9月29日(火) 0430起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 18℃
昨夕は木の町神山町の「道の駅 温泉の里神山」で温泉に入りお酒をたっぷり頂き二日酔いです。
第11番札所に向かってくねくね道を登って山越えです。
くねくね、くねくね狭い一車線の県道を対向車が来ないことを祈りつつ15㎞登りあがると「吉野川市」へ越えます
越える峠道には「アケビ」が落ちています。すでに熟れて食べごろです。山の中には秋が来ています。
神山町から山越えして26㎞走りました
四国第十一番「藤井寺」です
境内の案内地図には、山越えの山道歩きは12.8㎞と記されています。別称「へんろころがし」と呼ばれる峻嶮な険路、その道を歩き遍路の方々が歩かれます。昨日は第十二番焼山寺から第十一番藤井寺へ向かうお一人の女性の歩き遍路さんをお見掛けしました
「藤井寺」の登り口が此処です。即山中へ入っていきます
境内には「四国みち」と記された案内板が建っています。この地域の人々にとっては遍路は身近で日常で一枚の案内板に収まる物なのでしょう
「藤井寺」は、弘法大師が植えた「藤」に由来する。境内には途轍もなく大きい「藤の古木」が有ります
11㎞走って四国第十番「切幡寺」です
ひょっとするとと思い始めています
6㎞走って、四国霊場第九番「法輪寺」です
逆打ちで愈々一桁になりました
3㎞走って、四国霊場第八番「熊谷寺」です
此れ迄と違い、お寺間が近い。歩き遍路の皆さんには有り難い事でしょう
何年も遍路されているのであろう巡礼者が「喜捨」を願ってお立ちです。
何人もお見掛けします
4㎞走って、四国第七番「十楽寺」です
最早疑い有りません
2㎞走って、四国霊場第六番「安楽寺」です
境内に「安楽寺由来」記された案内板が建ちます
その記述にある「温泉山 茅葺の方丈」が建っています。古臭くもなくかと言ってわざとらしくもなく、ごく自然にあります。由来を知らなければ見落としてしまうほどの風情です。
だから今に残るのでしょうか。
5㎞走って、四国霊場第五番「地蔵寺」です
一抱え有りそうな気根が下がる「大銀杏」は樹齢800年とあります
800年此処場所で・・・。「今この時」も「800年の歴史」も同時に此処にあるかと思えば・・・。
時間の感覚が無くなります
2㎞走って四国霊場第四番「大日寺」です
本堂から大師堂への廊下脇に「三十三観音像」が立っています
立っても高さは約1.0m、座像で0.7mでしょうか
静かです、厳かです、お優しい、笑顔と見れないこともない。
安らぐことを皆さん願ったのでしょうか
8㎞走って、四国霊場第三番「金泉寺」です
此れ迄巡ったお寺さんで初めて「大師堂」の中へ。
感激です、「般若心経」の唱えも大きくなります
3㎞走って、四国第二番「極楽寺」です
此れ迄「逆打ち」で巡った四国八十八ヶ所「遍路道中図」に見入ってしまいます
2km走ると、四国第一番霊場「霊山寺」です
帰ってきました。お礼参りをします。
道中無事であったことも、双子姉妹を授かったことも、受験生の成功もきっと叶う。
山行の無事、成長の無事を祈り続けた「四国遍路の結願」です
「南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛・南無大師遍照金剛」