2019年4月30日火曜日

雨休養中「平成最期の一日」


平成31年4月30日(火) 0500起床 (143/88)
天気 雨
気温 11℃

雨が降り続く、10㎞走った先のコインランドリ-で洗濯を済ます
ラジオでは「天皇退位」「平成最期の一日」の放送が流れる
「卵」を茹で












「もやし」を茹で













塩コショウとマヨネーズする























「ホルモンうどん」を作り

麦酒と焼酎を飲みながら一人静かに「平成最期の一日」を過ごす
新時代「令和」も思う存分自由自在「山旅三昧」する
等と思いつつ「杯」を重ねている

2019年4月29日月曜日

「国見山(くにみやま 1016m)」「住塚山(すみずかやま 1009m)」に登る


4月29日(月) 0400起床 (142/93)
天気 曇り
気温 5℃

「屏風岩」と改めて検索すると「奈良県曽爾村屏風岩」とヒットする。そんなに有名だとは知らない、其の「屏風岩」の背後に「国見山」「住塚山」の二峰がある。
三重県の山を登っているつもりなのが、泊っている道の駅が奈良県の「伊勢本街道 御杖」、午前は天気が持ちそうなのでこの二山を登る

「国見山(くにみやま 1016m)」「住塚山(すみずかやま 1009m)」

歩行距離 7.0㎞ 所要時間 3時間30分 総上昇量 657m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速 2.0㎞)

0653時 林道駐車スペース発
0703時 クマタワ峠登山口
0746時~0750時 「国見山(くにみやま 1016m)」山頂
0810時 ゼニヤタワのコル
0831時~0838時 「住塚山(すみずかやま 1009m)」山頂
0852時 ゼニヤタワのコル
0920時~0943時 「国見山(くにみやま 1016m)」山頂
1014時 クマタワ峠登山口
1023時 林道駐車スペース着

林道クマタワ線終点のクマタワ峠から「国見山」そして「ゼニヤタワ」のコルから「住塚山」へ登り上がり、これをピストンする。その積りで林道を登るもクマタワ峠林道終点手前500mで「林道路肩崩壊」
















林道駐車スペースに山旅号を停めて出発













林道終点クマタワ峠の案内標識は、「国見山・住塚山ハイキングコース」とある









「ウンッ?」と思いつつ登ると急坂の木段が上部に延びる


















稜線を挟んで左植林地、右自然林と云うのも見慣れた景色、とは言え雰囲気は好い













木段が稜線の急坂に続く


















アップダウンをこなし40分かかり「国見山」山頂










「国見山」とは国を見渡す事が出来る山、その名の通り展望は全開


















大峰山











大台ケ原
















迷岳
















「国見岳」から「住塚山」へ一旦下って登り返す。
「国見岳」から下りに掛かってやはり思った通り、これは「ハイキングコ-ス」ではありません
「ハイキングコース」に固定ロープは必要ない

















狭い稜線の岩尾根を「ハイキングコース」とは呼ばない
















固定ロープが無ければ登れない急坂は「ハイキングコース」ではない












其処を慎重に下ると「ゼニヤタワ」のコル、植林地の小さな峠である













落葉松の尾根をゆっくり登って行く、ここ等辺りは「ハイキングコース」
















「住塚山」山頂は、東に開けこれまで登ってきた「三重県」の山が一望。














なのだがどの山が登った山か分からない。立つ位置が違うので山の判定が難しい。
しかし、左のピークが「局ヶ岳」だろう







空は曇る、何時降ってもおかしくない状況でも、「ミツバツツジ」はその不安を解消する













「住塚山」から再度「国見山」へ、あの「ハイキングコース」を登り返す
固定ロープを掴み
















岩場を越える
慎重な通過である
此れが紀伊の山の1000m級の山、「ハイキングコース」なの?

2019年4月28日日曜日

「修験業山(しゅげんぎょうやま 1094m)」「栗ノ木岳(くりのきだけ 1066m)」に登る


4月28日(日) 0400起床 (142/92)
天気 晴れ時々曇り
気温 1℃

修験業山と栗ノ木岳は、既に登った中央構造線上の三峰山と局ヶ岳(奥伊勢の鑓ヶ岳)の中間に位置する二峰である。修験業山には「日本最古の若宮神社」、御祭神は「仁徳天皇(第16代)」の高宮が置かれている。
と云う訳で、山麓の「川上山若宮八幡神社」から二山を目指す














「修験業山(しゅげんぎょうやま 1094m)」「栗ノ木岳(くりのきだけ 1066m)」
歩行距離 10.3㎞ 所要時間 6時間06分 総上昇量 913m 移動平均速 3.3㎞(全体平均速 1.7㎞)

