2019年4月7日日曜日

「姫越山(ひめごやま 503m)」に登る


4月7日(日) 0430起床 (---)
天気 晴れ
気温 9℃

昨夕、道の駅「紀伊長島マンボウ」で「マンボウの唐揚げ400円/本」を連れが買ってくれた。
食した経験はない、食す魚と思っていないから私には珍味である。プリプリの食感、肉感がある、癖の無い淡白な味だが噛むと脂が染み出る「逸品」である。「サメの唐揚げ」も売っている。地元では普通に食べる「食品」に過ぎないのだろう




夕方、気が付いたら道の駅、国道を挟んだ反対側に「焼肉屋」の灯がついている
長丁場の山旅、偶には焼肉、ホルモンを頂きます。「トントロ」をレモンの汁で頂いた。此れが美味しい、レモンの酸とトントロの脂がうまくハモる








「姫越山(ひめごやま 503m)」
歩行距離 6.5㎞ 所要時間 4時間42分 総上昇量 477m 移動平均速 3.1㎞(全体平均速 1.4㎞)

0635時 日の出公園駐車場発
0643時 「姫塚山道」石柱
0735時 展望台
0827時 「爺ヶ塚」
0835時 「芦浜池」分岐
0839時 「姫塚」
0900~0915時 「姫越山(ひめごやま 502.9m)」山頂
0933時 「姫塚」
0935時 「芦浜池」分岐
0940時 「爺ヶ塚」
1025時 展望台
1058時 「姫塚山道」石柱
1107時 日の出公園駐車場着

「国を追われた姫と爺の主従がこの山にかかる。遂に姫は一歩も動けない、爺が急いで谷から水を汲んで戻った時にはこと切れていた。爺もこれまでと後を追う。姫は木曾義仲の娘とも北畠一族の娘とも謂われる」という地元の言い伝えの残る山である
山の位置する場所がこれまた絶好のポイントである、伊勢志摩半島の南の付け根、悲話の伝説には似つかわしくない、「明るい」、「陽光が燦燦」と降り注ぎ、「錦湾の海はキラキラ」輝いている
錦湾の町中、桜満開の「日の出公園」の駐車場に山旅号を停めて出発
















湾に注ぐ川沿いを上流へ8分で登山口着。















尾根末端には階段である













「姫塚山道」の石柱が建つ
















登山口に鉄製の階段とコンクリートの階段が三方からつけられている。登り上がって納得、「津波避難所」に通じる階段道である。「南海トラフ大地震」への備えである











一気の急坂が山頂に向かって上がっている。その急坂が「ウバメガシ」の林、ザレタ急坂を足を滑らせながら上がって行く















急坂の最上部が「展望台」、此処まで一時間、湾奥の港を出る漁船の排気音が声高く上がってくる。錦の密集した市街地の先、錦湾の入り江に点在する島と岩礁に寄せる波が白く砕ける様子がスローモーションのようである







ウバメガシの林の山腹の道も稜線の道も兎に角明るい。















所々に咲く「ミツバツツジ」も明るい













緩くなった尾根を登って行くと山道の左、谷側に小さな石が積まれた「爺ヶ塚」が、道脇にこじんまりと鎮まる。手を合わせる













その先で「芦浜池」分岐に出合う。「芦浜池」と海岸線を巡る周回ルートの分岐である












分岐のすぐ先に山道の右、山側にうず高く小石が積まれた「姫塚」がある。水やお茶そしてしきみの花が飾られている。明るい林の中の「塚」は、ちっとも悲話を感じさせない。
其処が好いのかも知れない







明るい稜線を山頂へ歩く、ウバメガシの林越しに山頂が透けて見え下には熊野灘が光る快適な稜線である











山頂直下に岩が露頭する、乗越しすり抜け最後の坂を登り上がる

















山頂は南西方向が多き切り開かれ太陽は燦燦、展望全開である












春霞の遥か先、熊野灘が光る其の先の水平線は判然としない












リアス式海岸を上から見る。
錦湾の先の岩礁と島が好い景色を見せる。
黒潮と明るい太陽と「悲話伝説」、「姫越山」は人気の山らしい

2 件のコメント:

  1. おはようございます。焼肉パワーで元気回復ですね。
    こちらは桜満開。
    今日は入学式、昨夜の県議会議員選挙の投開票も終わり、一気に新年度気分。
    令和元年度はどんな社会になるのか?社会にするのか?
    頑張らないといけない。

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  2. 新年度を「令和」で実感する。全く新しい時代が始まるという勝手な希望を抱いています。単純に年度が替わると云う事を越えた何かがある。実に気持ちが良い。
    山を見る目も、町や村を見る目も変わるかもしれない。楽しみが増えた。

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