2017年11月7日火曜日

濃尾平野最北の高賀三山「高賀山(こうかさん 1224.2m)」「瓢ヶ岳(ふくべがたけ 1162.6m)」「今淵ヶ岳(いまふちがたけ 1048.4m)」に登る


11月7日(火) 0400起床 (132/88/70)
天気 晴れ
気温 10℃

濃尾平野の北部の、石川県境、滋賀県境にかけて「20数山」並んでいる
まず初めに美濃市背後に緑濃い山が長良川に映る
古くから信仰を集める「高賀三山」である
街の背後の山が「如何なる理由で信仰を集め」「そして現在、市民の皆さんと山の関係は」等と興味が沸くので登りたくなる
11月の三連休、瓢ヶ岳は多くの登山を迎えたらしく美濃市側登山口の駐車場には真新しい石灰の線が引かれていた

「高賀山(こうかさん 1224.2m)」
歩行距離 2.5㎞ 歩行時間 57分 総上昇量 185m

0720時 御坂峠
0742時~46時 「高賀山(こうかさん 1224.2m)」山頂
0800時 御坂峠
0810時~12時 峰稚児神社
0817時 御坂峠

通常の高賀神社登山口からは、「歩行時間 3時間55分 歩行距離 5㎞ 総上昇量 779m」の所、林道中美濃線を美濃市から最上部に上がり郡上市に入ると、通常登山口からの登山道の御坂峠に出会う。










此処から、木製階段が整備され笹が切り開かれた緩傾斜な尾根を歩く。朝日が背後から射すので木々の朝の様子が美しい











ものの20分で山頂、通常登山口からの登山者に申し訳ない
三山巡りなので許して貰おう
北に遠く白山が微か、奥美濃の山々が累々なのだが同定は出来ない
沢山有るなあー、日にちが掛かるなあーとの感想である









御坂峠に戻り峠を挟んで反対側の急斜面を登る


















登り上がると「峰稚児神社」が、大きな岩の上に立っている
山麓の人々の信仰の厚い山である
大事にされているのである











「瓢ヶ岳(ふくべがたけ 1162.6m)」
歩行距離 3.9㎞ 歩行時間 1時間22分 総上昇量 244m

0836時 中美濃登山口発
0909時 奥瓢ヶ岳(おくふくべがたけ 1660m)
0918時~29時 「瓢ヶ岳(ふくべがたけ 1162.6m)」山頂
0935時 奥瓢ヶ岳(おくふくべがたけ 1660m)
0958時 中美濃登山口着

中美濃林道を郡上市・美濃市境の峠に戻ると、そこが郡上市の瓢ヶ岳「中美濃登山口」である
案内図に郡上市とある












「中美濃登山口」から瓢ヶ岳への山頂稜線を目指す
完璧に植林された山なのだが、所々に残る灌木の黄葉が陽に透けてホッとする

















瓢ヶ岳への山頂稜線に上がり、小さく下り登り上がったこんもりピークが「奥瓢ヶ岳(おくふくべがたけ 1660m)」である
表示が無ければみ落としそうである















一旦下り登り上がると北から東が大きく切り開かれた「瓢ヶ岳(ふくべがたけ 1162.6m)」の山頂である
北に白山、東に御嶽山、今日は霞が掛かりぼんやりの展望である
つい先ほど登った「高賀山」の稜線が端正である
美濃市側の登山口は峠から下った地点にあり、トイレに広い駐車場が整備され、三連休の賑わいのざわめきが残っている





「今淵ヶ岳(いまふちがたけ 1048.4m)」
歩行距離 6.5㎞ 歩行時間 2時間51分 総上昇量 591m

1100時 滝神社発
1112時 送電線巡視路口
1133時 送電線鉄塔
1233時~50時 「今淵ヶ岳(いまふちがたけ 1048.4m)」山頂
1322時 送電線鉄塔
1341時 送電線巡視路口
1351時 滝神社着

瓢ヶ岳から10㎞下り一旦県道に出て板取川上流に向かい、滝神社への渓谷に入る
最奥の集落を過ぎ杉の巨木で鬱蒼とした滝神社に到る
神社から未舗装の林道が送電線巡視路口へ上がっているが、洗堀されて尋常の路面ではないので滝神社ら巡視路口まで歩く








送電線巡視路口には、小さな標柱があるっきり、近付いて確認すると「No149・No150」の巡視路の入り口である













伐期までもう一息かと云う大きな杉の林を、沢を二つ越えて登ると送電線が立つ尾根にでる
此処まで20分、そこに「「今淵ヶ岳 1h」の小さな案内標識が掛けてある










潅木の林と植林地が交互に現れる急登一直線の尾根を登る
気温が上がり夏山の如く汗が噴き出る、林の中の尾根は風がない
調子が段々落ちて来るのが分かる














山頂直下で笹薮が登山道を覆う、久しぶりの藪漕ぎである













表示の通りい時間で山頂である
「今淵ヶ岳(いまふちがたけ 1048.4m)」山頂も藪の中、檜や灌木の林が囲っているので展望は無い。
そして山頂の標柱も見当たらない
風が落ち葉を散らすだけの静かな山頂である








滝神社も人っ子一人いない、杉の巨木が立つのみである













滝神社由来が建っている
平安の時代からと云うから想像の彼方である
その時代から現在までこの三山は守られ続けたと云う事なのである

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    ここに来て天候も良好で良かったですね。
    こちらも新米の季節。訳あって少し祁答院の棚田米を購入しました。いつもの陽成米も今年も美味ですが、更に違う美味しさ。ご飯をおかずにご飯を食べる。。そんな感じたです。

    やまに行かれて1ヶ月過ぎましたね。体重も絞れたことと思います。
    新米は食べられましたか?そちらのお米は更に美味しさが各別ではないでしょうか?

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  2. 一ヶ月経ってみると「山体(やまからだ)」になっているのを実感する。
    山中のアップダウンを息が切れることなく歩んでいる。味噌汁ソーメン朝食の後行動中、大蒜二個、リンゴ一個とチーズ3切れそして水で山を歩ける。お腹ぺこぺこが当たりになった。偶に「おにぎり」や「茹で卵」をザックに入れて登ると、その美味しさは格別である。山ではシートを広げて座って楽しく食事と云う訳にはいかず、立ったまま頬張るので趣も何も無い。景色をおかずに頬張っているのが贅沢と云えば贅沢です

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