2014年10月9日木曜日

日本一トラの山「虎毛山1432.9m」に登る


10月9日 0400起床 (---)
天気 快晴
気温 6℃

通行止めのため手前の駐車場から出発、20分で通常の駐車場に着く。
仮設の橋を渡り更に30分で急登直下の渡渉地点に着く
ここまでは、林道を辿り、作業道を歩く。問題なくここまでは歩ける。
この渡渉地点から一気に標高差600mを登り上げます
登山道は一本、道間違いの問題はなし、ただ勾配が半端じゃないので一気の駆け上がりなんて考えない方が無難。展望もないしコツコツ登るに限ります
尾根に上がれば、展望はあるし山頂は見えるし元気が出ます
山頂からの展望は登ってからのお楽しみです。
刈払いされた登山道です、皆さんも是非。

虎毛山 歩行時間 5時間30分 歩行距離 15㎞(通常13㎞) 標高差 1170m
0635 登山口(仮設駐車場)発
0735 渡渉地点発
0832 夫婦桧発
0902 稜線高松岳分岐るく
0940~1015 虎毛山山頂(高層湿原巡り)
1040 高松岳分岐
1054 夫婦桧
1116 渡渉地点
1205 登山口(仮設登山口)着

林道を20分も歩くと通常の駐車場に着く。
本沢を仮設の木橋で渡り更に林道を歩くと作業道に変る。
沢沿いの気持の良い道が奥に延びている












渡渉点には木橋が渡され渡ったところに案内板がある
ここから一気の600mの登り、ほとんど直登と云っていいい
所々階段が設置されているのでハードさは一気に増す









それでも、ヒノキ、あすなろ、クロベの混淆林は素晴らしい
倒木の年輪を見るとその幅1mm以下、百年なんて若木だ
二抱えもありそうな木は何年物なんだろうか
途方もない時間と隣りに居る自分が非常に小さく思える















さらの標高を上げるとブナ林、朝日が差し込むブナ林は最後の輝きを見せている
紅葉に黄葉が重なって光を照り返してキラキラしている


















ここまで上がると明日登る「神室山」がブナの木の間に見える












一気の登り1時間30分で「高松岳」への縦走路、稜線に着く。

















稜線上を辿る登山道は、低い潅木で展望は遮られている
高松岳への縦走路はチョットヤブっぽい
今年辿ったパーティーはいるのだろうか
相当頑張らないと高松岳に着きそうにない









それでも、透かして「虎毛山」山頂が見えている
















頂上直下になってやっと「虎毛山避難小屋」の三角屋根が見えてきた
あと一登り、頑張りどころ










山頂は小屋の横、


















日本一トラの山1433mの石柱
十二干支の名を冠した山を目指す山登りがあるらしい。
此れで一躍名を売っているのが「虎毛山」とか
しかし、ネズミ、ヒツジとか山有るかしらん。
















高層湿原は天に丸く広がる
この湿原越しに「栗駒山」が遥かだ












首を南に回すと「鬼首カルデラ」と外輪山の山々がすぐそこだ
「待ってなさい直ぐ行くから」と云いたくなる














さらに南には、遥かに遠く「月山」
秀麗さはこの距離、この朧な見晴らしでも圧巻だ











北には、一時帰郷前の山「高松岳」が12㎞先だ
黄葉は更に下っている
山また山を見ていると時間はあっという間
頂上滞在30分、大満足













紅葉に黄葉のシャワーを浴びて下りも一気、飛んだり跳ねたりで急降下
















林道脇に湧く「トラの湧水」で一休みして登山口着













今日の温泉は秋の宮温泉「すぱっちぇの湯」520円也、貸切、たっぷり一時間











明日の「神室山136m」登山口を確認に
荒れた林道の先に「秋田杉」の中の林道に入りすぐ登山口














明日はこの案内板のコースを辿る
西の又コースを登りパノラマコースを下山
一気登りに、一気下山のハードなコースらしい。









偵察を済ませて下ってきたら、お姉さんに声を掛けられた
お姉さん「西の又、パノラマの分岐はどこかしら。明日登ろうと思っているの」
私「このさき登ると分岐、駐車場です」
そこへ地元のおじさん登場
おじさん「奥さん一人で登るの、パンノラマコースは靴の中で指が曲がるほどの下りだよ。それもずっと下りだから」
お姉さん「西の股の往復にするかな」
私「早出で西の叉からパノラマはどうですか」
おじさん「明るくなってからが良いな。西の叉谷は深いから」
と云う情報を貰って一安心
グビッとやって早寝だな

2 件のコメント:

  1. おはようございます。地図わかりやすいですね。
    紅葉があったり、湿地があったり、虎山は凄いですね。
    先輩の山行きを想像すると、重いザックを背負いながら写真撮ったりメモったり、普通の人じゃないですね。

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  2. そうなのよ、綺麗だな、素晴らしいな、静かだな、ここしかないな、やったなと云う場面で、写真やメモを忘れてはいけません。歩き出してこれはしまったと戻ってパチリと云う瞬間は
    一日に何回もあります。伝えたい訳です、感動の瞬間を、写真と文で。伝わっているかどうか、写真も分も足りないのでもどかしいですが。しかし、少なくとも私はそこに立っている
    と云うのが自慢です。やりたいことを、やりたい時にやってこそ。現役時代も、今も同じでしょう。やるっきゃない。行け行けどんどん。

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