2023年2月4日土曜日

大島半島「太崋山(たいかざん 362m)・牧ヶ岳(まきがたけ 285m)・水谷山(みずたにやま 280m)」、周南アルプス「茶臼山(ちゃうすやま 349m)・大谷山(おおたにやま 276m)」を歩く


2月4日(土) 0530起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 -2℃

昨夕1810時の太崋山山頂直下の駐車場から眺める徳山湾とコンビナートの夜景、金曜日の夜景は人を呼ぶのか 車がひっきりなしに上がって来る。


午前零時トイレに起きたら車の二人が夜景を見ている。山旅仙人にもそんな時代もあったかもしれない

大島半島「太崋山(たいかざん 362m)・牧ヶ岳(まきがたけ 285m)・水谷山(みずたにやま 280m)」

歩行距離6.6㎞ 所要時間2時間45分 総上昇量 230m 移動平均速 4.6㎞(全体平均速 3.0㎞)

0725時 太崋山山頂直下駐車場発
0800時 牧ヶ岳(まきがたけ 285m)山頂
0837時 水谷山(みずたにやま 280m)」山頂
1010時 太崋山山頂直下駐車場着

太崋山の展望台から見る「笠戸湾から上がる日の出」、海面が輝く逆光の穏やかな湾と島影、手も足も指先が冷え込んだ―2℃の大気でジンジンする今この瞬間だが、瀬戸内海でなければ見られない朝の景色が美しい。


ヘゴヤボ(ヘゴ藪)、常緑広葉樹の林も広い遊歩道は手入れが行き届いており尚且つよく歩かれている。樹間のハイキング路ながら途中の樹間の切れ間から瀬戸の島の展望が効くから歩いていても飽きない。


太崋山山頂から25分半島を先端に向かって歩くと牧ヶ岳(まきがたけ 285m)山頂、展望なし


大島半島を先へ向かって歩いていると鞍部で山越えで半島を横断する里道と交差する。
古の里道だろう、生活感がたっぷりである。展望が僅かにきいて瀬戸の海が見える個所もある。陽が射すからだろう海が暖かく見える



島が点々浮かぶ穏やかな海は何度見ても、何処で見ても、高度が変わってみても、見入ってしまい足が止まる


歩く先に目標の水谷山(みずたにやま 280m)が見える。


此処迄歩いてくると振り返って見える太崋山(たいかざん 362m)が思いのほか遠く見える


目的地、水谷山(みずたにやま 280m)山頂、それと気にしてないと通過してしまう展望のない樹間の中の山頂である


この先10分下ると展望地「獅子岩」


眼下に集落が広がり、集落の前は笠戸湾と大島半島、その先に島が有る。その島の沖の逆光の海面に行き来する船が見える。この高さならではの景色なのだろう


半島を縦走するハイキング路は石組みの階段が有るなど手入れが行き届いているが、そもそも 大島半島の集落の生活を支えた古道のようである。古道の脇には炭焼きの窯跡が点々と散在することからも生活の道、暮らしに道だったのだろう。


1010時、太崋山山頂直下の駐車場に戻り「下山道」の車道を下る。


山頂への車道は、「上り専用道」と「下り専用道」が別ルートなのである。

周南アルプス「茶臼山(ちゃうすやま 349m)・大谷山(おおたにやま 276m)」

歩行距離 6.7㎞ 所要時間 2時間25分 総上昇量 461m 移動平均速 4.0㎞(全体平均速 2.7㎞)

1125時 下松バイパス大谷パーキング登山口発
1230時~1240時 茶臼山(ちゃうすやま 349m)山頂
1310時 大谷山(おおたにやま 276m)山頂
1330時 大谷ダム
1350時 下松バイパス大谷パーキング登山口着

下松バイパス大谷パーキングが登山口だが、このパーキングが藪且つゴミ投棄で見る様ない有様此処迄酷い登山口は初めてである。道路管理者さん大変でしょうがよろしくお願いします。


