2022年5月31日火曜日

「羅漢山(らかんざん) 1109m」「法華山(ほっけさん 962m)」に登る


5月31日(火) 0400起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ 
気温 18℃

 「羅漢山(らかんざん) 1109m」「法華山(ほっけさん 962m)」は、「山口県の山」の本に(天空の高原から登る兄弟の峰)と紹介されている。登山口の「らかん高原」は、オートキャンプ場、羅漢山青少年旅行,憩いの広場が整備されている。登山口は三カ所あるが、羅漢山青少年旅行村のイベント広場を起点に東へ「羅漢山(らかんざん) 1109m」に登り、一旦登山口に戻り西へ「法華山(ほっけさん 962m)」に登る。
昨夕は、雨待機の夕飯「鳥焼き二種」「野菜炒め」「サラダ」「お握り」「麦酒・日本酒・焼酎」とたっぷり時間を掛けて掛けて食し爆睡である



「羅漢山(らかんざん) 1109m」
歩行距離 3.6㎞ 所要時間 1時間55分 総上昇量 283m 

0645時 青少年旅行村イベント広場発
0728時 「小羅漢山(こらかんざん 1024m)」山頂
0754時~0800時 「羅漢山(らかんざん) 1109m」山頂
0810時 不知火杉
0825時 憩いの広場
0850時 青少年旅行村イベント広場着

雨は夜中も小雨模様で「らかん高原」もガスの中、展望は効かない。



青少年旅行村イベント広場の入り口路肩に山旅号を停めて、雨に濡れた登山道に入る



イベント広場先の植林地の中にキャンプ場がある、既にこの場所この地点から物音一つしない静かな山歩きが始まる。おまけに植林地の杉や桧がガスに霞んでいるので子供連れのファミリーが楽しむ遊歩道と云う雰囲気は全くしない。一流である。



木段や擬木の階段をガスの中登ると「小羅漢山(こらかんやま 1026m)」分岐、此処から灌木の二次林に変わる。やっと小鳥の鳴き声が聞こえる。分岐を5分登ると「小羅漢山(こらかんざん 1026m)」山頂、木製の展望台が設置されているもガスで展望は無い。



遊歩道には「クマ注意」「マムシ注意」の立て札が彼方此方の立っている。このガスの中、雰囲気的には「クマ」とばったりがありそうな・・・?静かさが余計怖い。



山頂下の中国自然歩道の案内板のコースで本日の歩き



「青少年旅行村イベント広場・ロッジ・キャンプ場ー小羅漢山ー不知火杉ー羅漢山ー不知火杉ーセンターハウス・憩いの広場ー(一般道・オートキャンプ場)ー青少年旅行村・ロッジ・キャンプ場」と周回する
頂上稜線に上がると平坦な歩道になり灌木の新緑のトンネルの先が山頂広場である



「羅漢山(らかんざん) 1109m」山頂、伐り開かれ東から南の展望が効きそうだが本日はガスで展望は無し。瀬戸内海、遠くは四国の連山が見えるとか。



その山頂に岩が露出している



8千万年前に貫入した・・・が「磁石」・・・なのだそうだ
実際腕時計の磁石の方位は、デジタル表示にも拘らず数字が定まらない。



不知火杉迄下り、憩いの広場に向かって下ると「らかん高原牧場」が見えて来る。滑り台やブランコ、アスレチック施設は随分前に休止したらしい藪化している。



憩いの広場から一般道をくだりつつ「イタドリ」の酸っぱさを確認し、



「キイチゴ」の甘さを楽しみ、



「ワラビ」を今夜のツマミにゲットしながら2㎞「オートキャンプ場」経由で登山口に歩く。



「オートキャンプ場」を挟んだ反対側に此れから登る「法華山(ほっけさん 962m)」がこんもりしている。



「法華山(ほっけさん 962m)」
歩行距離 3.0㎞ 所要時間 1時間06分 総上昇量 121m

0900時 青少年旅行村・イベント広場発
0905時 中国自然歩道・「法華山(ほっけさん 962m)」登山口
0933時~0938時「法華山(ほっけさん 962m)」山頂
1002時 中国自然歩道・「法華山(ほっけさん 962m)」登山口
1006時 青少年旅行村・イベント広場着

イベント広場から一般道を200m西進すると左側に「中国自然歩道」の案内板が建っている



植林地の中の広い轍道を入ると「オートキャンプ場」の正面斜面の伐り開きの天端を歩くようになる。



その天端から「羅漢山(らかんざん) 1109m」が真正面に見えるも山頂にはガスが掛かり、その国見える筈の西中国山地の山々もガスに隠れている
作業道らしき轍道の両側には「ワラビ」がびっしり繁茂し出たばっかりの若芽も散見される、下り道が楽しみである。
作業道を上がって行くと植林地に入る手前に「カプセルの森」の案内板が建ち、その奥に植林地の中を遊歩道が斜面をトラバースするように伸びている



トラバース終点から左斜面へ擬木の階段がジグを切って上っている。



左は植林地、右は赤松の林、その赤松に陽が射すと「赤」が一層映えて森の中で輝く、久し振りに見て少々感動である。



山頂稜線に上がる



平坦な山頂稜線、両側に山栗の木が立つのか栗のイガが至る所のに転がる。そりゃ秋は楽しみだろう



歩いた先が刈り払いされた「法華山(ほっけさん 962m)」山頂




「羅漢山(らかんざん) 1109m」方向が伐り開かれ山頂と右下に「憩いの広場」「らかん高原牧場」が見える。その奥に微かに「西中国山地の高峰」が見えるも同定は出来ない。
下から見た限り此処迄の展望が利くとはと吃驚である。



生憎のガスの中の山であるも、ガスが切れ陽が射し始めると次第に周囲の山が姿を現す。
北は「島根県の山」東は「広島県の山」、初めて見る山容と尾根の重なりを見ると、行って見たくなる、登ってみたくなる。楽しみが尽きない。

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年6月3日 6:22

    おはようございます。
    ガスが凄いですね。眺望は望めないですが、お二人で山登りならガスの中でも寂しくないですね。
    なんだか見えないと不安になりそうです。
    今日は東京のホテルの朝です。
    昨日から、私の会社のI前社長と東京に来ております。河川功労者表彰の前社長受賞式に来ております。
    飛行機などの移動中も色々と現職時代とは違う話を聞く。もちろん先輩の話もでる。
    今日までご一緒なので色々、疲れもリセットします。

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  2. 何時も「良い人生じゃな~」と云われてます。土木屋ですから政治家じゃありません。残すべきことはやり尽くした感があるので山旅三昧が出来ます。十年後の今でもあの時の計画が活きているのは冥利に尽き間違いなかったとホッとする。問題は此れから皆さんに懸っている。頑張るしかない。

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