2015年3月24日火曜日

阿武隈山地北辺三山「鎌倉山(340.1m)」 「岩岳(430m)」 「夫婦岩(572.1m)」


3月24日(火) 0500起床 (130/88)
天気 雪のち晴れ時々雪
気温 -1℃

夜半から車は大揺れ、風が猛烈に強かった
目が覚めると雪、フロントガラスには積っていたので収納ボックスから雪掻きブラシを出さなければならなかった。
日本海側が吹雪模様でも山を越えた太平洋岸は青空が広がる空模様に驚く
雪は降って真っ白だけれど、今日は阿武隈山地北辺の三山を登る
里山やファミリーコースとして整備された山、この天気では此処しかない
山旅で一番の苦労は、如何に迷わず、スムースに、且つ短時間で最も山頂に近い「登山口」に行けるか、この一点である。
今日の結果
鎌倉山:迷いまくり、佐野の登山口までの道路が見つからない。見つけた道を入っていくと農家、入っていくと農家の庭。鎌倉山佐野登山口への林道は、青葉温泉手前、神社脇から入っています。
岩岳:県道脇、トイレ付駐車場、迷う前に着く
夫婦岩:県道に夫婦岩標識あり、標識に従い農道に入るとトイレ付駐車場有。超簡単

「鎌倉山(340.1m)」
歩行距離 2㎞ 高度差 300m 所要時間 1時間10分

コースタイム
0740時 佐野登山口発
0815~30時 鎌倉山山頂、羽山神社
0850時 佐野登山口着

山行記録
登山口が見つからなかった理由は、耕地区画整理で地図と現地が大きく違ったためです。これじゃ見つからないはず。それでも見つけてみれば鳥居が建つ立派な登山口でした





雪は5㎝積もっていたが日が当たる斜面は、あっという間に融ける
登山口から山頂までの登山道は一本道、広い参道と云ってもいい程。











山頂に羽山神社がまつられているので、稜線に上がると「黒佐野」集落からの道や「南平」集落からの道が集まってくる
山頂は潅木に囲まれ静寂そのものと云いたいが、今日は強風で山全体がグォー、グォーと唸っています。









羽山神社の壁には、社の改修寄付者一覧が所狭しと掛けてありました。信仰の篤さが分かります。
迷う心配は皆無、槇の大木が点在する山ですお子さん連れで楽しめる山でした。











「岩岳(430m)」
歩行距離 1.8㎞ 標高差 284m 所要時間 50分

コースタイム 
0950時 第一登山口
1015時 岩岳山頂
1040時 第一登山口

山行記録
県道脇第一登山口は簡単に見つかるが、この県道に入るまでは余所見など出来ません。山間部の県道入口は分かり難い。






登山道は一本道、途中で出会う登山道にはしっかり標識があります。


















稜線に上がると大岩がゴロン、ゴロンした登山道に豹変します
慎重に登ったり下りたりで通過します












これを見ると「岩岳」を納得します
岩を割って生えている松、それも古木と云ってもいい程。
なるほど


















山頂から阿武隈山地を見るも、雪雲で判然としません












「夫婦岩(572.1m)」
歩行距離 3㎞ 標高差 238m 所要時間 1時間13分

コースタイム
1125時 筆甫(ひっぽ)登山口発
1157時 夫婦岩
1202時 見晴岩
1215時 展望大岩
1238時 筆甫(ひっぽ)登山口着

山行記録
迷わず登山口着






登山口から一本道を上がると標識、標識通り進む。
登山道は整備が行き届き、急斜面には擬木の階段が設置されている


















岩場に入ると、握り応えのある鎖が張られている
高度感に恐れる事無く通過できます

















鎖場を上がりきると、夫婦岩と見晴台の分岐標識が建っている












見晴台から見る「筆甫」の集落が谷筋に細く広がっていた。
冬は、厳しい冷え込みと雪と戦う生活が此処からはっきり見える 
見晴台から反転、分岐に戻って展望大岩へ進む、岩の細尾根を辿る。










急崖の岩場が展望大岩、下から見ると成程の岩だった。
登ってきた登山道には戻らず、展望大岩から下る。











微かな踏み跡と古い小さな残地テープがあるので迷う事は無く最初の分岐標識に下った。



少しの高度感とスリル、展望は、ファミリー向けには充分過ぎる。
きっと大満足の一日になる。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    一気に三山ですか、、、いくらファミリーコースとは言え、体力大丈夫ですか?笑
    スーパー山旅おじさんは、軽々とクリアデフすね。あとは温泉とビールでカンパーいですね。

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  2. 累積標高差は大きな山と大して違わないから、消耗は半端じゃありません。地元の皆さんが、大昔から大切にした山が東北入ったら沢山有って、外せなくなりました。
    登ってみると、神と崇眼る山、豊作を願う山、山の神の山、さまざまの神様が祭られています。その時代のさと永さと深さは、山に登ると心に沁みる所が有ります。低くても、小さくても、登ってみないと分かりません。ゆめゆめ、油断はなりません

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