バイパスを跨ぐ歩道橋を渡ると「茶臼山(ちゃうすやま 348.8m) 3㎞ 70分」の案内板が有る。人気のルートで老若男女誰でも歩けるハイキング路らしい。


そして展望が素晴らしい、真正面には島が浮かぶ笠戸湾、右手にはついさっき歩いた太崋山の大島半島、皆さん登る訳だ


とは言っても全線展望が効く訳では無い、常緑広葉樹の樹林の中の急坂だってある
このルートは「東豊井コース、茶臼山(ちゃうすやま 349m)」へのメインコースである。


遅い出発なので多くの下山者と行き会う、優に20人を超える、小さな子供有り老夫婦有りの賑やかさである




1230時、1時間05分で茶臼山(ちゃうすやま 349m)山頂


展望は360度全周、茶臼山を含め連なる山が「周南アルプス」と呼ばれ一日で歩くにはちょっとハードな縦走路が開かれており「虎ヶ岳」へ連なる尾根がうねっている


大島半島の「太崋山・牧ヶ岳・水谷山」が周南市街地とこんなにも近い、市民の皆んさんが歩くには最適な近さ且つコース、そして展望人気な訳だ


茶臼山(ちゃうすやま 349m)山頂から大谷山(おおたにやま 276m)に向かうコースは「本尾根コース」と呼ばれ、茶臼山(ちゃうすやま 349m)を周回する。


ロープが張ってある下り、


ロープが有る登り、小さいながらアップダウンを繰り返しながら大谷山(おおたにやま 276m)に向かう。


所々樹間の切れ間から展望を楽しみながら歩くと三角点の設置された大谷山(おおたにやま 276m)山頂


矢張り何処から、どの高さから見ても多島海は美しい
大谷山(おおたにやま 276m)山頂から振り返る茶臼山(ちゃうすやま 349m)意外と思えるほどどっしり大きな山体である。人気の理由はこの辺りにあるのかも知れない。
直下を山陽自動車道と山陽新幹線と云う日本の大動脈が走る直近の山とは思われない。飛んでも無い所に位置している


「本尾根コース」を離れ大谷ダム経由「東豊井コース」に向かう


途中「大谷ダム堰堤」を渡る


堰堤から「東豊井コース」の尾根に登り上がるのだが、振り返る「大谷ダム」の堰堤が趣がある、土木屋としてはこの景色は外せない


そしてこの山の歴史には「B29の爆弾跡」も欠かせないらしい。「戦艦大和」が燃料を補給して出航した徳山湾、格好の標的だ


下松バイパス大谷パーキングの案内板に茶臼山からの展望太崋山の展望、街に近接し海に突き出た半島にこの高さの山が有る、やはり綺麗だ


案内板のの周回コース「東豊井コースから本尾根コース」このほかにも様々な歩きが楽しめるらしい


本日の仕上げは「下松健康パーク天然温泉」、一時間660円で湯浴み


そして、下松SAウエルカムゲートで一杯やる
あすは「周防大島」の山を歩く

3 件のコメント:

  1. やぎちゃん2023年2月4日 20:37

    今日から沢山の山を登り始めましたね。低山であっても山頂からの眺めがある山はいいでしょうね。早朝の気温がなかなか低いですね。風邪をひかないように頑張って下さい。

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  2. ぬの にんに2023年2月5日 7:46

    おはようございます。
    立春を過ぎだいぶ暖かくなりました。天気も良く、気持ち良い日和です。
    昨日金曜日夕方から、人吉へ先輩もおられたことのある都市○○課の旅行会に参加させていただきました。
    出発から帰還まで笑の絶えない旅行会でした。コロナ禍にはできなかったことな少しずつ復活!!
    先輩も計画通り、山口から入りましたね。今回は奥さまは??しばらく拝見するとわかるでしょう。
    気をつけて山行きしてください。

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  3. *低いと侮る事勿れ、登ったり下ったりが激しく総上昇量は700m、ちょいとした南北アルプス並です。歩き始めは氷点下の気温に指先は本当にジンジンかじかんでいます。一時間もすると体も温まり何とかなりますが、2月はまだのんびり山行とはいきません。ぼちぼち登ります
    *少しづつ少しづつ何とかなっている感じはするも、山旅に出ると気になるのは「密」、そりゃとんでもない人出だ、これまでの鬱憤を晴らすが如く、居当たる所人人人静かな山歩きとのギャップに驚いている。その中の観光者が貴方たちと云う訳だ。次第に元に戻すこれが一番かな

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