2023年2月5日日曜日

瀬戸内アルプス「文殊山(もんじゅやま 663m)・嘉納山(かのうざん 691m) ・源明山(げんめいさん 625m) 」を縦走する


2月5日(日) 0430起床 (ーーー)
天気 晴
気温 -0℃

 分県登山ガイ「山口県の山」では、「周防大島は大きさでは瀬戸内海第三の島で周囲に点在する防予諸島は屈指の景観を誇り、瀬戸内海第二の高峰・嘉納山から放射状に延びる600m級の脊梁はまさに「瀬戸内アルプス」。四季を通じて楽しめる山である」と紹介されている

瀬戸内アルプス「文殊山(もんじゅやま 663m)・嘉納山(かのうざん 691m) ・源明山(げんめいさん 625m) 」

歩行距離 11.2㎞ 所要時間 5時間03分 総上昇量 1000m 移動平均速 3.9㎞(全体平均速 2.2㎞)

0735時 文殊堂登山口発
0805時~0815時 文殊山(もんじゅやま 662.7mm)山頂
0858時~0908時 嘉納山(かのうざん 691m)山頂
1014時~1030時 源明山(げんめいざん 625m)山頂
1134時 嘉納山(かのうざん 691m)山頂
1212時~1222時 文殊山(もんじゅやま 663m)山頂
1238時 文殊堂登山口着

山陽自動車道下松SAウエルカムゲートを0600時発、周防大橋を渡って40㎞走り文殊堂への急坂県道を上がると文殊堂、既に標高は425mである。


嘉納山線歩道「文殊山・嘉納山・源明山・嵩山」瀬戸内アルプスを縦走する


最近整理整頓清掃され手入れの行き届いた擬木の石段を上がると山頂下の北斜面には雪が残る


山頂はこんもりと盛り上がった芝の広場になっている


瀬戸内アルプス文殊山 662.7m




展望は東西南北の全周
柳井市市街地が近い、瀬戸を挟んだ琴石山が思いのほかピラミダル
周防大橋の下を貨物船が下る


此れから歩く瀬戸内アルプス嘉納山と嘉納山から源明山への稜線が逆光の中黒い切り絵のようである


そして遥か遠く、思わぬ高さに雪を頂いた「四国石鎚山」が霞んでいる。思ったよりかなり近い


更に「四国佐多半島」が水平線の上に西へ長く伸びる、遥かに想像を超える展望なので見えると云われなけらば見えないかも知れない。


嘉納山に向かう尾根道の脇に土塁跡が残る、「四境の役(長州征伐)の時に築かれた第二騎兵隊の防塁跡」と紹介されている
嘉納山への尾根道は桧の植林地と交互に現れる自然林の中で展望は無い


尾根を登り上がり展望が効くようになると嘉納山(かのうざん 684.9m)山頂、標高は691mな筈なのだが?三角点と最高所は違うからだろうか



靄でかすんでいるが多島海が眼下から遥か遠くまで、島が点在する


源明山へは嘉納山山頂から右へ分岐する尾根を下る、山頂から直進すれば一時間半で嵩山に至る。
源明山への尾根は、岩絡みの急な下り有り、手摺の設置された急崖有り


自然林と植林地の歩道有りで変化に富んでいる 


源明山の手前ピークが露岩の展望地
「嵩山と多島海」が広がる、これだけの島をこの高さから眺めるのは貴重な瞬間、好い、実に好い。


展望所「内海多島海景観」、成程の景色


展望所から下ると漸く源明山が姿を現す。一旦岩絡みの急坂を大きく下って旧源明峠から一気に登り返す


旧源明峠に苔むした「四境の役源明峠戦 戦没者供養塔」が建っている。源平の昔からつい先の昔迄瀬戸内の島々は戦の場でもある。


急坂の擬木の石段を一気に上がる


「四境の役大島口戦跡碑 内閣総理大臣 佐藤栄作書」の石碑が建つ


「瀬戸内アルプス 源明山 625m 」山頂


復路では日曜日と云う事も有るのか、多くの登山者やトレイルランナーと行かう。


お昼になっても北側の霜は溶けない低い気温ながら太陽燦々の瀬戸内アルプスは明るい。
何処までも明るい、戦の有った山が今は明るい、此れで良いのだ

4 件のコメント:

  1. やぎちゃん2023年2月5日 19:54

    だんだん標高が上がってきましたね。なかなかいいやまですね。それぞれの山の顔があるでしょうから記録に残して下さい。

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  2. 絶景です。何処か他所の国の島を見ている感じがしないでもありません。此れ迄の山行とは全く趣が違うので新しい山登りを始めた感じがしないでもありません。低い山並のアルプスと云っても往復すると総上昇量は1000mなので立派な山になっています。という事でブログも長文になってしまいます。悪しからず

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  3. ぬの にんに2023年2月15日 7:47

    おはようございます。
    絶景ですね。こちらも癒されます。
    トレランの方々も景色を見ながら、気持ちよく走っておられることでしょう。
    山だけの景色も素晴らしいですが、やはり海が見えると違いますね。
    登山道の整備も完璧。おもてなしはバッチリですね。

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  4. 思うに、「自慢の山」なのです。島の人も周囲の人も登る人もきっと自慢です。相当の自信を持った自慢です。案内板にも、登山道の手入にも、山頂の案内板も念入りである。誰が、どの様に、どのタイミングで仕掛ければ此処まで出来るか。歩きながら頭を捻っていました。相当な仕掛け人が居る事だけは確かなようです

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