2013年6月21日金曜日

花旅初日


6月21日
旭川から留萌へ、留萌から日本海側を北上する。
留萌に近づくに従って、雪を被った「暑寒別岳」が雲間に現れた。
でかい、まだ雪はタップリ、半端な雪じゃないのが遠目にもわかる。
流石に豪雪の山だ。今回の旅では、雨竜沼湿原から南暑寒経由暑寒別岳を狙っている。






海岸沿いに走ると「臼谷漁港」が、車を乗り入れると漁船がこんなに。
海岸、海辺の、海の暮らしの元気さが此処にある。












はるか遠くに利尻岳が見えてきた


















今日は立寄ってみたいところが二か所ある。
「花田番所」 ニシン漁の最前線
「熊嵐」「北海太郎」ヒグマの惨劇と射止められた最大のヒグマ


*花田番所
国道際に木造洋風建築、此れが花田番所






ニシン漁魚場の前線基地















壮大な空間を持つ建築物
















それを可能とした梁と桁、あくまでも高い煙出し。
漁の最盛期150人が一日5食食べていたとあった。














*熊嵐・北海太郎
大正4年12月9日北海道天塩国人苫前郡苫前村三毛別六線沢で起こった、日本獣害史上最大の惨事。 「吉村昭著 熊嵐」に詳しい事情が残されている。そのヒグマは頭の頂から足先まで九尺、前肢蹠幅六寸六分、後肢蹠長一尺、体重は百二貫(383㎏)だったらしい。














その当時七歳でこの事件に遭遇しその後熊撃ちとなった翁が撃取った熊が「北海太郎」
追跡八年、体重500㎏
こんなヒグマに山で会ったらどうする。
想像を絶する大きさだった。














あまりの衝撃に無言で車を走らせていると「金浦原生花園」の看板













一面のエゾカンゾウ、黄色一色
花模様もここまで来ると絶句。

北海道の自然の壮大さとそこに残された人智を超えたドラマに只々驚くばかりの一日だった。

4 件のコメント:

  1. こんばんは。
    台風は来るぞ!来るぞ!と言われながらきませんでした-♪
    でも、蒸し暑いのに拍車がかかり息子の汗疹が心配な今日この頃です。

    熊の巨大さにびっくりしました!!!383キロに500キロ。突然目の前に現れたら。。。それこそ死んだふり、女優になるしかありませんね。一発勝負だけど頑張るしかありません。

    熊にびっくりで無言、エゾカンゾウの美しさに無言。いつしゃべってんの?っていうか、奥様が静かになってるなんて・・・見てみたい♪

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  2. 北海太郎はでかい。その大きさ、太さは半端じゃない。太刀打ちできない。北海道の山にはこんなのがいるんだ。怖いぞ。やっぱり狩猟免許かな。
    そんな北海道は花も半端じゃなく美しい。一面黄色と云うのは見事の一語。絶句。
    今日のサロベツは更に満足だった。山旅もいいけど花旅も捨てたもんじゃない。

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  3. 熊、デカ!!
    怖いですね。とんでもないですね。

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  4. でかい、只々でかい。こんなのが要り山に登っていたかと思うとぞっとする。
    聞くとデリケートで臆病らしい。しかしこのでかさを間近に見るとそんなことありえないだろう。一振り一殺だ。

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