2020年9月30日水曜日

移動日「剣山へ」


9月30日(水) 0430起床 (ーーー)
天気 雨
気温 20℃

昨夕は、四国八十八ケ所 四国遍路の結願を祝って徳島駅前で打ち上げです


徳島駅前の「焼き鳥屋さん」でお酒を頂き、大振りの鶏身を刺した焼き鳥を頂きます
塩ありタレあり、焼き肉よりも焼き鳥が人気という理由が分かる、旨いの一言

これだけの串を頂き酔っぱらいました


〆は「徳島ラーメン」、酔っぱらっていたのでただただ「美味しい」だけしか覚えていない


にも拘らず0430時に目が覚めた時点で二日酔いは無し
朝うどんを狙っていたが、0730時開店では遅い
ホテル横の「コーヒー屋さん」で、10数年ぶりの「モーニングサービス」を頂く
「ハンバーグサンド」とコーヒー
このサンドイッチの旨さたるや感動ものです
連れ曰く「美味しい!」
未だにこの超美味且つ覚悟があり且つ手の込んだクラスの「モーニングサービス」が有るとはと感激です。
コーヒー屋さんの「テーブル」「椅子」がこれまた見事、長テーブル3.6mなど板厚6㎝超えの一枚板、支えが一本の轆轤拵えだから歴史ある店も四国の森の豊かさもあります。


徳島市から美馬市経由で95㎞走って「剣山」登山口着
既に紅葉が始まっています
この雨にも拘わらず登山リフトの駐車場には車が停まっている
雪の「剣山」は登ったけれど、雪無しの「剣山」から周りの山を眺めてみたいと登ってきました
二~三日周りの山を巡ろうと思っている

2020年9月29日火曜日

四国八十八カ所 四国遍路が結願


9月29日(火) 0430起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 18℃

昨夕は木の町神山町の「道の駅 温泉の里神山」で温泉に入りお酒をたっぷり頂き二日酔いです。
第11番札所に向かってくねくね道を登って山越えです。


くねくね、くねくね狭い一車線の県道を対向車が来ないことを祈りつつ15㎞登りあがると「吉野川市」へ越えます


越える峠道には「アケビ」が落ちています。すでに熟れて食べごろです。山の中には秋が来ています。


神山町から山越えして26㎞走りました
四国第十一番「藤井寺」です


境内の案内地図には、山越えの山道歩きは12.8㎞と記されています。別称「へんろころがし」と呼ばれる峻嶮な険路、その道を歩き遍路の方々が歩かれます。昨日は第十二番焼山寺から第十一番藤井寺へ向かうお一人の女性の歩き遍路さんをお見掛けしました


「藤井寺」の登り口が此処です。即山中へ入っていきます


境内には「四国みち」と記された案内板が建っています。この地域の人々にとっては遍路は身近で日常で一枚の案内板に収まる物なのでしょう


「藤井寺」は、弘法大師が植えた「藤」に由来する。境内には途轍もなく大きい「藤の古木」が有ります


11㎞走って四国第十番「切幡寺」です
ひょっとするとと思い始めています


6㎞走って、四国霊場第九番「法輪寺」です
逆打ちで愈々一桁になりました


3㎞走って、四国霊場第八番「熊谷寺」です
此れ迄と違い、お寺間が近い。歩き遍路の皆さんには有り難い事でしょう
何年も遍路されているのであろう巡礼者が「喜捨」を願ってお立ちです。
何人もお見掛けします


4㎞走って、四国第七番「十楽寺」です
最早疑い有りません


2㎞走って、四国霊場第六番「安楽寺」です


境内に「安楽寺由来」記された案内板が建ちます 


その記述にある「温泉山 茅葺の方丈」が建っています。古臭くもなくかと言ってわざとらしくもなく、ごく自然にあります。由来を知らなければ見落としてしまうほどの風情です。
だから今に残るのでしょうか。


5㎞走って、四国霊場第五番「地蔵寺」です


一抱え有りそうな気根が下がる「大銀杏」は樹齢800年とあります
800年此処場所で・・・。「今この時」も「800年の歴史」も同時に此処にあるかと思えば・・・。
時間の感覚が無くなります


