2014年10月30日木曜日

「南面白山1225.4m」に登る


10月30日 0400起床 (124/77)
天気 快晴
気温 2℃

面白高原駅の面白山スキー場から南面白山に登り権現様峠経由で周回した。
落ち葉が登山道に積もる季節の、権現様峠から面白高原駅への下山はお薦めしない。
とても危険度が高い。登山道がふんわり厚く積もった落ち葉に覆われ、落ち葉の下の登山道が、土なのか岩なのか、はたまた根っ子が這っているのか全く分からない。特に崩壊箇所などストックで落ち葉を落として素地面を確認しなければ歩けない有様だった。崩壊箇所も多く時間が掛かる。
落ち葉を登山道で払い除けつつ下りるという経験は初めてだった。
あの高度感のある黒部の水平歩道でもここまで一歩一歩に時間は掛けなかった。それよりも時間を掛けて下りなければ、安心できない渓谷の登山道だった。
くれぐれも安易に歩かない、が一番

南面白山 歩行距離 11.5㎞ 行動時間 5時間52分 累積標高差 920m

0642 面白山スキー場駐車場発
0730 面白山スキー場上部
0820~0842 面白山山頂
0930 権現様峠
1056 長左衛門権現様分岐
1124 面白高原駅
1134 面白山スキー場駐車場着

面白高原駅からスキー場駐車場まで登って車を置く。ここからスキー場左端の林道を上部に向かって登る。最終リフト乗り場の先でブナ林に入るもまたコースに出る。このコースを登り上がるとスキー場の最上部、登山道入り口である











此処からブナ林を暫く歩くが、ここからが登りの核心部、一気に頂上へ登り上げる。登路下半は岩が重なった急坂がどこまでも続く。岩が終わるとブナと笹の急坂。一気の登りで頂上稜線。

















南面白山山頂の展望は抜群。潅木に邪魔されることなど気にもならない











初冠雪の朝日連峰

 初冠雪の月山

遥かに白い鳥海山

遂に来ました、冬の雪、もうこれからは白くなるばかり、標高の低い山も次から次へと雪を被って白くなる








南面白山から権現様峠に向かう登山道はブナの森、そのブナもすっかり葉を落として登山道に厚く積もっている。
















四差路になっている権現様峠
















渓谷まで下りて、渓谷に急傾斜で落ち込む斜面を横断しつつ、また谷底に下りて谷川の渡渉を繰り返し下りる。

















急斜面の崩壊箇所も出てくるので気が抜けない。

















まして谷への傾斜が半端じゃないので登山道は落ち葉の溜り場、足元の落ち葉を払いつつ下りるので時間が掛かってなかなか進めない。

















それでも慎重通過でやっと黄葉を一枚撮る余裕が出てきた



















面白高原駅チョイ手前のつり橋、踏板が腐食して穴が開いていた。油断禁物だ。
今日は、神経を使い果たしてお終い。
午前中に下りられればもう1座登る積りだったがとてもとても、今日はお終い。










温泉から出てくると「初冠雪の月山」がお出迎え。
「今日はご苦労さん」と言っているかのようだ。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。30日は日産の追浜工場で、新しい電気自動車の出荷式に全国導入自治体を代表して挨拶。うーん、なんだかトップランナーになってきた。追浜と言えば入札改革で有名な横須賀市。市長が変わって、入札改革も失速したとのこと、バックしないような仕組みを入れ込んできたあの頃を思い出しながら、プレゼン致しました。

    返信削除
  2. 今、流行言葉らしいな「スーパー公務員」、皆さんとっくの昔から「スーパー公務員」です。
    見えてしまうからそれを仕事にするというかしてしまう。壁は越えるために有るので越えて当然、壁越えが仕事じゃなく着地点はその先にあるから、壁越えの連続。越えてしまえばなーんだと云う事だからあっけない。壁を越えながら、また着地した瞬間にもまた別物が見えるから、ひっきりなしのてんやわんや。休む間なんてありゃしない。これが日常で、これをやっているのが「スーパー公務員」でしょう。思い当たったでしょう。

    返信削除