2022年1月31日月曜日

春は此れ、「野蒜」


1月31日(月) 0450起床 (ーーー)
天気 晴れ
気温 0℃

予報で北の風、波の高さ2.0m、ところが見に行くと軽く2.0mを越えて高い波は3.0m~4.0m磯に打ち上がっている。とても近寄れない。



陽が上がり暖かくなり屋敷の土手で野蒜を掘る



野蒜の球根は地下5㎝~10㎝にある、茎の太い野蒜を選んでスコップを地面に深く突き刺し、土を起こして解し球根を取り出す


外の水場で泥を洗い流して前処理する




台所で根を切り落とし表皮を取り除き葉の汚れを綺麗に洗い流し、球根と葉を切り分ける


球根には十字に切り目を入れ、葉は食べやすいように一重二重に結ぶ



沸騰したお湯で球根を2分ほど湯掻き



同様に葉は1分半ほど湯掻く



笊に上げて冷まし



皿に夫々を盛り、酢味噌を添えると出来上がり



とろりとしながら噛み応えのある白い球根、柔らかい葉が酢味噌と絡んで香りが口に拡がる
香りも食感も「旬」、酒を添えないとこの「旬」は完結しない

2022年1月30日日曜日

初卵で煮卵


1月30日(日) 0500起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 5℃

一雨去って北から風が上がって来る、波高し白波が浜を洗う



この波で遊ぶのはサーファー達、二十数人も沖に浮かんで乗る波を選んでいる
この波に乗ればよかったのにと云う大波が砕波する。
波高が最大になる砕波寸前の大波を選択するのは容易ではないらしい。



海を見に行った帰り肥薩おれんじ鉄道薩摩高城駅の上、国道3号沿いに建つ「薩摩高城館」に立ち寄り「中尾養鶏場 たまご初卵  (450円)」を購う



この初卵は36個入りケースに並んでいる。早速12個は半熟に湯掻いて殻を剥く



作るのは煮卵、漬け汁は今回は濃い目にして「肴」仕様である



同時に楢木商店が納入する「鰹の腹皮」を買う
この「鰹の腹皮」は、鱗も腹鰭も綺麗に取り除いて口に入れて障るものは無い



焼いて即頂ける優れものである、楢木商店の若旦那中々やります

2022年1月29日土曜日

蕗の薹味噌を作り一杯やる


1月29日(土) 0530起床 (ーーー)
天気 曇り
気温 6℃ 

何時もより45分遅れの朝旅出発、行きの5㎞では夜は明けない帰りの7㎞地点で明け始め8㎞地点でヘッドライトを消す。第一鯉ポイントで夜が明けて覗くといるいる、十数匹が動くでもなく泳ぐでもなくただじっとして居る。冷たい水の中沈思黙考朝から寄り合いしている。



北からの風で磯を波が洗う潮も干かない、磯遊びは4~5日先のようだ。
今冬磯に足を運んでいないので「ギンバサ」の成長の様子が分からない。大潮で且つ凪と云う条件が無いと磯に近づけない。待つしかない。



口を開いた三株のフキノトウを摘む。残りは7株こっちは天麩羅候補。




刻む




味醂、酒、砂糖で溶いた味噌を炒めた蕗の薹に絡め水分を飛ばす


皿に移すと照り返る、其処で一杯注いでグイッとやり箸で摘まんで一舐めする



至福の一箸である

2022年1月28日金曜日

チビ筍を発見する


1月28日(金) 0410起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 4℃

今朝は西高東低の気圧配置ながら高気圧が北にあるため風は北東から東寄りに吹いている。
東の空は昨日の雨の名残の雲が残る。次第に天気は回復する予報が出ている



0900時には雲が切れ風は陸から沖へ北東の風が吹いている



海上の視界は10㎞内外、山も薄く煙る。靄?黄砂?



充電式チェンソーを手に竹林で試しの伐竹をする
混みあった孟宗竹を2m程の間隔を目途に間引く。間引く孟宗竹が太く且つ高い、そして曲がっているので倒れる方向を見極めるのが難しい。倒れても木の枝や混みあった竹に阻まれて途中で引っ掛かる。根元から2m程で寸切りしつつ引き出しながら一本一本処理をする。
試しの伐竹は午前中で8本処理する、倒す順番を考えながらのんびりやるしかなさそうである。
倒した孟宗竹の枝を下ろしている足元に「チビ筍」を発見する
地表にごく近い地中を這う竹の根からこの時期に出る「チビ筍」である。


成長すると直径が2~3㎝の細い孟宗竹になる。竹林の中に彼方此方立っている。
味わうと云うにはあまりにも小さいが筍の味は一丁前である。

2022年1月27日木曜日

登山靴の手入は口実ではない


1月27日(木) 0400起床 (138/89)
天気 雨のち曇り
気温 6℃

取り敢えずサラダ下さいが毎夕のお願いである。
シンプルイズベストでこれが一番、味塩で頂き飽きたらノンオイル和風ドレッシングに変える
麦酒に良し、酒に良し、焼酎に良し、どの酒にも合うのが実に好い



早起きして着替えて雲の動きを確認すると1時間後には雨が降る。朝散歩は中止、昨夜、気と雲の動きを確認した時点では雨など何処にもなかった、だから雲の動きの確認は欠かせない。
ストーブを焚き暖を取りながら登山靴の手入をする
ブラシで汚れを掻き落とし、登山靴を湿らせたうえで靴クリーナーを擦り込む。



登山靴を水に浸しつつ水が綺麗になる迄靴クリーナーと共に汚れを落とす
結局登山靴は水浸しになる
今日の作業は此処迄、完全に乾くのを待つ。
曇りや雨、低い気温のこの季節の天気では完全に乾くまで何日掛かるか分からない
乾いたら防水処理する




