2022年6月2日木曜日

「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」「赤谷山(あかだにやま 1181m)」に登る


6月2日(木) 0300起床 (ーーー)
天気 曇りのち晴れ
気温 13℃

0400時、島根県鹿足郡吉賀町六日町から国道187号を北上、国道分岐を県道42号へ北東へ走り峠を越えると益田市匹見、県道分岐で右へ林道を8㎞入ると標高970mの「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」「赤谷山(あかだにやま 1181m)」登山口0530時着。
0600時、大神ヶ岳鳥居に一礼して登る、歩行時間は2時間を予定。



「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」「赤谷山(あかだにやま 1181m)」
歩行距離 5.8㎞ 所要時間 4時間06分 総上昇量 407m 移動平均速 3.2㎞(全体平均速 1.4㎞)

0600時 大神ヶ岳鳥居登山口発
0616時 平岩
0624時 山葵天狗社
0626時 潜り岩
0634時 三坂大明神
0645時~0655時 「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」山頂
0730時 展望ピーク
0755時 立岩
0810時~0820時「赤谷山(あかだにやま 1181m)」山頂 
0832時 立岩
0854時 展望ピーク
0930時 「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」山頂分岐 
0935時 三坂大明神
0943時 山葵天狗社
0948時 平岩
1006時 大神ヶ岳鳥居登山口着

鳥居を潜ると即杉の植林地の急坂になる



グイと上がって急斜面を左へ斜上すると天然杉を載せる平岩、案内板が設置してある



この地点から岩混じりの登りとなり連れは手古摺り気味、上がると「山葵天狗社」の小さな社が建っている



更に岩ゴロゴロの急斜面を上がると大岩が凭れ合う「潜り岩」、杉や桧の植林地と岩道、そして社と大岩、奥山にしてかつては女人禁制の霊場そのままである。



さらに上がると岩壁の基部に「三坂大明神」の社が建つ
社の前には1982年(昭和57年)第37回くにびき国体の炬火採火地の石碑が建っている



大岩壁基部を左に回り込むと「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」山頂と「赤谷山(あかだにやま 1181m)」への分岐



右へ山頂に上がると大岩壁の天辺が「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」山頂、この山頂板の先は崖なので大岩壁の天辺に立つ勇気はとても無理。



大岩壁天辺の匹見天然杉(アシオスギ)の写真を一枚撮るだけもヒヤヒヤである。



「赤谷山(あかだにやま 1181m)」へ向かう登山道の両脇には、匹見天然杉の森に巨木が立ち、其処にブナとミズナラが混じる。安蔵寺山のミニ版がここに在る。距離も規模も小さいが森の凄さは変わらない。



稜線を歩いていると突然「立岩」が目に飛び込んでくる



白い大岩壁の岩搭が真っ青な空に映え且つ天然杉を抱く姿は実に美しい
登路はこの岩搭の横を直上する作りでスリル満点である
上り上がった「立岩」から直下が切れ落ちて一望、スリルどころじゃない、危険を感じる



「立岩」を越すと「赤谷山(あかだにやま 1181m)」との鞍部はブナの林、小さな鞍部は大木に小径木混じりの林が綺麗である。



急な岩場を三点支持で上がりきると「赤谷山(あかだにやま 1181m)」山頂


南から西が伐り開かれて大展望が広がる
南に手前「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」その奥に「寂地山(じゃくじさん 1337m)」



西に「安蔵寺山(あぞうじやま 1263m)」



そして「青野山(あおのやま 908m)」、西中国山地の山は広く深い



帰りの展望ピークから眺める「大神ヶ岳(だいじんがたけ 1177m)」山頂を取り巻く山々は、大きく深く広いクマが出るのは当たり前である。



大ブナが立つ登山道 



匹見天然杉(アシオスギ)の巨木が立つ登山道



五本立ちの天然杉が岩を抱える登山道



そして「赤松」「匹見天然杉」「檜」が並び立っても不思議では無い登山道



余りの山の美しさに歩行時間は倍の4時間06分、だから登ってみないと分からない

2 件のコメント:

  1. ぬの にんに2022年6月6日 7:12

    おはようございます。
    一気に風景が岩峰に変わりました。
    綺麗な山ですね。中国山脈も奥が深いですね。スキー場があるような山もあるわけですから、日本海から山脈から瀬戸内と気候は全然違うので中国地方も奥が深いですね。
    食べ物が出てこないですが、日本酒三昧でしょうか?島根、山口、鳥取と日本酒王国。
    楽しみなことでしょう。

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  2. 山が深く広い、此処迄の奥深さがあるとは登ってみないと分からない。雪も降る半端なく積もる、山の木もでかい。東北北陸の山とはまた趣が違う。結構人里近いにも拘らず、そして山頂から右は日本海、左は瀬戸内海が見えるのも拘わらず奥の深さがある。

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