2012年12月9日日曜日

おしゃれ「ファッション」


12月9日 0630起床 (124/89)
天気 曇り
気温 10℃

デパートの紳士服売り場、未知の空間
縁のない所と思っていた。
これまで仕事着は現場作業服。
出張時は揃いの黒のスーツ。
当然休みは山支度。
おしゃれ「ファッション」とは頓と縁のない暮らし。

何を思ったか
奥さん「ジャケット買に行来ましょう」
幾らおしゃれ「ファッション」に興味が無いといっても
30数年の勤め人暮らし、箪笥にはぎっしりぶら下がっている。
「えっ、行くの、私の!?」
山旅三昧には着ていく機会もないしとは思ったものの
一寸探検心が疼いて金魚の糞よろしくついて行った。

まず第一に「気恥ずかしい」「場違いな所にいる」
次に「よくま―こんな高いもの買う人が居るんだ」
「山のズボンや上着ならまだしも、下で着るモノにとんでもない」
「用が無い、早く帰ろう」
奥さん「そうは行きません」
「今日はジャケット」
「これ着てみて」 「こっちは」 「いやこっちも」 「これ似合うかも」
似合う、似合わない、着れたらそれでいいじゃないは全く通用しそうにない。
黒、紺、縞々、縦縞、点々柄
実に考えられる限りの色と模様が吊ってある。
結局、ジャケットとズボンを買う羽目に、トホホ!

帰りに婦人服フロア―で顔見知りの娘に会ったら
「ウキウキ、ワクワクします」だと。
おしゃれ「ファッション」はウキウキ、ワクワクするものらしい。
こっちはドキドキ、ハラハラ、早く帰ろう。
それでも、山で着ることが出来そうな
混紡のシャツだけはゲットしておいた。
このシャツ一丁で十分だ。






2 件のコメント:

  1. 山旅先輩!ウキウキ、ドキドキが大切です。おじさん達の飲み会は同じはなしを毎回いつものように繰り返し繰り返しです。
    そんな楽しみと同じじゃないでしょうか?

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  2. 60歳のおしゃれ。
    恥ずかしくないかい。照れくさくないかい。違う世界に迷い込んだようだぜ。
    まったく、似合うはずないじゃないか。坊主頭だぜ。
    そうは云っても知らないと知ってるじゃ雲泥の差。
    一丁やってみるかの、飛び降りだ。
    そのうちしゃれたオジサンが、目の前に出現する。
    きっと驚く。笑うなよ。

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