3人さんが
ご挨拶しながら通って行かれました。
お湯加減は良かったし、
風は気持ちいいし、最高ですが
ゆっくりお湯につかれないのが残念。
だって体全体を向けてご挨拶といかないもの。

流石に、こちらが体を拭く時には
ご遠慮されていました。
別にこちらは気にしませんが。
爺かな。

落ち着かなかったので
ウトロ「国民宿舎桂田」
温泉500円で入りなおしました。
こちらは褐色温泉
こっちも熱いお湯らしい
湯加減は好み的には
こっちかな。
昭和を思い出させる温泉です。




 ウトロ漁港
漁港ですよ。
本当に。
コ〇キ島もここまでにして欲しい。
頑張れ、タ〇ツ
 観光船
大型と小型
6月までは
硫黄岳コースのみとか
6月になると
知床岬最先端まで航海
道がないので
船からしか見れない
丸ごと自然
コ〇キ島にもあるじゃない。
こんなとこ。
頑張れヨ〇〇ラ。

道路植え込みに
なんと土筆が
凍えないでちゃんと
春をお知らせしていました。

羅臼岳二日がかりの頂上

4月29日 2時半起床 (117/77)

天気 高曇り(黄砂)
0420標高260m登山口発
0520標高650m
0620標高860m
0700昨日トレ-ス終点
0720標高1194m
0815羅臼平
0930羅臼岳山頂
1305登山口

昨日の偵察行が効果的
今日は2時間40分でトレース終点到着
行ってしまおうかと思った地点。

行かなくて正解。
まだピークまで2時間半必要だった。
順調にピークを踏んでも1600時。
きっとピークルートは発見できなかったかもしれない。

今日ピークにお連れいただいた
北海道の山屋二人連れさん
本当にありがとうございました。
貴重な情報をいただき感謝しております。

知床半島の先端に向かって
ピークの連なりが登るのしたがって
遠くまで見渡せるようになる。
絶景ですよ。

きっとヒグマしかいない世界を見ている。
この稜線のどこにも人はいない。
この日本にまだこんな世界がある。
きっとここにしかない。
信じられますか。
自分の周りで人が居ないだろうと
思える世界、自然があることを。
自分たちが支配できない
自由にできない世界
有りますなー、北海道には。
本当に来て良かった。
この時期に来て良かった。
ありがとう「知床連山」

2012年4月28日土曜日

羅臼岳最新情報

4月28日
午前3時半起床雨と濃霧
雨が止むのを待って出発
0900 登山口発
 夏道に残雪
夏道から残雪に移行する地点度々
基本的に、ツボ足で登高可能
スノーシューを準備するも全く使わず。
極楽平へのトラバースは
初めての者にとっては
非常に分かりずらい。
残雪シーズンは直登してしまう。
キーポイントは
極楽平からの急斜面
温度上昇と雪斜面の積雪量とが気になる
雪崩に最大の注意を。
このルートの、この季節の懸念地点
クラックも走っているので
直登で登りました。
1060m地点で偵察行終点。
大沢は雪崩の恐れは少ないと判断。
稜線下部、ほとんと残雪なし。
沢芯登高問題ないと思います。
本日はここまでが最新情報です。
私は、明日が本番です。
しかし
「カムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)」
大雪山をそう呼ぶそうですが
雪一色、霧一色の世界は
ここも「カムイミンタラ」でした。

下山時、ガスが晴れ、全山が見渡せるようになると
人っ子一人いないこの世界はやっぱり
「神々が遊ぶでしょう」

明日から本格的に天気回復
神々も遊ぶどころではありません。

今日は貸し切り、静か。
明日は、たくさんの人が登ります。

よって私も明日は2時起床かな。
「神々が遊ぶ庭」ご堪能ください。



 









うウトロは濃霧に雨

3時半起床(117/77)
天気濃霧と雨
濃霧はだんだん上昇している。
天気は回復の兆し、
雨が止んだら登山口に移動予定。




「道の駅うとろ シリエトク」
大型連休を前に準備万端状態

血圧計(目下の主治医)

2012年4月27日金曜日

ついに羅臼登山口に到着

4月27日 1230 羅臼登山口確認
走行距離4332.9㎞ 27日目

雪はまだ山を覆っている様子が窺える。
登山届を見ると去年11月記入が最終。
この季節登っていると思うけど。

途中、それぞれの登山口を確認
登山口までのおくはたけ道路の開放は概ね6月らしい。

知床半島付根の畑は、芽吹きの緑が一面の畑あり。
この畑と山の取り合わせは絶妙。

しかし畑をブルが耕していましたよ。びっくり
何のために何をしていたのか聞いとけばよかった。

オホーツクと初のご対面
海、即、山、即、雪、即、畑、即、森、即、鹿
だって、道路わきで鹿が法面の芝を食んでるもの。

明日は、羅臼岳登山口から行けるところまで行って
状況を確認する予定。

雪の締まり具合、天気、地形と傾斜、雪崩の危険
判断材料が全くないので、情報収集程度の予定。






斜里岳
麦は春が来たと知っている




海別岳
ついに知床の山々が