4月12日(金) 0500起床 (---)
天気 曇りのち晴れ
気温 6℃
総門山は、宮川流域を見下ろす奥伊勢の展望台、そして総門山全体が「アウトドアフィールド」として整備され、林道を使えば比較的短時間で山頂に立てると三重県の山の本に紹介されている。「伊勢」の奥で「奥伊勢」何とも響きが好い。
「総門山(そうもんざん 949m)」
歩行距離 6.8㎞ 所要時間 3時間33分 総上昇量 304m 移動平均速 3.5㎞(全体平均速 1.8㎞)
0716時 林道総門山線第三駐車場発
0731時 林間コース登山口
0820時 尾根コース合流
0843時~0903時 「総門山(そうもんざん 948.6m)」山頂
0917時 尾根コース合流点
0940時 尾根コース登山口
1023時~1035時 「北総門山(きたそうもんざん 704m)」山頂
1049時 林道総門山線第三駐車場着
道の駅「奥伊勢おおだい」から国道422号を宮川を上流へ、左折して宮川を渡り県道424号から林道総門山線に入る。全線舗装の林道を第一駐車場、第二駐車場と登るとトイレと休憩舎のある第三駐車場着、標高は既に640mである。
第三駐車場から「総門山」を正面に見ながら林間コース登山口へ歩く、昨日と同様北風が冷たい、手袋している指先が痺れる
林道右側杉林に林間コースの標識が立つ、植林地の緩い斜面を登るといつの間にか急斜面になっている
植林地は、白いテープとピンクのテープが混在している。注意書きがあり「白いテープ」が登山道、「ピンクのテープ」は山林整備用とある
その急斜面に植林された杉林に大岩がゴロゴロ転がっている。
転がり落ちて来たのか、露出、露頭したかは知らないが、大岩ゴロゴロ地帯である
急斜面を登るとさらに傾斜は強くなる、尾根コース合流点直前の大岩下のトラバースに連れが手古摺っている、植林地の中のトラバースなのだが、踏み代が無い
更に急斜面が続くから辛い登りである
尾根コースに合流すると傾斜は強くとも広い尾根なので緊張はない。
朝日を浴びながらゆっくり登り上がる
尾根の傾斜弛むと山頂への最後の登り、其処に大ブナが立っている
ただ一木桁外れに大きい
頂上下にバイケイソウの群落、一際緑が映える
バイケイソウに混じり「カタクリ」が、一葉、一葉と芽吹いている
気を付けて辺りを探すと至る所にカタクリの葉が点在する、群落である
樹林で展望はないと記されている山頂が、北側が大きく切り開かれ展望が全開である
連れはラクラク山頂とはいかずお疲れ幾分vサインも控えめ
宮川を挟んだ谷向の山が二重に並ぶ、なんせ初めて見る山、山の名前が分からないのが惜しい
下山は林間コース急斜面トラバースを回避、尾根コースを下る。
尾根を挟んで左植林地、右灌木の林日が射す尾根は誠に明るい
尾根コース登山口、林道終点に下り立つ。のんびりゆっくり登るには尾根コースである
舗装林道をザックの鈴を鳴らしながらゆっくり下る
林道脇に大きな看板が立つ、読むと「清流宮川の水源林(約310ha)」とある、昭和36年から39年にかけて植林、その後の除伐、間伐を経て今の森となるとある、樹齢凡そ55年此処迄なるに55年掛るのだと手間をかけ育てるその時間に納得である。
展望台があるのは「北総門山(きたそうもんざん 704m)」で、山頂まで林道が上がっている。林道を避け林間を山頂までヒメシャラの中を登る
山頂の展望台から駐車場、林道越しに見事な展望が広がる
そして、総門山が目の前に高い
西方に幾重にも山が重なる、台高山脈、大峰山脈の山々なのだろう
北方向、宮川の谷向にも山が幾重にも重なる
初めて見る山、名前が分からないのが惜しい。
山旅号で林道を下っているとカーブの先、山の斜面に小さな「ワサビ田」が張り付いている。鮮やかな浅緑が美しい。
普通沢筋、沢の流れの中に「ワサビ田」があるのだが、山の斜面にあると云う事はその斜面にたっぷりの「湧水」と云う事だろう。何とも豊かな山である
おはようございます。
返信削除奥様には最後に斜面もあり、少し辛い山行きでしたね。
下りのコースから上がることもできると考えると、やはり最短を上るわけですね。
本日12日は東京かから早朝帰り、昼から会議・打合せ。
辛いのは昨夜のダメージ。
帰りの交通のなかで、逆噴射。
帰り着いて逆噴射。
ダメージがたまっております。苦笑
「連れ」のための山行なのだが山の傾斜には四苦八苦である。足裏全体を斜面にしっかり貼り付けないとズルズル滑り落ちる。恐怖が先になると一歩が踏み出せない。
返信削除試練が待っていると云う事でしょうか。それもまた山の楽しみです。
雨の日は、昼飲み、夜飲みこれがまた何とも楽しい。酒は、のんびり飲むに限ります。