2023年2月8日水曜日

宮島「弥山(みせん 535m)」を周回する


2月8日(水) 0410起床 (ーーー)
天気 晴
気温 3℃

0640時の宮島口桟橋、大野瀬戸の空を赤く染めている。


この時間船内はガラガラ、とは言っても勤め人風な人のみである 
片道180円の所要時間10分



島「弥山(みせん 535m)」を周回
歩行距離 12.0㎞  所要時間 5時間37分 総上昇量 814m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.1㎞)

0730時 宮島桟橋発
0946時~1000時 ロープウェイ「獅子岩駅」
1030時~1040時 宮島「弥山(ミセン 535m)」山頂
1115時~1122時 「駒が林」山頂
1135に 三剣山山頂
1237時 大元園地
1255時 宮島桟橋着

 桟橋から左へ歩き紅葉谷コース左手の尾根を海抜1.0mから弥山へ登る


紅葉谷コース、大聖院コース、大元谷コースの公認の三コース以外であるからか、尾根取付きにテープが下がっているのみである
登って行く登山道脇には早「馬酔木の花」が咲いている。今朝の気温は3℃と結構冷え込んだが山は春の準備が着々だ


0810時、紅葉谷コースから包ヶ浦自然歩道が合流する


此処が「博打尾」と云うらしい。1555年毛利元就の古戦場跡である


0830時、高度が上がって赤い大鳥居が見えて来る、山の上から見ても赤い鳥居は蒼い海面に映える、計算され尽された大鳥居としか思えない


明日渡る予定の「似島」が広島湾に浮かんでいる、思いのほか存在感充分で上る山は低くとも渡ることが大事な気がしてくる


0920時、高度を上げて漸くロープウェイ駅と弥山山頂が見える。山頂は535mだが点在する花崗岩の露岩が535mを搔き消し高い山の雰囲気を出している


少し下るとロープウェイ駅がある、ロープウェイは二段構成で乗換駅の(榧谷駅)、下を潜って登って行くと鹿二頭にじっと見つめられる。人慣れしているのだろう逃げもしない登って行くのを見送ってくれる。
朝日に輝く海面と江田島を含む島々、その島の間を海上自衛隊の艦船が出航していく。平清盛、源義経、毛利元就、遥か遠い昔から合戦の海で今に至っても海上自衛隊の基地、要害は決して消えることはない。


0947時、ロープウェイ獅子岩駅着、弥山山頂紅葉谷コース分岐迄0.3㎞、弥山山頂まで1.0㎞の案内板があり


宮島弥山案内図に弥山山頂一帯の神社と堂が描かれておりロープウェイの乗客の皆さんが続々と歩いて向かう


弥山山頂に向かって歩くと「弥山原始林」の案内板が建つ、この原始林でも宮島は名を馳せており海岸に近い栂の林は大変貴重らしい


弥山山頂へ向かって下ると最低鞍部が「紅葉谷コース」との分岐、石段や石畳みが敷かれた遊歩道が下っている


今日は、宮島桟橋旅客ターミナルから左に歩き海抜1.0mから尾根伝いに「博打尾」、「ロープウェイ乗り換えの(榧谷駅)から(獅子岩駅)」、そして紅葉谷コース分岐を経て「弥山山頂」、山頂を越えて下り「大聖寺ルート」を分けて「駒が林」に登り返し、一旦下って「三剣山」に登り「大元コース」を下り「大元園地」へ下る「弥山周回コース」である


弥山本堂で家内安全、山行無事をお願いして山頂へ向かう


1030時、石段を登り大岩を潜って上ると宮島「弥山(みせん 535m)」山頂、所要時間3時間たっぷり汗をかいて登り着きます



宮島「弥山山頂」は、ロープウェイで上がってきた「外国からのお客さん」で一杯、大賑わいである。そそくさと宮島「弥山山頂」越えに見える手前「駒が林」と奥の「三剣山」へ向かう


あ・うんの像の立つ仁王門を経由し


大聖寺コースを分けて



1114時「駒が林」山頂、宮島「弥山山頂」が大きく眼前に広がる絶景である


1136時一旦下って登り上がると「三剣山」


「三剣山」先にも顕著なピークが二つありルートも記されているが、これらを巡ると宮島の山を巡るには二日も三日も掛かる。面白い島である


「三剣山」からは、廿日市市市街地、広島市街地、大野瀬戸、広島湾が一望、だから登って見ないと分からない


更に「駒が林」山頂直下の花崗岩の大岩壁が恐ろしいほどの高さで屹立する。ロッククライミングのルートが開かれ登られていると云うが何とも背筋がゾクゾクする


この大岩壁下の原始林の中の石段の「大元コース」を下る。石段下りは単調な上に階段の高さが勝手気ままの高さなので調子が取れない上にクッションが効かいので膝に来る。登りも下りも階段は辛い。


1237時、「大元園地」着、海抜1.0mに5時間ぶりに降り立つ、簡単な周回と思う勿れ
覚悟して回るべし


大鳥居を眺めながら桟橋に向かうが、行き会う皆さんはハイヒールのお嬢さん、こっちはスパッツを履いてザック背負った山旅だから目立ってしようがない


そんなこと言っておられない混雑に遭遇する、土産物屋さんが並ぶ通りに入ると行き会うも困難な大混雑、観光客の皆さんが通りを埋め尽くす。観光の最適の季節の混雑は想像を超える人人人だろう


1325時の船で本土に渡ってほっとする
何時まで経っても人一杯の町も通りには馴れない
明日も天気は持つらしい
広島港から「似島」に渡って歩く

4 件のコメント:

  1. やぎちゃん2023年2月8日 19:39

    朝早く出発しましたね。弥山だけでなく宮島の他の山々も踏破するとは流石ですね。登って見ないと分からないから楽しいでしょうね。宮島はこの時期そんな沢山の観光客がいるんですね。明日は似島に渡るんですね。広島に原爆が落とされて沢山の死者が運ばれた島です。似島の山頂を見てみたいです。

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  2. ロープウェイ駅から弥山山頂間は賑やかですが、その区間以外は一人旅です。静かな山中、眼下の瀬戸内海と多島海、原始林、大岩壁と大岩群、見ようと思えば見所は満載です。更にその他ピークも林立なので登って見たい歩いてみたいを思わせてくれます。大混雑のお土産屋さん街とのギャップには戸惑いますが。それも宮島なのだろうと納得してフェリーに乗りました

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  3. ぬの にんに2023年2月15日 8:03

    おはようございます。
    山旅らしく好天のなか、早朝からの素晴らしい山行くでしたね。
    宮島あたりはどんな地形なのか見ることもないので、改めて先輩の足とブログを通じ、地図をみながら納得。
    こんな疑似体験も、10歳上の先輩の横を歩く想像はできません。苦笑

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  4. 宮島は三景、山も劣らず三景、素晴らしい。私が歩いた登山道など数百年の年月で掘れて掘れて背丈ほどの体が漸く嵌まる溝です。鎧兜の時代、否もっと前の時代から歩かれた山道を歩いていると時間も景色も何も変わらない場所にいる事が不思議でもなんでもなく当たり前に感じる。此れが普通なんだと。

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