2012年12月8日土曜日

シシ肉その三


12月8日 0630起床 (121/84)
天気 曇り 
気温 11℃

シチュ-のとろみは、ジャガイモが溶けたのが大きい。
なんせ煮込むから大方姿はなくなった。
玉ねぎもトロトロで口当たりはない。
ネギも同様。人参、椎茸が残った位。
スープは滋味に溢れている。
意外とあっさりしていてびっくり。
シシ肉の油がねっとりかなと思ったけれど
油感は殆ど感じない。

皮下脂肪の食感はグチャッとしたものではなく
しっかりと咬める。口にまとわりつく油ではなく、
スープの味と絡み合って脂肪と云う抵抗感はない。
一寸甘みを感じる。

肉は箸で割れるほど、繊維一本一本にばらける。
グッと小さく締まったけれども硬さは全くない。
あれ程煮溢したけれども獣肉さは失っていない。
臭いわけではなく、牛肉とも、豚肉とも違う口の中に広がる味と香りである。
肉の中に脂肪は入っていないので肉そのものの味と香りが楽しめる。
噛んでて美味しい。

獣肉を度々食する機会はないので貴重な食事である。
たまに時間を掛けた肉料理は、
準備から食するまで全部楽しめて大満足。
酒付きだから余計旨い。
どっちかといえば、酒の肴作りか。

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です。見た目はカレーですね。でもこだわりのカレーに力が入っていますね。
    でも、家中獣臭で充満していたのではないでしょうか?
    しし肉カレー最高!!、郷土料理になればもっと最高ですね。

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  2. シシ肉が時期によってどんな味の変化があるかは知らない。
    じっといろんな味に変化が楽しめる。
    この辺をしっかり自分の物にするとまた面白いかも知れない。
    しかし、冬食べるのが最もおいしいと思う。
    手に入ったらまた作って楽しむつもり。

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