ストーブはガンガン燃えているので「焼き物」を連れに貰う
「ウィンナー」と「メザシ」、そして「キャベツ」


麦酒を貰って昼飲み、登山靴の手入は決して口実ではない 

2022年1月26日水曜日

柔らかな春の陽射しが降り注ぐ


1月26日 (水) 0410起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 2℃

0410時起床、エアコンと湯沸かしポットのスィッチを入れて顔を洗う。お茶を飲みながらネットニュースをチェックしつつテレビの「BS」を見る。出発準備をしていると水戸岡鋭二氏が車両デザインした「JR九州 36+3」が流れる。木曜日ルート(博多―熊本―鹿児島中央)の紹介に我が家の「薩摩高城駅、湯田口海岸」の写真が使われている。川内港から甑島への高速船のデザインも水戸岡鋭二氏なので思わずテレビに釘付けである。鉄道ファンならずとも必見、ネットで検索するべし。
よって出発は0505時、ザックを背負って行きの最期の1㎞を駆けてみる。膝のクッションを利かし小走りする、息は上がらない、バランスも良し、足裏、踝、踵、膝も問題なし。
強度を変えてチェックすると現時点の凡の状態が分かる
天気は曇り、気温は2℃、東の空を雲が厚く覆い朝焼けは無し



その代わり自分のヘッドライトで「花桃」をライトアップする。
ヘッドライトの中心は白く浮かび周りがピンクになるも、此れも好いでは無いか



石垣の上に咲く「寒緋桜」をライトアップする
薄い桃色は写せないが暗闇に浮かぶ「寒緋桜」は凄味がある



0700時帰り着く、汗ビッショリなので総着替えして「赤大根」を下ろし橙を絞り入れ、ピンクの大根下ろしと炬燵に座るとNHK朝ドラ「カムカムエブリボディ」が始まる。急展開するワクワク、ドキドキを見ながらピンクの赤大根下ろしを口に運ぶ。
今日は竹林整理は休止して「令和4年度 市民税・県民税(コム民健康保険税)の申告」の準備に掛かる。
収入の源泉徴収票、不動産所得収支計算書、利用料医療費控除証明書、月別医療費の集計等々、結局午前中一杯掛かっておおよその支度が整う。
一年に一回、我が家の家計を知るいい機会でもある。



天気は何時の間にか回復し太陽が顔を出し気温もぐんぐん上がり春の陽気の15℃である
小菜園のブロッコリーなど銀色に艶々輝いている



水仙は太陽に向かって白と黄色を競う



土筆は今朝の霜からようやく生き返った風で、ずんずん伸びるのはまだ先の様子である




オミクロン株のピークも先行きも見えないが「山食」の開拓はする
軽量且つコンパクト収納可能な「はるさめ」が、満腹感、腹持ち、カロリー等ソーメン、ラーメンの代わりになるか?


朝食、昼食、晩飯、試してみるしかない

2022年1月25日火曜日

蠢き始めている


1月25日(火) 0335起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 10℃

朝散歩時、ヘッドライトを点けて速足で足元を照らして歩く。ヘッドライトの明りの中には季節を知らせる物が必ず浮かび上がる。
今朝最初に浮かんだのは「ヒル」、咄嗟にストックの先端で頭を潰している。山ヒルの記憶が強烈なのでついむきになっている。気温10度になると活動開始か!と山旅の防御センサーが稼働する



次に浮かんだのは「ナメクジ」、同じ色、同じ濡れ具合に身構えたがこっちはナメクジ、センサーは途中で止る。こっちも気温10度で活動を開始するらしい。



次に浮かんだのは「足跡」、「狸か?」「穴熊か?」水路から道路を斜めに横断して田圃に消えている。これ程鮮やかな足跡を見るのは珍しい。



次に浮かんだ白いものは「・・・?」「なんだこれ?」、人が動くと色々な物が落ちている


お昼過ぎ天気が完璧に回復する、青い空に白い梅の花が浮かぶ好い景色



足元には開き始めた「蕗の薹」、味噌か!天麩羅か!嬉しい迷い、悩みである



野山は蠢き始めている

2022年1月24日月曜日

猫が応援に来る


1月24日(月) 0430起床 (ーーー)
天気 雨のち曇り
気温 10℃

おでんの種で一番は「牛すじ」次が「卵」と「蒟蒻」、おでんはこれに尽きると勝手に思い込んでいるので、連れは「牛すじ」のお代わりに呆れた顔をしている



山旅でもスパイク長靴は必須の装備であるが竹林の整理でも大活躍している。そのスパイク長靴が破れて用を成さないので新しいスパイク長靴を購入する。落ち葉が積もった斜面でもしっかり地面をグリップするから安全作業には必須である。



赤大根下ろしに橙を絞り入れたピンク大根下ろしとしっかり味が沁みた煮卵の朝食を食べて新しいスパイク長靴を履いて竹林の整理に出掛ける



新たな区画で作業を再開、倒竹を整理しつつ伐竹も同時にしなければ整理がつかない区画に手古摺る。



其処に猫が応援しますとばかり倒した竹を跨いでやって来る


作業を見守るが如くちょこんと座って頑張ってと言っている風に見える
一匹かと思っていたら離れたところからもう一匹がこちらを見ている
「何やってんだ、君たちは?面白くもない」とでも見ているのか近寄る気配は無い。
猫が応援に来るほど大変な整理作業なのだ



偶にはお寿司を食べたい、沢山は要らない少しで良い
スパイク長靴を買いに行って見かけた握り寿しを買う
この彩りが食欲をそそる



更にもう一品「こはだのバッテラ」、珍しい、旨そう



猫と握り寿司、魚繋がりか?