2020年9月26日土曜日

「鈴ヶ森(すずがもり 394.7m)」から「第23番札所 薬王寺(薬王寺)」、「後世山(ごせやま 539m)」を偵察して「明神山(みょうじんやま 442m)」、そして四国最東端「かもだ温泉」に入る

 
9月26日(土) 0430起床 (141/92)
天気 曇りのち晴れ
気温 19℃

太平洋に面した「宍喰海岸」が期待した通りの朝を迎える
0510時、まだまだ夜明けの予感は無い、水平線が赤く染まるも朝日はまだ闇の底である

0555時、空を赤から黄色へそして黄金色の染めた瞬間に朝陽が顔pを出す、この一瞬を待っていた


道の駅「宍喰温泉」から5分で「鈴ヶ森(すずがもり 394.7m)」登山口、気合十分です


四国の道と名された道には第何番札所と彫られた石仏が登山道に坐す。擬木の階段と深く抉れた山腹、そして自然石を積んだ階段が上へ上へと伸びる

ヤッコソウの気配は無い、10月から11月と云うから少し早いかもしれない


それでも、椎の木の古木、大木、倒木そして石仏、苔むした石段は、時代を語るに十分である

「鈴ヶ森(すずがもり 394.7m)」山頂は海側が切り開かれ、宍喰の市街から室戸岬が一望である


七ヶ月前に立った室戸岬が海に落ちている。


30㎞北上して「第23番札所 醫王山 薬王寺」、門前町が一体として札所の様相だから心が改まる


堂宇の修繕が行われている、鬼瓦も破風も彫物も従前のまま修繕されるのだろう
繋ぐ意思と技術、繋がれる者の覚悟を見る思いがする
かつて、日本全国どこでも見られたであろう風景が此処には残っている


二つ目の山に登る予定が時間オーバーで偵察に変える
登山口に「後世山(ごせやま 539m)」を「歴史の山」として紹介した案内板が建つ。
目の神様として敬われる「後世神社」の略期は悲しい


峠の登山口には、文化財「旧へんろ道しるべ」が残り、此処まで時代が残る山はそうそう無い


三つ目の山は「明神山(みょうじんさん 442m)」、さらに30㎞北上して山頂直下まで上がっている車道を登りあがる


山頂直下駐車場の鳥居から伸びる石段の参道は見事に掃き清められている
       
山頂さの展望所に「鳴門・淡路」「室戸岬・剣山」の案内表示が立つ


「鳴門・淡路」は目前


「室戸岬」は遥か遠くになった


「剣山」はすぐそこに見える


「和歌山」は紀伊水道を挟んで霞んでいる


四国東端の山から「太平洋」「紀伊水道」「四国の尾根」を見ている
今日の最終目標は、四国東端の温泉「かもだ温泉」である
真正面に紀伊水道と淡路島、紀伊水道を真っ白な大賀貨物船が外洋に向かっている
狙って此処迄走らないと入れない


2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    こちらも朝夕は寒く感じるほと気持ち良くなりました。
    四国もいい天気で、いい山旅ができており順調ですね。ライダーさんも多く、事故なく楽しくお二人で楽しんでください。
    しばらく家篭したブランクは身体に出てませんか?足慣らしと肺ならし、そして心臓ならしが必要です。気をつけて!!

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  2. 時分過ごしやすくなった。国東半島に居た時分とはまたひと季節進んだ気がする。そして巡礼者の姿が至る所で目にするから「四国」を実感している
    お寺さんでは、「二回も三回も回ってみたくなりますよ」と云われ、歩き遍路さんを見ながらそうかも知れないと思います。
    まだまだこれからが本番でしょう。

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