2019年4月21日日曜日

「三峰山(みうねさん 1235m)」に登る


4月21日(日) 0530起床 (125/81)
天気 晴れ時々曇り
気温 7℃

「三峰山(みうねさん 1235m)」は、三重・奈良県境にある山で中央構造線が走り冬の樹氷が有名で冬に入山者が多く、山頂直下の八丁平は「シロヤシオ」「ヤマツツジ」が5月下旬花の見ごろを迎えると紹介されている
「ゆりわれ登山口」から山頂経由「新藤峠」から「月出登山口」へ周回する

「三峰山(みうねさん 1235m)」
歩行距離 8.3㎞ 所要時間 2時間49分 総上昇量 572m 移動平均速 4.3㎞(全体平均速 2.9㎞)

0754時 ゆりわれ登山口発
0854時 ゆりわれ
0904時 八丁平
0910時~0912時 「三峰山(みうねさん 1235m)」山頂
0954時 新道峠
1028時 月出登山口
1043時 ゆりわれ登山口着

飯高町福本からゆりわれ登山口に上がる林道が、崩落して通行止めの為「月出」経由で34㎞走り「ゆりわれ登山口」着。「ゆりわれ登山口」から山頂へ、案内板左側「新道峠」へ稜線を歩き「月出登山口」へ下り林道を歩いて「ゆりわれ登山口」へ戻る












「ゆりわれ登山口」には、大きな「三峰山登山口」の案内板が立つ










杉林を30分登るとリョウブ、ケヤキなどの林となり一気に明るい道になる













急斜面を登って行くとブナ、ヒメシャラの林で林床にバイケイソウが芽吹く。
好い雰囲気になってくる











南方向、濃い霞の中微かに「迷岳」の稜線が見えている













急斜面の支尾根を登り切ると山頂まで広く平坦な芝の道、低い木々の林の中の小道、思ってもいない景色に思わずニヤリ。









山頂下には「八丁平」が嫋やかに広がり花の季節の豪華な広場を想像させる
この頂き直下に花の広場とは超贅沢である












山頂も北側に開けた広場となっている














生憎の霞で展望は定かではない、先着三人後続二人、そうか今日は日曜日である












「新道峠」に歩く稜線がこれまた最高の林が続く
ブナ、ヒメシャラ、カエデ、ミズナラ、イヌシデ等々、そして林床が下生え、下草が無く広い稜線が見渡せる







この広々とした稜線が気持ち好い、テンポよい歩きになる。
この稜線を歩くだけでこの山に来てよかったと思う












この稜線に向かって奈良県側から上がってくる登山道と「新道峠」合流する














「新道峠」から杉の植林地を下る。ジグザグに付けられた登山道が雨水で大きく抉られており、「ゆりわれ登山口」からの道とは様相が異なる。








荒れた登山道を落石せぬようにゆっくり下り「月出登山口」に下り立つ
頂上稜線の美しい林を見るためにはこの「下り」は我慢せねばなるまい
林道を15分歩いて「ゆりわれ登山口」に戻る。花の時期は大混雑だろう









「月出」に来て「中央構造線の露頭」を見ないで帰るわけにはいかない













日本列島を九州まで分断する「中央構造線」を知識として言葉として知ってはいてもこの目で「見る」のは初めてである












「高さ 80m」
「幅 50m」
「勾配 38.5度」と記されている















右が「西南日本外帯三波川の黒色片岩」
左が「西南日本内帯領家帯の圧砕岩」と説明されている
「中央構造線」を挟んで南北全く異なる「岩」「地盤」「岩盤」の上で山を登っている
「糸魚川静岡構造線」の山々も歩いた。
何処を歩いているかに「構造線」が加わることになる
何だか面白くなってきた

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    パソコンでのコメントのため、なかなか追い付かずすみません。
    過去にさかのぼってコメントしております。
    少しずつ追い付きますのでよろしくお願いいたします。

    さて、あと一週間でゴールデンウイーク。
    連休の予定はどうなっていらっしゃるんでしょうか。
    今週中に突然帰郷でしょうか。

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  2. 山もさぞ混雑するであろうことは想像に難くない。だがしかし、その隙間を狙える山もある筈、それが此処「三重県」「奈良県」の山なのではないかと思っている。よって10連休中は此処を離れない。「山ヒル」「ダニ」の季節はちょい先と云うのもいい塩梅である。10連休とは言っても「天気」はそうそう続かない、雪も降るとか言っているし雨もある。紀州の酒を飲みながらのんびり登るさ

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