2019年10月26日土曜日

「経ヶ岳(きょうがたけ 1625.2m)」に登る


10月26日(土) 0500起床 (---)
天気 曇り
気温 14℃

広域基幹林道法恩寺線を起点に沢コースと尾根コースがある
沢コース取り付きの林道が藪を被っている。藪加減に食指が動かない。
広域基幹林道法恩寺線を更に上って尾根コースで登る

「経ヶ岳(きょうがたけ 1625.2m)」
歩行距離 9.6㎞ 所要時間 5時間15分 総上昇量 976m 移動平均速 3.1㎞(全治平均速 1.8㎞)

0800時 広域基幹林道法恩寺線尾根ルート保月登山口
0908時 「保月山(ほつきやま 1272.8m)
0955時 「杓子岳(しゃくしだけ 1448m)」
1011時~1117時 「中岳(なかだけ 1467m)」
1104時~1120時 「経ヶ岳(きょうがたけ 1625.2m)」山頂
1153時 中岳
1205時 杓子岳
1239時 保月山
1315時 広域基幹林道尾根ルート保月登山口

広域基幹林道への取り付きをナビが近道を指示、此れが荒れて藪の林道で通行禁止のクサリ、40分のロスで尾根ルート着















登山口は広域基幹林道から直接登るからアクセスは抜群












手作りの案内板がある。保月山まで50分、さらに杓子岳まで40分、そして中岳まで25分、鞍部の切マドまで20分、其処から経ヶ岳まで40分と記されている。合計2時間55分掛かるらしい





 
黄葉は今時点では標高1000mはまだ青い、1100mを越えると黄色が増し1200mになると愛でる黄色が現れる
尾根ルートは明瞭且つ手入れが行き届いた一本道、なのだが雨上がりの急坂の地道は滑る、岩塊が重なった急坂の岩もつるつる。慎重に一歩一歩登るしかない我慢の登りが続く













「保月山(ほつきやま 1272.8m)」は紅葉の森を登り上がった先、此れから登る「杓子岳」への尾根は細く急で岩稜らしい













その細い岩稜がガスの中に黄葉の急崖で出現する、仕掛けはたっぷり十分である












その細尾根と岩稜に丸太階段が二段、そして一段、さら二段三段






















更に岩の細尾根が現れる。蒼空の元なら楽々でも雨上がりでは滑らぬように用心である















尾根コース核心部の細尾根を上がり切ると「杓子岳(しゃくしだけ 1448m)」山頂、チシマザサの山頂である。










その先の登路は広くゆったりうねった山稜がチシマザサの中を「中岳(なかだけ 1467m)」へクッキリ伸びている
この標高でこの尾根の登路に出会うと贅沢だなと思う











「中岳」笹と灌木の中である











「中岳」から見上げる「経ヶ岳」へはチシマザサの急壁、一気の登りが笹の中に一筋伸びている。この景色、この一気の一筋を見て「北海道のペテガリ」を思い出す。あの高度差500m笹の一気の登りに似ている














ところがその登路に「ミヤマリンドウ」が咲く、咲いてはいない固く閉じているのだがこの色を見ると思わず頬が緩む、この色はこの季節、山の色です









案の定、チシマザサが覆う急壁の藪漕ぎの登りは、まさ「ペテガリ」の登りである
















白山より古いという「経ヶ岳の火口原」のブナの原生林が真下に見える
火口原とそれを取り巻く火口壁の中で小さく静かな森が広がる様は実に美しい









登り上がった「経ヶ岳(きょうがたけ 1625.2m)」山頂は、福井県では県境の山を除けば最高峰と云う。展望は360度全周ながらあいにくのガスで白山も煙る
福井県の名峰、流石である

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    今回は一人山行きでしたね。
    一気に1600メートルの山を登り辿り着く。身体もまた、絞られているとの認識です。
    さすがです。
    また、蓄えた体脂肪をエネルギーにかえて、健康体になられていると想像します。

    そうなると尿酸値が気になりますね。
    水分も取っておしっこから排出しないと、ドロドロになってきます。
    気をつけて下さい。

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  2. 麦酒にホルモン、レバー、牛筋とくれば「尿酸」です。が、其処は我が主治医ちゃんと「これを飲め」と毎朝一粒を頂いております。よって経過は至極順調で、登山、温泉、ビール、ホルモンのルーティンをこなしております。山に来ればこっちのもので、朝起きてから夜寝るまでの時間は寸分の狂いもなく計画通りに時を刻みます。
    酒も旨いから云う事なしです

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