4月6日(土) 0400起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃
国道42号紀北町の道の駅「海山(みやま)」は、熊野古道「馬越峠(まごせとうげ)」の入り口にある、と云っても500mほど下手ではあるが。
「味噌汁ソーメン」朝食を食べ道の駅から歩き0600時前に熊野古道「馬越峠」口、駐車スペースに一台既に出発のようである
「便石山(びんしやま 599m)」「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」
0545時 道の駅「海山」駐車場発
0552時 熊野古道「馬越峠」口
0640時~0645時 「馬越峠」
0657時 「馬越峠・便石山」の最低鞍部
0821時~0828時 「便石山(びんしやま 599m)」山頂
0830時 象の背の大岩
0832時「便石山(びんしやま 599m)」山頂
0918時 「馬越峠・便石山」の最低鞍部
0946時~0955時 「馬越峠」
1034時~1044時 「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」山頂
1105時~1110時 「馬越峠」
1141時 熊野古道「馬越峠」口
1150時 道の駅「海山」駐車場着
「馬越峠」口の案内板に、明治から大正6年まで県道であったと書かれている
道幅は、紀州の駕籠に合わせて一間半「2.7m」を基本としたとある
確かに敷石は大きく立派であり、敷並べも凹凸が少なく一定の傾斜、勾配の中に収まっている。「便ノ山の石工の技術、≪現存する石畳もの中でも端正さが際立っている≫」と説明の通りである
熊野古道「馬越峠(まごせとうげ)」は、峠左右の「便石山」と「天狗倉山」の最低鞍部ではない、「天狗倉山」の稜線の小さな肩にある、標高は332m案内標識は前後が「馬越峠」のそれぞれの登り口、左右が「便石山」と「天狗倉山」を指し示す
「馬越峠」に、「海山町 便石山遊歩道散策路」と大書された案内版が立っている
この案内板を見た此処で気付くべきであった。
「便石山」と「天狗倉山」への最低鞍部へグイグイ「擬木」の階段を下る
そして、最低鞍部から「擬木の階段」を登る
この「擬木の階段」が、山頂下まで続いているとは知る由もない
最低鞍部の標高が232m、「便石山 599m」との標高差の殆どが「擬木の階段」と察知するべきであった。延々と「擬木の階段」を登る。気温も上がり背から日差しを受け階段を上がる足の消耗は激しい。「なんだこの山は、面白くもない」と愚痴が出る
愚痴が出て思い直す「便石山は悪くない、この擬木の階段が面白くない」、山旅8年目此処まで無作法な擬木の階段に出合ったことはない。
山頂直下の石の階段で「便石山」の本来の姿に戻って安心する
「便石山(びんしやま 599m)」は平坦な樹林の中、展望はない。
展望は頂上すぐ下の「象ノ背の大岩」で全開である
「象ノ背の大岩」の真正面に「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」
右手に「尾鷲の入り江と市街地」その奥に「八鬼山峠」がくっきりである。
「象ノ背の大岩」に登って見たものの、その高度感は足が震えるほどである。
カメラを構えてレンズ越しの絵を見ると平衡感覚を失いそうなり、慌てて戻る
紀伊の山の岩には中々慣れない
下山しつつ「象ノ背の大岩」を見上げると、確かに突き出た高度感のある岩である
「馬越峠」への登り返しも「標高差110mが擬木の階段」、参った。
「馬越峠」に登り上がり「熊野古道」を横切り「天狗倉山」に向かって登る。
峠から暫くは、木の根や石の地道だが傾斜が強くなると「木の階段」になる
蹴上が不揃いで踏面も大小の不細工な階段が登り易い。
どんなに急傾斜の不細工な階段であろうと、「擬木の階段」には数段優る
「天狗倉山」でも、大岩が累々その大岩の下を潜って登る
大岩を登り上がり、大岩の巣の隙間を抜けると山頂である
「役行者」を祀るお堂がある。お堂前の鉄製の梯子が架かっている大岩のてっぺんが山頂である
鉄製の梯子を慎重に登る
「山頂の大岩」の「山頂標識」、その奥に尾鷲の入り江と市街地、その奥が「八鬼山」峠である
尾鷲市街地奥の「八鬼山」峠は此処から見ても、相当に高く深いから険路である
「便石山」は一人、「天狗倉山」は「老若男女」と行き交う。
擬木の階段1時間30分より、急な木製階段の40分を皆さん選択している
「便石山」は決して悪くない、損をしているだけである
国道42号紀北町の道の駅「海山(みやま)」は、熊野古道「馬越峠(まごせとうげ)」の入り口にある、と云っても500mほど下手ではあるが。
「味噌汁ソーメン」朝食を食べ道の駅から歩き0600時前に熊野古道「馬越峠」口、駐車スペースに一台既に出発のようである