0612時 若宮八幡神社駐車場発
0625時 若宮八幡神社参拝
0630時 登山口発
0736時 支尾根
0816時 主稜線合流点
0828時 「若宮八幡神社」高宮
0848時~0900時 「修験業山(しゅげんぎょうやま 1094m)」山頂
0912時 「若宮八幡神社」高宮
0918時 主稜線合流点
1006時~1030時 「栗ノ木岳(くりのきだけ 1066m)」山頂
1058時 若宮峠
1115時 尾根乗越
1218時 若宮八幡宮駐車場着

鳥居を潜り参道を進むと社務所、社務所から左へ橋を渡り巨杉が左右に立つ石段を上がり「本殿」にお参りする。巨杉が建つ薄暗い本殿は灯が燈るのみ寂として深々である













社務所に下り、社務所左の川岸に建つ「高宮修験業山登山口」から歩く













「魚止め滝」の右岸を越え滝上で左岸に渡渉する













大石がゴロゴロする沢を登り砂防堰堤の右を乗っ越す。

















其処から登路は一変する。崩壊沢が上部から落ちる、崩壊沢と其の脇を登り上がる
















登り上がると沢から植林地の急壁に変わる。














根っ子の階段を慎重に登る
植林地の急壁を登ると支尾根に上がりつく。
その支尾根も、固定ロープが張られた根っこ道の急坂、岩交じりの細尾根、急壁、岩尾根の急崖なのだが、ブッシュが覆うので高度感と恐怖が無い。が一歩一歩慎重な歩みが続く













その支尾根から思いがけない展望が開ける、大峰山だろう。この紀伊の山の同定は難しい。












主稜線に登り上がり右へ「高宮」から「修験業山」へ歩くと、林床にバイケイソウが一面、其処に日が射すから辺り一面キラキラしている














「若宮八幡宮高宮」は、石造りの大きな鳥居が建つ。急峻な山の天辺に建つ鳥居と石の祠に手を合わせる、信仰の山である













「高宮」の先、樹間を透かして「修験業山」が見える
















「修験業山(しゅげんげんぎょうやま 1094m)」
「修験業山」の展望は、樹間を透かしてのみ。
















「修験業山」からの下り「栗ノ木山」の奥に重なって「局ヶ岳」が見える。鋭鋒が二山重なる、1000m級の山の重なりとはとても思えない美しさと迫力がある











そして、右手谷越しに「迷岳」が堂々である。

















「栗ノ木岳」が樹間越しに高い。











登る稜線にカタクリの群落があるも花が無い、ようやく見つけたカタクリの
















「栗ノ木岳」はシャクナゲの山、シャクナゲトンネルを潜って登り上がる、ところが今年は裏年花芽が一個として付いていない、残念。










圧巻「真正面」に「局ヶ岳」、「奥伊勢の槍ヶ岳」は嘘ではない、延びているのは「西鎌尾根」で双六ヶ岳が近い。
とも見える



















「局ヶ岳」は、この中央構造線の山には無くてはならない存在である
ミツバツツジの先に「局ヶ岳」だから絶景














とのんびり構えていると飛んでもない下りが待っている
若宮峠に向かって「直下降」の稜線、岩絡みの下り、固定ロープと根っ子を摑んで下る









慎重に、滑らぬように、転ばぬように、脚を引っ掻けないように慎重な下りが続く











ただ、「局ヶ岳」のみが美しい















「若宮峠」、小さな峠ながら「飯高」から「若宮」から、真直ぐ進めば「局ヶ岳」











「若宮八幡神社」へ向かって下るも斜面は「崩壊斜面」、固定ロープ有り、木の根有り、灌木を握って通過する












その急斜面に「カタクリ」が咲く。下りながら、足元を見る。花を探す。其処に「カタクリ」だから嬉しい。










「花」は一瞬、滑の岩盤の沢を固定ロープを掴んで渡り、滑沢の脇下る

















渡渉を幾度となく繰り返す、小さく渡り、大岩を渡る
この両山の周回は、ルートファインディングと急崖や細尾根の登下降が連続する。
久しぶりに「緊張」の山である









本沢に下り登り上がると「若宮八幡宮」駐車場、ヤレヤレである
手応え十分、「1000m」級の山ではない
十分な情報と足の準備、そして楽しむ覚悟がいる山である。
しかし、楽しい山、展望が好い、何しろ何時の間にか「局ヶ岳」も加わるから三山が楽しめる








下って「奈良県の山」をプリントアウトする。
明日、日中は晴れ、奈良県の山に登る
明後日は雨、脚休めである