2㎞走って四国霊場第四番「大日寺」です


本堂から大師堂への廊下脇に「三十三観音像」が立っています


立っても高さは約1.0m、座像で0.7mでしょうか


静かです、厳かです、お優しい、笑顔と見れないこともない。
安らぐことを皆さん願ったのでしょうか


8㎞走って、四国霊場第三番「金泉寺」です


此れ迄巡ったお寺さんで初めて「大師堂」の中へ。
感激です、「般若心経」の唱えも大きくなります


3㎞走って、四国第二番「極楽寺」です


弘法大師御手植えの「長命杉」が迎えてくれます

此れ迄「逆打ち」で巡った四国八十八ヶ所「遍路道中図」に見入ってしまいます


2km走ると、四国第一番霊場「霊山寺」です
帰ってきました。お礼参りをします。
道中無事であったことも、双子姉妹を授かったことも、受験生の成功もきっと叶う。

山行の無事、成長の無事を祈り続けた「四国遍路の結願」です
「南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛」

2020年9月28日月曜日

「中津峰山(なかつみねさん 773m)」に登り「第17番札所 井戸寺」・「第16番札所 観音寺」・「第15番札所 国分寺」・「第14番札所 常楽寺」・「第13番札所 大日寺」・「第12番札所 焼山寺」を巡る

 
9月28日(月) 0545起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 18℃

徳島市では「中津峰山(なかつみねさん 773m)」、土地の人は「如意輪寺」「天津神社(別称 三十八社)」と馴染んでいると云う
その「中津森山」は、昭和56年開園の「中津森山森林公園」として整備され、最上部まで林道が上がる。
この最上部から「中津森山(なかつもりさん 773m)」 頂上に祀られた星を供養する「天津神社」別名「三十八社」へ登る



「中津森山(なかつもりさん 773m)」 「天津神社(別名 三十八社)」
歩行距離 1.8㎞ 所要時間 1時間12分 総上昇量 142m 移動平均速 1.7㎞
0810時 林道最上部発
0830時~0840時 「中津森山(なかつもりさん 773m)」 「天津神社(別名 三十八社)」
0912時 林道最上部着



山頂へ遊歩道の階段が伸び、周りは見事な檜と杉の植林地、四国は森の国で「檜」と「杉」の国である。樹齢が若い、年を食っているに関係なく手入の見事さに目を見張る


最後のひと登り、其処だけに「自然林」を残すと云う粋が有る


小さな山頂は岩山、773mである


山頂には「防風石垣」が積まれ囲まれ、石垣門を潜ると神社がある




星を供養する「天津神社」別称「三十八社」、徳島市民で知らない人はいないと云う神社と云う


山頂に立つと朝日に照り返された紀伊水道が霞み島が濃く浮かび上がる。歩いて20分の山頂も5時間、6時間かかる山頂も響くものは何ら変わらない。だから登ってみないと分からない。


星の供養とはなんだ?と思いつつ下る
山頂下、北側の展望台から「徳島市街地」と「吉野川」を眺める
とんでもない大河である。これからも想像すらできない豪雨と戦うのだろうと戦慄が走る
そういう歴史を長く長く見続けたお寺んにお参りする


林道最上部から32㎞走って
1100時 「四国第十七番 井戸寺」にお参りする


6㎞走り
1130時 「四国第十六番霊場 観音寺」にお参りする


2㎞走り
1200時 「四国第十五番 国分寺」にお参りする


2㎞走り
1230時 「四国第十四番 常楽寺」にお参りする


3㎞な尻
1300時 「四国第十三番霊場 大日寺」にお参りする
此処までお寺さんは近隣に散在するから歩き遍路さんには温かい


十二番へは川上へ奥へ奥へと28㎞走り、さらに狭い林道を上へ上へと上がっていくと谷を挟んだ山の天辺、その山腹に民家が見える。これぞ四国だと納得する


1420時 林道登り上がった遥か山の天辺、この山の天辺にある「四国第十二番霊場 焼山寺」のお参りする


天辺のお寺さんから17㎞山腹の林道を延々と下る
今日の温泉は「神山温泉」、今日は122㎞走った。


神山町のお店で購った「鳴門産 吟生」を美味しく頂く
今夜もきっと爆睡だろう