「便石山(びんしやま 599m)」「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」
0545時 道の駅「海山」駐車場発
0552時 熊野古道「馬越峠」口
0640時~0645時 「馬越峠」
0657時 「馬越峠・便石山」の最低鞍部
0821時~0828時 「便石山(びんしやま 599m)」山頂
0830時 象の背の大岩
0832時「便石山(びんしやま 599m)」山頂
0918時 「馬越峠・便石山」の最低鞍部
0946時~0955時 「馬越峠」
1034時~1044時 「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」山頂
1105時~1110時 「馬越峠」
1141時 熊野古道「馬越峠」口
1150時 道の駅「海山」駐車場着
「馬越峠」口の案内板に、明治から大正6年まで県道であったと書かれている
道幅は、紀州の駕籠に合わせて一間半「2.7m」を基本としたとある
確かに敷石は大きく立派であり、敷並べも凹凸が少なく一定の傾斜、勾配の中に収まっている。「便ノ山の石工の技術、≪現存する石畳もの中でも端正さが際立っている≫」と説明の通りである
熊野古道「馬越峠(まごせとうげ)」は、峠左右の「便石山」と「天狗倉山」の最低鞍部ではない、「天狗倉山」の稜線の小さな肩にある、標高は332m案内標識は前後が「馬越峠」のそれぞれの登り口、左右が「便石山」と「天狗倉山」を指し示す
「馬越峠」に、「海山町 便石山遊歩道散策路」と大書された案内版が立っている
この案内板を見た此処で気付くべきであった。
「便石山」と「天狗倉山」への最低鞍部へグイグイ「擬木」の階段を下る
そして、最低鞍部から「擬木の階段」を登る
この「擬木の階段」が、山頂下まで続いているとは知る由もない
最低鞍部の標高が232m、「便石山 599m」との標高差の殆どが「擬木の階段」と察知するべきであった。延々と「擬木の階段」を登る。気温も上がり背から日差しを受け階段を上がる足の消耗は激しい。「なんだこの山は、面白くもない」と愚痴が出る
愚痴が出て思い直す「便石山は悪くない、この擬木の階段が面白くない」、山旅8年目此処まで無作法な擬木の階段に出合ったことはない。
山頂直下の石の階段で「便石山」の本来の姿に戻って安心する
「便石山(びんしやま 599m)」は平坦な樹林の中、展望はない。
展望は頂上すぐ下の「象ノ背の大岩」で全開である
「象ノ背の大岩」の真正面に「天狗倉山(てんぐらさん 522m)」
右手に「尾鷲の入り江と市街地」その奥に「八鬼山峠」がくっきりである。
「象ノ背の大岩」に登って見たものの、その高度感は足が震えるほどである。
カメラを構えてレンズ越しの絵を見ると平衡感覚を失いそうなり、慌てて戻る
紀伊の山の岩には中々慣れない
下山しつつ「象ノ背の大岩」を見上げると、確かに突き出た高度感のある岩である
「馬越峠」への登り返しも「標高差110mが擬木の階段」、参った。
「馬越峠」に登り上がり「熊野古道」を横切り「天狗倉山」に向かって登る。
峠から暫くは、木の根や石の地道だが傾斜が強くなると「木の階段」になる
蹴上が不揃いで踏面も大小の不細工な階段が登り易い。
どんなに急傾斜の不細工な階段であろうと、「擬木の階段」には数段優る
「天狗倉山」でも、大岩が累々その大岩の下を潜って登る
大岩を登り上がり、大岩の巣の隙間を抜けると山頂である
「役行者」を祀るお堂がある。お堂前の鉄製の梯子が架かっている大岩のてっぺんが山頂である
鉄製の梯子を慎重に登る
「山頂の大岩」の「山頂標識」、その奥に尾鷲の入り江と市街地、その奥が「八鬼山」峠である
尾鷲市街地奥の「八鬼山」峠は此処から見ても、相当に高く深いから険路である
「便石山」は一人、「天狗倉山」は「老若男女」と行き交う。
擬木の階段1時間30分より、急な木製階段の40分を皆さん選択している
「便石山」は決して悪くない、損をしているだけである
おはようございます。
返信削除像の背の大岩、怖いですね。とても私は無理。
先輩のおかげで、上った感想と眺望が拝見できる。
その後も岩ばかりゴロゴロ。。。古道も岩で固めて、馬でも歩きにくい感じですね。
古道が大雨で流れるほうがダメで、道をいかに守るのかが優先。
快適さは後回しのような気がしますね。
山も川も至る所大岩がゴロゴロしているので、山中ひやひやする。崖上の大岩が植林した杉に引っ掛かるように止まっている図などゾクッとする。ごろごろしている岩のスケールが一桁違うので怖さ倍増。その大岩の天辺は、摑むもの無し、両脚で立つ以外にない。ちょっと怖い。
返信削除2.7m幅員の石畳は、結構迫力がある。時代を経た迫力とでも言おうか。一度は歩いておきたい道である