2022年11月21日月曜日

 松山市沖興居島(ごごしま)「小富士(こふじ 282m)」・四国霊場第五十二番札所太山寺から「経ヶ森(きょうがもり 203m)」に登る


11月21日(月) 0420起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 13℃

そもそも0645時泊港行きにに乗るべき所を30分も早い0615時の由良港行きに乗ったのが大間違い。皆さんがさっさと乗り込むので合わせて乗ってしまったと云うのが真相である。
上陸した「由良港」から登山口のある「泊港」まで如何に移動するか?
歩いても構わない、一時間程度だろう。歩く以外に何か手段が無いかと「上がる港を間違いました、島内バスは有りませんか」と新聞を仕分けしている奥さんに尋ねると、フェリーの船員さんに連絡して「レンタサイクル」を手配してもらう


電動レンタサイクル((1000円)で、四国山地から上がる朝日を拝みつつ小富士登山口の泊港へ


泊港までは海沿いの道をザックを担いでペダルを漕ぐ、電動自転車の何と楽な事か。船便を乗り間違ったがこれは楽しい間違いだ。


北の由良港から海沿いに泊港へ、そしてこれから「小富士(こふじ 282m)」に登る



興居島「小富士(こふじ 282m)」
歩行距離 3.0㎞ 所要時間 1時間45分 総上昇量 280m

0652時 由良港
0719時 泊港
0730時 泊港登山口発
0643時 みかん畑上端
0830時~0940時 「小富士(こふじ 282m)」山頂
0905時 みかん畑上端
0915時 泊港登山口

登山口の民家間の小道を入ると


民家の皆さんが利用する狭い石段


みかん畑の蜜柑を潜る小道


蔦と木が被さる緑のトンネルと道は次々に変化する


振り返ると朝日を受けて輝く海と黒々とした島が眩い


頭上にはうんべ(むべ)も熟れている


鳥居が建つ、「石鎚山吹揚山大権現勧請所」らしい


その社からが見えているのは海の向こうに「石鎚山」かも知れない?自信は無い


航空標識灯が建っている?松山飛行場か?


その隣にあの三角点石柱と山頂標識


美しい海と島々、箱庭ならぬ箱海だろう


と、そこに「飛行機」が飛来する。「航空標識灯」に納得である


山頂から海を見ると、今朝乗り間違ったフェリーが二隻海峡を行き交っている


泊港から高浜港への帰りの運賃は「電動レンタ自転車(1000円)」に含まれており運賃は支払わず。


とんでも無い乗り間違いが、思わぬ楽しい山登りになる




自転車は港でフェリーが回収して呉れるらしい


四国霊第五十二番札所太山寺から「経ヶ森」
歩行距離 3.0㎞ 所要時間 1時間00分 総上昇量 167m

1050時 太山寺駐車場発
1113時 遍路道分岐
1122時~1129時 「経ヶ森(きょうがもり 203m)」山頂
1134時 遍路道分岐
1150時 太山寺駐車場着

四国霊場第五十二番札所太山寺、古刹である


石段を上がり楼門を潜ると


正面に国宝の本堂が建つ、900年前の建立時のままと云うから木造建築の寿命の長さは計り知れない。


その本堂裏に遍路道がある


遍路道を10分上がると「経ヶ森(きょうがもり 203m)」への分岐がある


灌木の中の良く踏まれた急坂を登る


山頂へ最後は短いがロープの下がる岩場を上がる


岩の山頂「経ヶ森(きょうがもり 203m)」


梢の先に隠れて「小富士(こふじ 282m)」が見えている


船旅15分の積りが電動自転車にも乗ると云う楽しい一日になる
ぼっちやんの湯に入る時間は無い、大洲市経由宇和島市経由で宿毛市に走る
途中道の駅の温泉に入る積りが「二年前から休止しています」、此処でもリサーチ不足が露呈するも、16㎞先のお湯を紹介して頂き汗を流す
その後、宿毛市の片島港、沖の島航路の乗り場を確認する


其処に丁度、第二便が帰港する。明日は沖の島を日帰り、この便で帰ってくる
明日は大丈夫だろう


今日の失敗を繰り返さないよう再確認する

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年11月26日 10:53

    おはようございます。
    慌てて乗っても良いフォローができましたですね。
    今回の山旅は島旅にもなっていて、拠点の港に山旅号は駐車させての山行き。
    島ならではの、海抜0メートルからの山行きなので、低いと言っても侮るなかれ。
    しかしびっくりするのは、そんな島の山でもしっかりとした案内がある、島暮らしを支えるのは島内での経済活動ではなく、様から通勤通学しての暮らすか、島の中で観光客などを相手にするか?しかない。漁業ではとても難しいのではないですか?
    人口減少社会では島の人口の減る割合が大きいのではないでしょう?生き残るためにはどうすべきが?考えますね。

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  2. あの瀬戸内海二番目に大きい島で観光客がわんさと押し掛ける小豆島でさえも「人口減少に歯止めが掛からない」、結局離島振興法に頼らざるを得ずと云う事態らしい。その他の島々の現状は此れから推し量れる通りだろう。フェリーが日常の足として機能している為「空き家バンク」を活用して「昨年は十軒」住民が増えました等のアナウンスをフェリー乗り場で見る。
    元々空気や景色に問題は無い、電気的、電磁的環境が整いさえすればそれを探していた人は来てくれると云う事なのでしょう

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